Micro of Def Tech『“HANA唄”』

Def TechのMicroが自ら設立したレーベルより放つ、ソロ・デビュー・シングル。Def Techの流れを汲むピースフルなレゲエ・チューンだが、より「唄」を重視した仕上がり。
トータル500万枚以上のセールスを誇るDef TechのMicroが遂にソロ活動を開始。自身のレーベル「PRIMARY COLOR RECORDZ」を設立し、エグゼクティブ・プロデューサーとしてSpontania、SAKURAといった優れたアーティストを世に送り出し、伊藤由奈 with Micro of Def Techの名義で『Mahaloha』のリリースと、精力的な活動を展開。一方Shenは、RIZEのJESSE等とヒップホップ・クルーE.D.Oとして『You Don't Know』、ハワイアン・アーティストO-SHENとのコラボ曲『Pacific U-N-I-T-Y』をリリースしたりしてますね。解散の危機が噂され、Shenの結婚パーティでMicroが「Def Techは解散しない」と宣言したそうですが、どうなんでしょう。名前からもMicroはDef Techにこだわってそう。Def Techの楽曲『My Way』へのアンサー・ソングでもある今作は、音楽を始めた原点を大切にしながらも、Def Techのジャワイアンレゲエとは一味違った新しいスタイルへ挑戦。優しく包み込むギターサウンドに、軽快でフラットなMicroの歌声が心地いいミディアムナンバー。
カップリング『Why not? with 名取香り』はモデル出身のシンガー、名取香りとのデュエット・ナンバー。名取香りの艶っぽいヴォーカルがいい感じで絡む、大人の切ないラブソングに仕上がってます。名取香りは、好きなアーティストなので嬉しい。3曲目『海からいつ戻る』は、沢尻エリカが出演しているSony Ericssonウォークマン・ケータイ「W52S」CMソング。ダークな感じの民族音楽っぽいサウンドとヴォーカルが新鮮なナンバー。迫力のあるエチゾチックなコーラスワークに圧倒されます。カップリングもオススメです。
8/8には1stソロアルバム『Laid Back』がリリース予定。試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~8/31)
RYUKYUDISKO『ナサキ feat.MONGOL800』

沖縄発双子テクノバンド、RYUKYUDISKOの3ヵ月連続リリースシングルの第2弾。同じ沖縄県出身のMONGOL800とのコラボで、琉球弁で「なさけ」という意味を持つ、ストレートかつダンサブルなメッセージ・ソングとなっている。
前作『NICE DAY feat.BEAT CRUSADERS』に続く、レンジのNAOTOの実兄でもある双子テクノバンド、RYUKYUDISKOの2ndシングル。今作は同じ沖縄出身のロックバンド、モンパチことMONGOL800をフィーチャリングした、アッパーでメロディアスなダンスロックチューン。前作同様に爽快なビードが立った、テクノもロックも飲み込んだパーティチューンに仕上がってます。沖縄色がいい味出してます。エフェクトがかかったヴォーカルもカッコいい。
カップリングは、以前からDJでもPLAYしている90年代にPaul Wellerがシタールを弾いてカヴァーし、クラブヒットを記録したThe Dave Pike Setのカヴァー『Mathar(Okinawan Vibes)』と、前作のお面貴公子、ビークルを迎えた第1弾シングルをFantastic Plastic Machineの田中さんがリミックスした『NICE DAY feat.BEAT CRUSADERS(FPM PUNKALATINA MIX)』を収録。 FPMのリミックスはさすがという感じで、聴きごたえがありますよ。第3弾シングル『夢のFUTURE feat.KOTOMI』は8/1リリース予定。
試聴はコチラです。
TRIPLE-P vs アントニオ猪木『道』

アントニオ猪木の詩「道」をもとに、TRIPLE-Pが曲と詞を付け加えたコラボレーション・シングル。思わず踊り出したくなるようなハイテンションな楽曲は、耳なじみもよく親しみやすい。アントニオ猪木も歌で参加。
今年の1月にDAVIDが脱退し、ALICE、SHUNの男女ユニットとなった沖縄出身TRIPLE-Pの3rdシングル。今作は、なんとあのアントニオ猪木とのコラボ。知らない間に2人になってたんですね。K-1にも参戦した格闘家だったDAVIDがいなくって、猪木って微妙だな。あの有名な詩を取り入れたアッパーなポップナンバーになってます。南国風のトラックに乗るファンキーなラップが印象的。お決まりの「1・2・3 ダー!」や猪木による朗読もあります。
試聴&PVフル視聴はコチラです。
アンジェラ・アキ『たしかに』

