邦楽新曲レビュー -5ページ目

Base Ball Bear『神々LOOKS YOU』

神々LOOKS YOU
映画「鴨川ホルモー」主題歌。平均年齢若干23歳ながら、音楽性が高く評価されているBase Ball Bearによる2009年第2弾となるシングル。爽やかなメロディの上に伸びやかな歌声を乗せたロック・ナンバー。
男女のツイン・ヴォーカルで人気急上昇中の4人組バンド、ベボベことBase Ball Bearの2009年第2弾シングル。前作のダンスロックチューン『LOVE MATHEMATICS』から一転して、ポップど真ん中の爽快なギターロックチューン。歌謡曲の要素もありつつ正統派な感じが意外でしたが、ダサい造語タイトルがベボベらしい(笑)ジャケの小出くんもインパクトありますね。少年のイノセンスな感情が弾ける「♪神様になったら どうする~」という歌詞が耳に残ります。関ちゃんのコーラスが清々しい。「鴨川ホルモー」は、フジテレビ系にてドラマ化された「鹿男あをによし」が直木賞最終候補にもなった万城目学(まきめまなぶ)原作の映画化。地元が舞台なので、気になってます。
カップリングは、ナンバーガールを彷彿とするソリッドなバンドサウンドが印象的なイメクラ・ロックナンバー『image club』、ベボベ得意の甘酸っぱい青さが眩しいギターサウンドが弾ける『BOYS MAY CRY』を収録。カップリングもオススメ。やっぱり、ホリくんのドラムが好きです。CD-EXTRA仕様で昨年9月に行われた渋谷C.C.Lemon Hallワンマンのライブ映像も収録。2009年第3弾シングルは、北乃きい、林遺都が出演している資生堂「SEA BREEZE」CMソング『BREEEEZE GIRL』 を6/24にリリース予定。人気アニメ「銀魂」のタイアップも決定してます。毎年参加している若若は今年はないのが残念。
特設サイトでPVフル視聴できます。(~未定)試聴はコチラです。4/15リリース。

白石乃梨『norizm』

norizm
1 again
2 Fighter feat. SPOCK (NORTH COAST BAD BOYZ)
3 Technic
4 LIKE ME
5 どうしてこんなに
6 SET UP-Album Mix-
7 again-Remix-
8 STEP UP-Remix-
人気ファッション誌「小悪魔ageha」のモデルやダンサーとしても活躍するシンガー・ソングライター、白石乃梨の1stミニ・アルバム。クールかつキュートなヴォーカルを活かしたナンバーが味わえる。
作詞・作曲のみならずダンスの振り付けからファッションまでを自己プロデュースするage嬢の「のりりん」こと白石乃梨(しらいし のり)。白石桔梗(しらいし ききょう)から改名しての第2弾ですね。2ndシングルで和テイストのダンスチューンM1、北海道HIP HOPシーンの雄、NORTH COAST BAD BOYZからSPOCKを迎えた、エチゾチックなビートと中低音のヴォーカルがクールなダンスナンバーM2、デビューシングル『BLACK』のカップリングで、英語のフレーズが微妙なしっとりとしたコーラスで始まるアップナンバーM6という既発曲に、シンセを多用したM3、スピード感溢れるダンスチューンM4、ファルセットが印象的な切ない乙女心を歌ったメロウチューンM5の新曲3曲と、BPMを速くしたリミックスとしてM7とM8を収録。というか、何でフルアルバムにしないで、ミニアルバムなのか疑問です。シングルも微妙に入ってるし。新曲ではM4がお気に入り。GARNET CROWの古井さんとか関わってる割には、GIZAっぽくないですね。
GyaO 音楽(~5/13)やYahoo!動画(~5/7)でPVフル視聴できます。MySpaceあり。試聴はコチラです。4/15リリース。

