邦楽新曲レビュー -41ページ目

YOSHIKA『Touch』

Touch
活動を休止していた彼女がついに再始動。活動復帰アルバムリリースに向けた、YOSHIKA未発表作品3ヶ月連続リリースの第3弾。配信限定リリース。
2006年に結婚&妊娠で活動を休止したm-floファミリーとしてお馴染みのYOSHIKAが年末のアルバム・リリースを期に復活。それに先駆け、幻のシングルを先行配信でリリース。第2弾『Stand Up』に続く『Touch -Recorded in 2006-』は、活動休止前に発売予定だった幻のシングル。中島美嘉『雪の華』、RUI『月のしずく』、Crystal Kay『kiss』、安室奈美恵『ALL FOR YOU』等数々のヒット曲を生み出してきたヒットメーカー・松本良喜氏の作曲・本人が作詞したもの。m-floとの名作『let go』を彷彿とさせる、情感たっぷりに歌い上げた瑞々しさ溢れる感動のバラードナンバーに仕上がっています。柔らかなピアノのタッチと、ブレスを多めに混ぜ、ややウィスパー気味に歌い上げるYOSHIKAのヴォーカルが印象的。胸を打つ真摯なメロディとYOSHIKAの柔らいヴォーカルは耳馴染みがいいです。
カップリングは、テクノなビートが効かせたリミックス『Touch -Recorded in 2006- (FARBE MIX)』を収録。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~12/5)試聴&購入はiTSmora win等で。8/22配信リリース。

榎本くるみ『イエスタデイズ〜大切な贈りもの〜』

イエスタデイズ~大切な贈りもの~
塚本高史・國村隼主演の映画「イエスタデイズ」主題歌。映画のために書き下ろした楽曲は、時を超えて通い合う父と息子の爽やかなヒューマン・ファンタジーにぴったりのアコースティック・バラード。
2006年にデビューを果たした名古屋出身のシンガーソングライター、榎本くるみ。初の映画主題歌の書き下ろしで、歌声に惚れ込んだ窪田監督からの直々のオファーで実現したのだそう。ピアノとストリングスのシンプルなサウンドに、切なく歌い上げる美しいバラードナンバーに仕上がってます。今作もトータル・プロデュースをBUMP OF CHICKENを手掛けるMOR、サウンド・プロデュースをCoccoやくるりを手掛ける根岸孝旨が担当し、これまでの榎本くるみの世界観そのままに、楽曲と映画が見事にコラボ。凛としたヴォーカルが特徴ですが、いつもより柔らかい感じがします。
カップリング『さよならの居場所』は、ピアノの弾き語りで、今はいない相手への手紙を綴った歌詞を歌い上げたミディアムバラード。印象としては、亡くした親族の方へのメッセージかな。温かくも切ないです。抑揚のある低音のヴォーカルが大人っぽい。冒険彗星(初回生産限定盤)(DVD付)11/26にニューシングル『冒険彗星』をリリース予定。アニメ「テイルズ オブ ジ アビス」EDテーマで、BUMP OF CHICKENの藤原基央がプロデュースに参加してることで注目されてますね。
映画のオフィシャル・サイトにて期間限定でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。10/22リリース。

DOES『陽はまた昇る』

陽はまた昇る(初回生産限定盤)(DVD付)
TBS系「SUPER SOCCER Plus」テーマソング。7thシングルは、これまでに発表した『修羅』『曇天』で挑戦した和風ロックを継承したナンバー。パンチの効いたリズムと、エッジの効いたギター・カッティング、そして疾走する切なくも力強いロック・サウンドが魅力。
人気アニメ「銀魂」OPテーマの最新シングル『曇天』でオリコン3位を記録した福岡出身の3ピースバンド、DOES(ドーズ)。最近では「探偵!ナイトスクープ」の出演でも話題ですね。速いビートにゆったりとしたメロディアスな歌が乗る、歌謡曲のような懐かしくて新しい疾走感溢れるロックチューン。3ピースならではのアンサンブルでのシンプルかつソリッドなキレのよいバンドサウンドがカッコいい。氏原さんの縦書きの心象風景を描いた美しい日本語による歌詞も、注目です。メジャーデビューシングル『明日は来るのか』以来の衝撃だった『曇天』は確かにパンチがあったけど、こういうDOESもいいですね。比べると弱いけど、DOES独特のナンバーで癖になります。
カップリング『秘密の風景』は、ポップなミドルテンポのロックナンバー。カップリングもお気に入り。両方短めなので、もう1曲あると嬉しかったです。初回盤には「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO」でのライブ映像を5曲収録したDVDが付属。
試聴はコチラです。10/22リリース。

高岡亜衣『Change my life』

Change my life
高岡亜衣の10thシングル。リラックスしたグルーヴにのせて奏でられる肌触りのよいアコースティックギターとオルガンの音色が印象的なサーフサウンド。
軽やかでありながら、印象的なアコースティック・ギターの音色をベースにメロウな楽曲を生み出す、2004年デビューの女性シンガー・ソングライター、高岡亜衣。この夏からサーフィンを始めた彼女が、自然の大きさや温かさを感じながら書き上げた楽曲は、よりドレスダウンしてシンプルな音数で構成されたスローライフミュージックに仕上がっています。温かみと優しさが詰まったシンプルなサウンドに乗せて、悩みながらも前向きな歌詞を歌ったサーフロックなアコースティックナンバー。グルーヴを重視した心をほぐしてくれる様なオーガニックサウンドを目指したそう。優しく肩を叩いてくれるような応援ソング。
カップリング『The days of days』は、結婚する親友の記念すべき日に贈る、切なく愛情溢れたウェディング・ソング。ピアノやコーラスが入ったサウンドが盛り上げる、親友への思いが詰まったミディアムナンバーに仕上がってます。彼女はGIZAの中では好きな方かな(^∇^)
GyaO 音楽(~11/26)やYahoo!動画(~11/16)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。10/22リリース。

