邦楽新曲レビュー -81ページ目

風味堂『サヨナラの向こう側』

サヨナラの向こう側
テレビ朝日系ドラマ「警視庁捜査ファイル さくら署の女たち」主題歌。ピアノをメインとした新感覚のポップ・サウンドを奏でる風味堂。『手をつないだら』『カラダとカラダ』に続く「恋空三部作」最終章となる本シングルは、プロデューサーに亀田誠治を迎えた珠玉のバラード。
3ピース、しかもギターレスという編成ながらも、豊かでバラエティに富んだ音楽を聴かせてくれる、風味堂。「恋をしたらいろんな空が見えた。」をテーマにした、シングル3ヵ月連続リリースの「恋空(こいぞら)三部作」のラストを飾る作品。泣きたいほど温かい「ひとりぼっちの空」に響く珠玉のミディアム・ポップ・ナンバー。恋の終わりを前に揺れる想いを、力強くも優しいピアノと繊細なストリングスにのせて切々と歌い上げています。別れの曲ですが、風味堂の持ち味である温かいラブソングになっていますね。
カップリングは、微笑ましい歌詞が印象的なラブソングで、小気味好いポップナンバー『Sweet Home』、ライブの臨場感が伝わる私も好きなハイテンションナンバー『クラクション・ラヴーONIISAN MOTTO GANBATTEー(From 鍵盤エクスタシーVol.3)』を収録。
試聴はコチラです。恋空三部作のPVフル視聴(期間限定)はスペシャルサイトで。Yahoo!動画の特集(~10/31)やGyaO 音楽からも。(~9/16)

mihimaru GT『俄然Yeah!』

俄然Yeah!
ダリヤ 「パルティ」’07夏篇CMソング。ベスト・アルバムを経てリリースされる通算14枚目となるシングル。hirokoの意気の良いヴォーカルが響きわたるサマー・ポップ・チューンで、miyakeの切れ味鋭いサウンド・メイクも映えている。
ベスト・アルバム『THE BEST of mihimaru GT』がチャートで初の1位を獲得したmihimaru GT。第二章の幕開けとも言える今作は、自身が出演する「パルティ」CMソング以外にも日本テレビ系「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」8月度OPテーマ、「music.jp」CMソング、日本テレビ系「スッキリ!!」8月度EDテーマと多数のタイアップ付き。憂鬱な毎日を元気な気分にしてくれる、超ポジティブチューン。「♪ブルーな日も ほらchange!」と励まされる、mihimaruらしいテンション高めのアゲアゲなナンバーに仕上がってます。タイトルがちょっとアホっぽいのが、気に入らないです。
カップリング『ビバケーション』は、フジテレビ系「めざまし土曜日」テーマソング。タイトルのイメージ通り、夏を満喫したくなる爽快なアップナンバーになっています。miyakeさんのラップがいい感じ。 『Together』はエスコートカード「美容室篇」CMソング。心地いいメロディのラブバラード。ひと昔前のmihimaruっぽいです。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/7)GyaO 音楽からも。(~8/20)

小田和正『こころ』

こころ
フジテレビ系ドラマ「ファースト・キス」の主題歌。小田和正の2007年第2弾シングル。初恋を思い起こさせるスウィートでメロウな詞を、ミディアム・テンポで耳なじみの良いメロディに乗せた、彼ならではのラブ・ソング。
小田和正が月9主題歌を手がけるのは、「東京ラブストーリー」での『ラブ・ストーリーは突然に』以来、約16年ぶりとなる注目作品。ドラマはまったく面白くないので、見てないです。ストリングスを用いた美しいメロディが印象的なミディアムナンバー。コーラスには元スタレビの光田健一氏と松たか子が参加してます。優しい歌声で歌い上げた、愛する思いをストレートに綴った爽やかな曲です。
カップリングは、「LOOKING BACK」シリーズとしてオフコースの初期の名曲のセルフカヴァー『ワインの匂い』を収録。古臭さは、ぜんぜん感じないです。オフコースと比べるとキーが低いのか、いい意味で暗い雰囲気がします。
試聴はコチラです。GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~9/16)