BONNIE PINK『Joy/Happy Ending』

Joy/Happy Ending
2009年第1弾シングルは、海外レコーディングによる意欲作。彼女特有の喜びと悲しみを兼ね備えた歌声が、ポピュラリティあふれるサウンドに乗せられている。よりリアルに綴られた詞作にも注目。
クレイグ・デイヴィッドを迎えた配信曲『Fed Up feat. Craig David』も注目のBONNIE PINK(ボニーピンク)の両A面シングル。『Joy』は、KT Tunstall、Craig David、Ron Sexsmith、James Morrison、Jason Mraz、a-ha等のプロデュースで知られるプロデューサーMartin Terefeを迎え、ロンドンにてレコーディング。シンプル&エレガントなアレンジに、恋人同士の日常にある幸せを綴った美しいミディアムナンバーに仕上がっています。甘さと切なさが特有のサウンドで表現された黄昏を感じるラブソング。穏やかな感じが優しい気持ちになります。PVには貫地谷しほり、斉藤慶太が出演。
『Happy Ending』は、現実に彷徨いながらも希望を探し求めるドラマティックなミディアムロックナンバー。葛藤を綴った歌詞が沁みますね。カップリング『You and I』は、キュートなラブソングで、アップテンポでキャッチーなポップナンバー。ちょっと懐かしくて、「♪愛してない 愛してるって」と口ずさみたくなります。この2曲は、ボニピンではお馴染みのスウェーデンのプロデュース・チーム、Burning Chickenがプロデュース。それぞれタイプの違う3曲で、かなり楽しめました。ONE(DVD付き限定盤)5/13にロンドン、ストックホルム、ロサンゼルス、マルメと世界5都市でレコーディングを敢行したニューアルバム『ONE』をリリース予定。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~5/13)試聴はコチラです。4/8リリース。

井上ジョー『ME!ME!ME!』

ME!ME!ME!(初回生産限定盤)(DVD付)
1 CLOSER(royal ver.)
2 零時 ~TWENTY FOUR~
3 幻
4 PARTY NIGHT ~踊り足りNight~
5 INTO OBLIVION
6 ONE MAN BAND(symphonicated ver.)
7 瞳 ~HE TOLD ME~
8 HANNAH
9 GRAVITY(sunset ver.)
10 車
11 AFTERGLOW
12 春
13 HELLO!(new mix)
作詞・作曲からプロデュースやエンジニアリングまでをこなすマルチ・アーティストの1stフルアルバム。テレビ東京系アニメ「NARUTO」のOPテーマ『CLOSER』をはじめ、多彩なジャンルへの深い造詣が感じられる楽曲が満載。
作詞、作曲に加えてギター、ベース、ドラム、キーボードなどといった楽器パート、ミキシングまでを自らこなす、LA生まれのシンガー・ソングライター、井上ジョー。2007年の7月にミニアルバム『IN A WAY』でメジャーデビューし、「ひとりエルレ」として話題になりましたね。今作は、オルタナ、メロコア以外に、いろんな要素が入ったバラエティに富んだ1枚になってます。人気アニメのタイアップでヒットした、身近な人への感謝を綴ったキャッチーなロックチューンM1、自己紹介ラップを乗せたミクスチャーなM2、3rdシングルとなる切ない冬のバラードM3、高速エレクトロなダンスチューンM4、ヘヴィなサウンドにシャウトが炸裂するラウド・ロックM5、お馴染みの空耳な英語サブタイトルの付いた切ないメロディが響くポップナンバーM7、疾走感溢れるパワーポップM8、全英語詞によるメロコア・ナンバーM9、弾むピアノとスペーシーなサウンドに乗せてアメリカの高校時代の思い出を歌ったM11、テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」EDテーマだったデビューシングルのアルバムバージョンM13等の全13曲を収録。全英語詞にすればクールだけど、たまに入る日本語が妙にダザくて、いいなー。意外と3枚のシングルのカップリングだったM4、M6、M9も入ってますが、バージョン違いだったりするんですね。1番新鮮だったのがM7、M12あたりで、スピッツかと思った叙情的なヴォーカルが今までのジョーとは別人みたい。オルタナ、キャッチーなロックが好きな方にオススメ。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~5/7)試聴はコチラです。4/8リリース。