KDDI「au LISMO」CMソング。シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの2007年第3弾シングル。「頑張っている人への応援歌」と自らが語るとおり、勇気を与えてくれる温かなサマー・ポップ・チューンに仕上がっている。
5/23にリリースされたラブバラード『孤独のカケラ』に次ぐニューシングルは、アンジェラのシングルの中でも最もアップテンポな、夏らしいポップチューン。本人出演のCMソングとしてお馴染みですね。「つらいとき、周りにある大切な人やものに気づくことが大事」という想いを「たしかに愛はある」というフレーズに託した、何かを頑張っている人への応援ソングになっています。明るくて元気が出る「♪ラララ…」とかサビのキャッチーなメロディに心が弾むんですが、実は「♪睡眠不足の疲れた身体をむりやり布団から引きずり出して 鏡の前では抜け殻の顔に化粧と共に塗り付ける笑顔」とかリアルでヘヴィな歌詞だったりします。共感できて希望が持てる曲になってますね。
カップリング『たしかに-piano version-』は、ピアノの弾き語りバージョンで、跳ねるピアノが心地いい。前作に続いて、カップリングにボリュームがないのは残念。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~7/25)
MEGARYU『ジェット気流』

1 最強プレイス~今こそ築け~
2 春夏秋冬LOVE
3 WAY
4 電光石火のごとく
5 STAR
6 STAND UP
7 ROOTS
8 奪い去りたい
9 アツアツで居て欲しい
10 タフなハート
11 友よ
12 もっと自由に
13 MUSICAL POWER
14 いつも二人で
ダンスホール・レゲエ・デュオ、MEGARYUの3rdアルバム。ジェリー・ハリス率いるジャマイカNO.1バンドとのセッション録音で生み出されたシングル曲『ROOTS』などが収録されている。
美しく歌い上げるRYU REXのボーカルと、MEGA HORNの野太いメガトン級Dee Jayが絡む、絶妙のコンビネーションを武器に日本のレゲエシーンに旋風を巻き起こしているレゲエユニット、MEGARYUのニューアルバム。横浜ゴム「ECOタイヤDNA」のCMソングに起用された『Day by Day』が話題を呼び、2006年7月にリリースされた2ndアルバム『我流旋風』がオリコンチャート1位を獲得してから1年。遂に完成した今作はアッパーなダンスホールチューンから、哀愁系バラードナンバーまで、聴き応えたっぷりのレゲエチューン全14曲を収録。ライブ会場の熱気を歌ったM1から始まり、心温まるラブソングM2、メロディアスに自分の道を力強く歌ったM3、リード曲となる熱い現場チューンM4、メロウチューンM5、シングルにもなった誰にでもある故郷の風景や思い出を綴ったNYでレコーディングを行なった渾身のナンバーM7、ビート立ったトラックが印象的な哀愁溢れるダンスホールナンバーM8、台詞が入ったユニークなM9、友人への感謝の気持ちを歌ったバラードM11、ギターの音色が心地いい爽やかな応援歌ソングM12、今までにないピコピコしたサウンドが印象的なM13、ストレートで可愛いラブソングM14で幕を閉じます。PANGとのコラボ曲『きずな』も良かったし、女性とのコラボ曲とかもあれば良かったのに。そういや、ブレイク前の倖田來未とコラボしたりしてましたね。聴き込むと、益々味が出そうなアルバムになってます。
試聴はコチラです。Yahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~8/11)
エナメル・ブラザーズ『She's My Girl』

鈴木雅之と黒沢薫(ゴスペラーズ)からなるソウル・デュオ、エナメル・ブラザーズのデビュー・シングル。TAKE(Skoop On Somebody)と村上てつや(ゴスペラーズ)のユニット、「武田哲也」による武田鉄矢のカヴァー曲も収録。
2006年夏のソウルの祭典「SOUL POWER」でオープニングアクトとして登場したエナメル・ブラザーズ(鈴木雅之+黒沢薫 from ゴスペラーズ)と、新たに結成されたユニット、武田哲也(TAKE from Skoop On Somebody+村上てつや from ゴスペラーズ)が待望のデビュー。黒沢薫作曲・松尾潔作詞の今作は、キラメキに溢れる夏にピッタリのご機嫌なポップナンバー。高い音と低い声との対比が素敵です。
カップリング『モテるのもラクじゃない(Want More Love)』は、松尾潔作詞でオリジナルラヴの田島貴男さんが作曲&編曲、さらにギターも担当しています。ファンキーな雄叫びが始まり、キラキラしたトラックに、二人の渋い歌声がいい感じ。歌詞が面白い。やっぱり、カレーが好きなんですね。さらに、裏ジャケとなってる武田哲也による、海援隊の名曲『母に捧げるバラード』のカヴァーを収録。補作詞がダンス☆マン、村上てつやが担当し、歌詞が原曲とはぜんぜん違いますね。ほとんどが台詞で、遊び心に溢れてます(笑)TAKEさんのオカンコント「あんたのオトンはな JBや!」のくだりには笑いました。かなりソウルフルです。本気と遊び心が絶妙に入り混じった大人のソウルミュージックが満載。
試聴はコチラです。
シド『夏恋』