the pillows『Ladybird girl』

Lady Bird Girl
エイベックス移籍第2弾シングル。爽やかなギター・サウンドが心地良いラヴ・ソングに仕上がっており、純真な愛を綴ったリリックとのコントラストは華麗そのもの。
今年5月リリースのアルバム『Wake up! Wake up! Wake up!』に続く、約4か月ぶりのニューシングル。今作は、軽やかリズムに疾走感溢れるキラキラしたギター・サウンドが絡むロック・チューン。パキッとした曲調に、心くすぐるキュートで胸キュンなラブソング。思いを寄せる女の子に会いたいという気持ちをストレートに綴った歌詞をポップなメロディに乗せて伝えています。「ポップ・ロック・モンスター」の名に相応しい、バンドのポップ・センスが濃縮されてますね。「テントウ虫ガール」も可愛い。めっちゃ、好きです。
カップリング『And Hello!』は、力の抜け具合のいいミディアム・ロック・チューン。気怠いサウンドと象徴的な歌詞がいい感じです。
試聴はコチラです。GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~8/19)

愛内里菜『Mint』

Mint
日本テレビ系「スーパーチャンプル」8月EDテーマ。通算24枚目となるシングルは、忙しい毎日の中でも好きな人を大切にしたい、という女心をミントの香りになぞらえたアップ・チューン。ワクワクするリズムと爽快感あふれるトラックが、夏の恋を盛り上げてくれる。
愛内里菜&三枝夕夏名義によるリリースはあったものの、ソロでは8ヵ月ぶりとなるニューシングル。今作は、頑張っている女性への応援歌ソング。心弾むトラックに乗せて、恋と仕事を両立させたいと願っている女性の気持ちを歌った、清々しい爽やかなポップチューン。パンチの効いた歌声とラブリーなコーラスワークが印象的な、夏らしいナンバーになっています。
カップリングは、銀杏並木の道がイエロー・カーペットとなり幸せへと繋がっていく情景を描いたパッピーなロックナンバー『yellow carpet』、心地いい歌声が前面に出たリミックス『Mint -japanative cruise mix-』を収録。
試聴はコチラです。GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~9/16)Yahoo!動画のコチラでも。(~9/1)

ザ・クロマニヨンズ『ギリギリガガンガン』

ギリギリガガンガン(初回生産限定盤)(DVD付)
映画「ワルボロ」の主題歌。ザ・クロマニヨンズの3rdシングル。ソリッドなギター・プレイやストレートなヴォーカル・パフォーマンスなど、あふれんばかりのロック・サウンドが展開されている。
松田翔太、新垣結衣ら出演のゲッツ板谷の自伝的小説が原作の青春不良映画の主題歌で、ファンクラブの会報にメンバーの真島昌利が「ワルボロ」原作本を紹介したのを、原作者のゲッツ板谷が知ったのがオファーのきっかけだそうです。マーシー作詞・作曲の疾走感溢れる、彼らの真骨頂であるロックンロールをふんだんに盛り込んだナンバー。巻き舌っぶりが、意外と癖になりますね。
カップリングは、ゆるいノリで展開する「♪マナティ マナティ」のリフレインが耳に残る『マナティ』、「♪おかず ふりかけ」という歌詞がぶっ飛んだパンクナンバー『笹塚夜定食』を収録。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/30)GyaO 音楽からも。(~9/16)

槇原敬之『GREEN DAYS』

GREEN DAYS
フジテレビ系ドラマ「牛に願いを Love&Farm」主題歌/TOYOTA「ラクティス」CMソング。槇原敬之のエイベックス移籍後第1弾となるシングル。ポジティヴなポップ・チューンに仕上がっている。
約1年6ヵ月ぶりとなる、槇原敬之のニューシングル。相武紗季、香里奈、玉山鉄二、小出恵介、戸田恵梨香、中田敦彦ら出演のドラマ主題歌として書き下ろされた楽曲。「青春」という言葉をキーワードにした、前向きで聴く人に勇気を与えてくれるマッキー節全開の珠玉のポップナンバー。緑の牧場を舞台にした青春ドラマと、マッキーの真っ直ぐな歌声がリンクした、清々しい草原が思い浮かぶ青春ソングですね。昔のマッキーを思い出す曲調で、変わらない優しい歌声が懐かしい気分にもなります。
カップリング『どんなときも。'07』は、新垣結衣の出演するNTT東日本企業広告CMソング。91年にリリースされ200万枚に迫る大ヒットした曲の2007年ニューバージョン。16年の時間を経て甦った名曲は、シンセ音がアクセントになってて、不思議な浮遊感がなかなか良かったです。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPV2分視聴できます。(~9/9)GyaO 音楽からも。(~8/19)
今回から8/15以降のリリース曲になります。