SPANK PAGE『koi』

koi
2004年に結成した4人組バンドのメジャー・デビュー・シングル。和製シガー・ロスとの呼び声も高い穏やかなサウンドが特徴。コーネリアスやスピッツで知られる高山徹がエンジニアリングを担当するなど、実力派スタッフが大集結した注目作。
2004年結成、2007年末から現行メンバーで活動を続けているというミクスチャーな4ピース、SPANK PAGE(スパンクページ)。 今年1月にリリースしたTSUTAYA限定シングル『不器用な情景/呼吸』が前代未聞のチャートアクションを巻き起こした期待の大型新人バンド。叙情的で透明感溢れる繊細なヴォーカル、基本メロディアスながら静かなグルーヴをたたえたハイブリッドなアレンジが楽しめる淡く切ないミディアムバラードに仕上がっています。「恋」をモチーフに儚くも力強い希望に満ちたラブソング。ラップを楽器の一部として織り交ぜたそうで、程良いアクセントになってます。
カップリング『どこかで(かならず)』は、シンプルなサウンドに憂いのあるヴォーカルで混沌とした現実から逃避する不思議な雰囲気のミディアムナンバー。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~5/6)試聴はコチラです。4/8リリース。

Dew『Thank you』

Thank you
NTT東日本「DENPO」CMソング。Dewの3rdシングル。人生の門出を迎えた人たちに贈る旅立ちソングで、「さよなら」ではなく「ありがとう」の気持ちが込められている。
カナダのインターナショナル・スクールで出会ったというヴォーカルの清水悠、ヴォーカル&ピアノの大西春奈からなる女性デュオ、Dew(デュー)。デビューから1年足らずで6曲がCMソングに起用され注目を集めてます。卒業と入学シーズンを彩る、「さよなら」の代わりに旅立つ人へ贈る感謝を綴った、透き通るハーモニーが心地いいミディアムナンバー。カナダで過ごした高校時代を思い浮かべて作られた春ソングだそう。圧倒的な声の存在感、温かいストリングスが壮大に盛り上げます。関西ではDENPOのCMは見れませんが、前作『My Special Day』に続いて、MBS「おいしいうた(Suported by MPO !)」に起用されてます。
カップリングは、アコギを主体とした軽快なサウンドに何気ない日常を楽しむ大切さを教えてくれる素朴なポップチューン『虹』、清涼感溢れる歌声でミニー・リパートンの名曲をカヴァーした『Lovin' you』、そして、前作のアコースティックバージョンとして後半のストリングスが印象的な『My Special Day(acoustic version)』も収録。PRESENT(期間限定プレゼント・プライス盤)5/13には待望のオリジナル1stフルアルバム『PRESENT』をリリース予定。亀田誠治や鈴木正人(Little Creatures)らをプロデューサーに迎えてるようで、期待できそう。
GyaO 音楽(~4/29)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。4/8リリース。

熊木杏里『雨が空から離れたら』

雨が空から離れたら
2009年JRA (日本中央競馬会) ブランドCMソング。悩みや葛藤などをストレートに表現する詞と、心に染み入る朴訥とした歌声で魅了する熊木杏里の13枚目のシングル。温かく爽やかなナンバー。
人間の心情を覆い隠すことなく生々しく綴った世界観が多くの人の共感を呼んでいるシンガー・ソングライター、熊木杏里(くまき あんり)。昨年11月にリリースしたアルバム『ひとヒナタ』からのシングルカット。悩んでいる友達に檄を飛ばしたくて書いた曲だそうで、単純な励まし方ではない愛に溢れるポップナンバーに仕上がってます。珍しく熱くて説教臭いメッセージソングですが、すんなり受け入れられるのは、歌声の力ですね。憂いあるAメロからポップなサビへと飛翔するメロディが心地いいです。
カップリングは春をテーマにした新曲を2曲収録。『花言葉』は、京王グループ 2009「京王×高尾山」CMソング。女友達の結婚や出産を祝福する、優しいラブソング。『桜見る季節』は、新たな季節を迎える人たちに贈る応援ソング。この2曲は、シンプルで繊細なアレンジなので、ゆったりした切ないメロディと歌詞がストレートに響きます。相変わらずのタイアップが付きますが、今ひとつヒットしないですね。
試聴はコチラです。4/8リリース。