テレビ朝日系「すくいず!」EDテーマ。インディ時代から絶大な人気を得ている4人組ビジュアル系バンド、シドのニューシングル。前作『smile / ハナビラ』からさらなる飛躍を遂げた、完成度の高い仕上がり。
日本武道館で行なわれたワンマン公演を大成功に収め、アルバム『play』がオリコントップ10入りを果たすなど、飛ぶ鳥を打ち落とす勢いのシドの2007年第2弾シングル。今作は、疾走感に満ちたロック・サウンドに乗せ、恋の始まりの微妙な心情をリアルに綴った、爽快で夏らしいダンスチューンに仕上がってます。ちょっと女々しい歌い方が気になります。
カップリング『プロポーズ』は、一転してハードでゴリゴリのロックサウンドを轟かせるラウドなナンバー。ちょっと歌謡曲っぽい。
試聴はコチラです。ORICON STYLEやYahoo!動画でPVフル視聴できます。(~8/12)GyaO 音楽からも。(~7/22)
スキマスイッチ『マリンスノウ』

明治製菓「アーモンドチョコレート」CMソング。記念すべき10枚目となるシングルは、心を揺さぶる澄んだ歌声と、至福のメロディが絶妙なバランスで迫り来る。これぞスキマスイッチといったサウンドが展開され、一瞬にして彼らの世界へと導いてくれる。
10月からは初のアリーナ全国ツアーも決定したスキマスイッチの前作『アカツキの詩』に続く、8ヵ月ぶりとなる待望のニューシングル。宮里藍をはじめ宮里三兄弟が顔を揃えたCMソングでお馴染みの今作は、愛する人を失ったやるせない喪失感を、スキマらしい素直さと切なさで綴った幻想的なミディアム・バラード。マリンスノウとは、海洋学術用語で、実は屍のこと。深海に沈むプランクトンの死骸が雪みたいに見えるもので、失恋の複雑な心情を海底の仄暗い光景と重ねてうまく描いた歌詞がストレートに届きます。切なくも美しいメロディと心の奥まで響く歌声と絶妙なアレンジによる、「♪想い出の重さで 泳げない」のフレーズが沁みる感動的なナンバーに仕上がってます。
カップリング『回想目盛』は、書き下ろしの新曲で「オロナミンC presents キモチスイッチプロジェクト」応援ソング。カントリー調で元気になれる軽快なナンバー。彼女と暮らした部屋を引っ越していく時の心情を描いた歌詞が印象的。一応失恋ソングだけど、タイトル曲と違ってカラッとしてますね。恒例となってるインストは、リコーダーの音色が懐かしい『ノウムの調べ(INSTRUMENTAL)』を収録。
8/1には5周年に突入したスキマスイッチの初のベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』がリリース予定。試聴はコチラです。Yahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~9/10)GyaO 音楽からも。(~7/29)
FAYRAY『ゼロ』

TBSテレビ系ドラマ「マイフェアボーイ」主題歌。ニューヨークに活動の拠点を移したFAYRAYのニューシングル。前を向いて生きていく大切さが伝わるミディアム・ナンバー。
NHK朝ドラ主題歌だった『ひとりよりふたり』に続く、約10ヶ月ぶりのシングル。昼ドラの主題歌となる今作は、タッグを組んで3年目になるダギー・バウン(元 ラウンジ・リザーズ)との共同プロデュースによる、ドラマティックなナンバー。60年代、70年代のフォークロックの温かさと、現代性が見事にブレンドされた伸びやかに優しく広がっていくようなミディアムナンバーに仕上がってます。ピアノの音色が美しく、だんだん加わってくる音が浮遊感があって心地いい。今作品もニューヨークの新しい音楽の発信地、イーストビレッジのスタジオで、個性派セッションマンを集めて行われたそうです。
カップリングは恒例になりつつあるカヴァー企画。モータウンの女性コーラス・グループ、The Marvelettes(マーベレッツ)のカヴァーで、コーラスワークが綺麗な『Forever』を収録。極上のピアノサウンド、そして艶を増したFAYRAYの歌声に聞き惚れる、大人の1枚になってます。
試聴はコチラです。
追記:Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~8/17)
徳永英明『恋におちて-Fall in Love-』

女性ヴォーカルのナンバーをカヴァーしたアルバム『VOCALIST 3』からの先行シングル。小林明子が歌う原曲にも引けを取らない、エレガントで味わい深い響きを聴かせている。
大好評のVOCALISTシリーズですが、私の母も2枚共かなり気に入ってるようです。85年のドラマ「金曜日の妻たちへパート3 恋におちて」主題歌だった曲のカヴァー。今作は、非常に女性っぽい歌声というか、まるで小林明子が歌ってるように自然と聴けました。ピッタリとハマるのがすごいですよね。2番の英語詞がいい感じです。美しいアレンジも素敵。
カップリング『わかれうた』は、77年リリースの中島みゆきのカヴァー。中島みゆきの曲は今までに歌ってましたけど、だるい感じの歌い方と間奏のロックなアレンジが印象的。そして、REIRA starring YUNA ITO名義でリリースした伊藤由奈のデビュー曲である『ENDLESS STORY』のカヴァーを収録。けっこう最近なので、取っ付きやすいけど、アレンジがイマイチかな。サビの高音の伸びが心地よくて、噛み締めるように優しく歌い上げてます。ドラマティックな仕上がり。
8/15に『VOCALIST 3』がリリース予定。試聴はコチラです。