しおり『Heart Flower』

Heart Flower
TBSテレビ系「世界・ふしぎ発見!」EDテーマ。沖縄県出身のシンガー・ソングライター、しおりの全国デビューとなるシングル。沖縄で幅広い世代から支持を受けている彼女の、まっすぐで力強いヴォーカルが存分に味わえる。
地元・沖縄で「沖縄伊藤園さんぴん花茶」のCMソングに起用され、注目を集める19才のシンガーソングライター、しおりの全国デビューシングル。今作は、美しいメロディと強いメッセージを、ストレートな歌声で伝える珠玉のバラードナンバー。何かを始める全ての人へ、太陽に向かってまっすぐ伸びる花のようにと力強く綴った歌詞が印象的。「真っ白な心の花に 色をつけよう」をキャッチ・コピーに、聴く者の心を優しく包み込むような歌声が響きます。
カップリング『約束』は、デビューのきっかけとなった地元の「人権ラブソングコンテスト」でグランプリを受賞したバラードの秀作。シンプルなピアノに、繊細で美しい歌声が映えます。
試聴&PVフル視聴はレーベルのコチラです。GyaO 音楽からもPVフル視聴できます。(~9/16)
追記:Yahoo!動画のコチラも。(~10/16)

UNCHAIN『rejoice』

rejoice
1 Sing Out Love
2 I'll Remember
3 Precious
4 Summer Groovin'
5 Last Piece
4人組ロック・バンド、UNCHAINのメジャー2ndミニアルバム。小気味良いビートとヴォーカル・谷川のシャウトが絶妙に絡み合ったナンバーで、斬新な音楽センスを備えた彼らの実力が遺憾なく発揮されている。
京都府京丹後市出身、ソウルフルなボーカルと綿密に練られたサウンドで、日本人離れした灼熱のダンス・グルーブを生み出すUNCHAIN (アンチェイン)。スマッシュヒットとなった前作『departure』から6ヶ月ぶりとなる、よりポップさを増した4thミニアルバム。ライブで見ましたが、前の3人はけっこう背が小ちゃいのに、音が鳴った途端に大きく感じました。オープニングを飾るM1は、優しいものに包み込まれるような壮大でポップな1曲。「起承転結」の構成が楽しいM2、リード曲となる一瞬の大切さをストレートに歌ったグルーヴ感のあるソウルでジャジーなギターが心地いいM3、コーラスワークが印象的でラテンなサマーチューンM4、メロディアスなミッドナンバーM5と夏にぴったりのアルバムになっています。個人的には前作の方が好きです。
試聴はコチラです。オフィシャルYahoo!動画でPVフル視聴できます。(~9/9)GyaO 音楽からも。(~8/12)

いきものがかり『夏空グラフィティ/青春ライン』

夏空グラフィティ/青春ライン
6作目となるシングルは両A面仕様。「アクエリアス ビタミンガード」のCMソング『夏空グラフィティ』とTBS系アニメ「おおきく振りかぶって」OPテーマに起用された『青春ライン』を収録。
1stアルバム『桜咲く街物語』が20万枚のヒットとなった泣き笑いせつなポップ3人組、いきものがたりの両A面シングル。『夏空グラフィティ』は、瑞々しいヴォーカルが魅力のいきものがかり流サマー・ポップ・チューン。眩しい夏を過ごす全ての人に贈る、歌詞もサウンドも真っ直ぐに突き抜けたナンバーに仕上がってます。思わず海に行きたくなるような爽やかなPVは、初の海外ロケとなるサイパンでの撮影らしいです。
『青春ライン』は、アニメの世界観ともしっかりとリンクする、タイトル通り青春感溢れる歌詞と普遍的なメロディと情緒的な歌声が印象的。切なくも力強い、もうひとつのサマー・ポップ・チューンです。カップリング『蒼い舟』は、音源化の声が多く寄せられたインディーズ時代の未発表の名曲になります。得意のハーモニカに情緒を感じる、爽快なポップナンバーです。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~9/7)