coldrain『8AM』

8AM(DVD付)
日本テレビ系アニメ「はじめの一歩 New Challenger」EDテーマ。5人組ラウド・ロック・バンドの2ndシングル。ライブではすでに定番となっているタイトル曲をはじめ、彼らの高いポテンシャルが発揮された仕上がり。
2007年に名古屋で結成され、昨年11月に鮮烈のデビューを果たしたメロディアス・ラウド・ロック新世代の最重要バンド、coldrain(コールドレイン)。ストリート誌のモデルもつとめ、日米両方の国籍を持つというヴォーカルMasatoによる青いヴォーカルとツイン・ギターを軸とした、全英語詞でメロコアの要素もある爽快なラウド・ロック・チューン。バンドの多彩なスキルが発揮された疾走感溢れるサウンドで、ドラマティックな仕上がり。切なくもエモーショナルな感じで、ラウドが苦手な人も聴き易いと思います。
カップリングは、ヘヴィなサウンドと美しいフレーズが入ったパワフルでライブ映えしそうな『Time to go』、展開が面白いメロコアチューン『Believe』、1発録りの1stシングルのアンプラグドバージョン『Fiction(Unplugged ver.)』を収録。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~5/6)MySpaceあり。試聴はコチラから。4/8リリース。

BENI『Kiss Kiss Kiss』

Kiss Kiss Kiss
花王「Biore BODY DELI」CMソング。安良城紅からBENIへとアーティスト名を変更しての第2弾シングル。恋がはじまる予感に胸が高鳴る女性の気持ちを歌ったラブソングで、ライブではおなじみのR&Bナンバー。
童子-Tのヒット曲『もう一度… feat. BENI』で描かれた恋物語を女性の視点から歌った切ないラブソング『もう二度と』が着うたでヒットしたBENIの移籍第2弾シングル。ファーストキスをキーワードに、友情から恋心へと変わっていく女の子の気持ちの揺れを描いた楽曲。透き通った真っ直ぐなヴォーカルが際立つ、リズミカルで春らしいキラキラしたR&Bチューンに仕上がってます。竹下玲奈ちゃんを起用したCMソングとしてお馴染みで、フワフワした雰囲気の可愛いラブソング。最初はどうかなーと思ってましたが、何度も聴きたくなるスルメな曲ですね。倖田來未、EXILE等を手掛けるD.I.こと今井大介のプロデュース。ちなみに、私も肌みがきに「Biore BODY DELI」のスクラブを使ってますが、なかなかオススメです(・∀・)
カップリングは、同じく今井大介のプロデュースの畳み掛けるヴォーカルが印象的なクールなダンスチューン『Signal』、DJ HASEBEによるニュースクールヒップホップなリミックス『もう二度と…(DJ HASEBE REMIX)』を収録。
GyaO 音楽(~6/1)やYahoo!動画(~5/14)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。4/8リリース。

フジファブリック『Sugar!!』

Sugar!!【完全生産限定シングル】
フジファブリックの完全生産限定シングル。亀田誠治プロデュースのタイトル曲に加え、カップリングには初の海外レコーディング作品(スウェーデン・ストックホルム録音)も収録。進化を続ける彼らの姿がここに。
最高傑作と言われる3rdアルバム『TEENAGER』以来、約1年2ヶ月ぶりの待望のニューシングル。最近は、森永乳業「MOW」のCMソングにもなったPUFFYの新曲『DOKI DOKI』をVo.&G.志村さんが楽曲提供したりしてますね。今作は、4つ打ちのイントロから始まり、シンセを駆使したピコピコのデジタル・サウンドとガレージ・ロックをミックスしたような音が楽しい、爽快でポップな痛快ロックチューン。これまでの妖しさが漂うクセが強いフジとは違いますね。ストレートでめっちゃカラフル。疾走感溢れるトリッピーなサビがぐるぐる回ります。紆余曲折を乗り越え、フジファブリックがフジファブリックとして改めてスタートラインに立つきっかけともなった初のメッセージソングだそう。初のコラボとなる亀田誠治プロデュースで、ドラムは東京事変の刃田さんが演奏。
カップリング『ルーティーン』は、ゆったり&粘着質のヴォーカルが優しく響く、アコギ主体のミディアムナンバー。CHRONICLE(DVD付)スウェーデンのバンドThe Merrymakersプロデュースで初の海外レコーディングinスウェーデン音源です。ライブ映像の入ったDVD付き。5/20に4thアルバム『CHRONICLE』をリリース予定。楽しみ♪
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~4/29)試聴はコチラです。4/8リリース。