キューバのアニメ界の大御所、ファン・パドロンが24日早朝に入院先の病院で亡くなりました。
享年73歳。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
キューバを代表するアニメ、「エルピディオ」シリーズの主人公、独立戦争で活躍したエルピディオ・バルデス隊長は、キューバの子供だけでなく大人にも愛されたキャラクター。
また、『ハバナのバンパイア』は、ラテンアメリカやスペインでも人気を博し、米国でも上映されました。
「マファルダ」で有名なキノ(アルゼンチン)ともコラボし、「マファルダ」のアニメ化のほか、『キノスコピオ』を製作。
キノスコピオ
なんと、日本とも浅からぬ縁がありました。
彼自身、サムライ映画の大ファンで、「エルピディオ・バルデス」の最初の登場も、彼が描いていた漫画のなかの日本だったのです!
キューバの大衆文化における彼の存在については、もっと読み込んで新たな記事を書いてみたいと思いますが、それまでは以下の記事を読み返していただき、氏の業績を偲んでいたければ幸いです。
★ファン・パドロンの友人、マリオ・ピエドラ教授の寄稿
☆その他
最後に、息子のイアンさん紹介の画像(15分):パドロン作品のコラージュとパドロン氏の映像