英国語学研修派遣のためのSSH発音講座 つづき

英国でのオリンピックが終わりました。
その間、英国語学研修生は、どんな日々を送っていたのでしょう？
帰国後の話が楽しみです。

さて随分前の話ですが、先月のSSH発音講座について再度書きます。
講座の最終日に、みなさんから感想や要望などを一人一人から聞くことができました。
「発音が良くなって会話に自信がもてるようになった」「みんなと大きな声で発音練習をして仲良くなれて、自分の性格が変わった」など嬉しい感想やテキストに関して色々な要望もあったので、これからの講座に生かして行きたいとおもいました。

私としての反省は色々ありますが、次回までに解決すべき事としては、母音のナンバーと辞書で使われている発音記号をどう結びつけるかです。
ナンバーを使うメリットは大きいのですが、今回の様な短期の講座となると、じっくりナンバーを教える事ができません。
でも、ナンバーを使って教える必要があるので、それらと発音記号を短期間で結びつけなければ、実際にこれから生徒達は発音記号をみてもどう発音していいか、戸惑うことになります。今回はそこのところが不十分だった気がします。
次回までに、この問題を解決する方法を考え、見つけより良い講座を目指したいです。

来月には、高校名物の運動会があります。私たちの頃は命がけ（冗談ではなく本当なんです。救急車が待機していましたから。今では考えられませんが）で競技に挑みました。
観戦にいくつもりなので、その時、生徒達と再会するのが楽しみです。

英国語学研修派遣のためのSSH発音講座

今月7月14日から20日まで、5回連続の発音講座を行いました。
生徒は大学生3名、高校生16名の計19名。
補助テキストと練習問題をセットにしたものを手作りし、それを使って、徹底的に発音の方法と発声、単語、文章の読みをしました。
初めは声がなかなか出なかったり、舌や唇が思う様に動かなかったりと苦戦しましたが、
次第に出来る様になり、全員が声を揃えての音読は気持ちのいいものでした。
最終日は5つのグループに分けて、課題の発表をしました。
各グループの個性の出た楽しい発表になりました。
短期間の講座なので、まだまだ発音の練習や、舌・唇のトレーニングは必要ですが、
最終日に全員が、「発音が良くなって自信が持てるようになった」とのコメントは嬉しかったです。
みんな可愛くて素敵な生徒でした。最終日の卒業式の答辞もどきの感謝の言葉は、思ってもいなかったので、感激！　本当に嬉しかったです。
こっそり練習していたんだね。ありがとう。

若者たちがドンドン海外に出て、貴重な経験を積み、失敗しながらもそれを踏み台にして成長し、自身の為、自国の為に、思う存分力が発揮できたら、こんな素晴らしい事はありません。

それには、英語が不可欠。自信を持って発言し、相手にストレスを与えることなく会話できたなら、世界は一段と広がり、人生は豊かで面白いものとなるでしょう。
そのために少しでも力になれたら、私は幸せです。

補助テキスト

先月上旬から長くブログを書いていませんでした。

実は母が脳梗塞で緊急入院となり、ずっとそちらに係りっきりだったのです。そちらが少し落ち着いて来たと思ったら、今度は私が中指の関節を６針縫う怪我をしてしまい、何もできないでいました。全治１．５か月です。まだ痛みがあり、生活も不自由ですが、やれることから少しづつ再開しています。

昨年秋から今年の冬にかけて高校生を教えましたが、短時間で教えるには補助テキストが必要と感じ、制作していました。色々なことが重なり、頓挫していましたが、再開し、やっと基礎編がもう少しで終わるところまで来ました。
ガイドブックをコンパクトに高校生向きに書き換え、更にガイドブックにはない内容も付け加えました。実際にクラスで使い、より良いものにしていくつもりです。
また、ルールを一つの表で分かるものが欲しいとのリクエストがあったので、補助テキストが終わったら、そちらに取り掛かる予定です。
練習問題も必要で、そちらも作る予定ですので、忙しくなりますが、楽しく仕事をしています。