DOPING PANDA feat.VERBAL(m-flo)『majestic trancer

majestic trancer
m-floのVERBALをフィーチャーした超ダンスナンバーを収録したシングル。『The Fire』『YA-YA』『Hi-Fi』などの10曲を繋いだ30分メドレー『MUGENNDAI DANCE TIME』などを併録している。
ロックとエレクトロニカを絶妙なバランスで融合させる、21世紀型のロックスターFurukawa率いる3ピースバンド、ドーパンことDOPING PANDA。エビちゃんが出演する資生堂「ANESSA」CMソング『beautiful survivor』以来約4カ月ぶりの初回生産完全限定シングル。いまいち「ANESSA」CMソングでのお茶の間へ浸透は、進まなかったような気がします。今作は、2006年にリリースされたm-floの『she loves the CREAM』にてm-flo loves DOPING PANDA名義でコラボして以来のVERBALとの共演ですね。ファンクやラテンがミックスしたドーパンらしいインテリジェンス溢れるアップチューン。メロディアスなAメロから、盛り上がるサビへの展開が面白い。VERBALのラップも冴えてます。
カップリング『chi chi pa pa』は、小気味良いリズムで展開する哀愁漂うロックナンバー。タイトルのイメージとは違うオシャレなラブソングに仕上がってます。そして、今年行われたツアーでオーディエンスを狂喜乱舞させた、ダンスナンバーをノンストップで演奏するスペシャルメドレー「無限大ダンスタイム」をスタジオ録音で再現した『MUGENDAI DANCE LIVE』も収録。代表曲10曲(The Fire/YA-YA/Hi-Fi/I'll be there/call my name/Transient happiness/beautiful survivor/MIRACLE/Crazy)の約30分ある最長の1曲。ベスト盤のようです。私もツアーに参加したので、めっちゃ楽しかった夏のライブを思い出しました。ロックスターお気に入りのハコで「無限大ダンスタイム」で狂喜乱舞さしていただきました。ただ、あの熱狂はスタジオ録音では伝わらないですね。ライブ音源で聴いてみたかったです。シングルなのに総収録タイムが約37分のお得な1枚。限定盤なので、お早めに。
無限大 DANCE LIVE from Tour’08 “Dopamaniacs”(初回生産限定盤)12/10にはライブDVD『無限大 DANCE LIVE from Tour'08 Dopamaniacs』をリリース予定。初回盤のみ新録曲を収めた特典CD付き。これも買いです。最近ではART-SCHOOLのミニアルバムのタイトル曲『ILLMATIC BABY』のプロデュースもしているロックスター。ドーパンぽいダンスチューンではなかったけど、カッコ良かったです。
試聴はコチラです。10/22リリース。

熊木杏里『こと/誕生日』

こと/誕生日
映画「天国はまだ遠く」EDテーマ。2ヵ月連続リリース企画の第2弾作品。切ないメロディと心を揺さぶる詞の世界が感動的に絡み合うナンバー。
人間の心情を覆い隠すことなく生々しく綴った世界観が多くの人の共感を呼んでいるシンガー・ソングライター、熊木杏里(くまき あんり)。9/24にリリースされた『モウイチド』に続く、両A面ニューシングル。『こと』は、2008年11月公開予定の加藤ローサ、徳井義実(チュートリアル)が主演の映画のEDテーマで、エンドロールに合わせて2番を追加した長編ソング。熊木杏里の真骨頂と言える心温まるバラードナンバーに仕上がってます。ピアノとストリングスのシンプルなサウンドに、「共に生きること」「君といること」と、大切な「こと」を「ひとりごと」のように、透明感溢れる囁くような歌声で切々と歌い上げてます。映画の音楽を手掛けたピアニストの清塚信也さんをフィーチャリング。
『誕生日』は、NTT東日本「DENPO」CMソング。穏やかな雰囲気が心地よいミッドナンバー。大切な人や愛する人へ幸せになって欲しいと願う、ひたむきな想いが優しく響きます。「♪あなたという人がいることでいいんだよ」という歌詞に救われますね。ひとヒナタ(初回限定盤)(DVD付)地味なんだけど、何度聴いてもジーンとさせてくれる2曲を収録。11/5にタイアップ曲を多数収録した5thアルバム『ひとヒナタ』をリリース。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~11/21)試聴はコチラです。10/22リリース。

PUSHIM『ルネサンス』

ルネサンス
TBS系「世界・ふしぎ発見!」EDテーマ。「ジャパニーズ・レゲエの女王」と呼ばれるPUSHIMのシングル。昨今の悲劇的な事件を彼女なりに考察し、愛することの大切さを歌った詞が胸に迫る。
ジャパニーズ・レゲエシーンを牽引する一翼であり、女性レゲエシンガーの中でもトップクラスの人気と実力を誇るクィーン・オブ・ジャパニーズ・レゲエ、PUSHIM(プシン)。ジャパレゲの女性シンガーの先駆者で、妹のR&BシンガーYOUNGSHIMも活躍中ですね。今作は誰もが抱えている、闇と光について綴ったハートフルなメッセージソング。昨今この世の中に起こっている哀しく悲劇的な出来事に対して、手と手を取り合って皆で助け合おうと切々と歌い上げた、メロウなレゲエチューンに仕上がってます。プロデューサーは、元Rocking Timeの森俊也が担当。ミックスは、Tarrus Riley等の歌ものレゲエを手掛けたら今ジャマイカでNo.1の呼び声高い屈指のエンジニア、Rohan Dwyer。ゆったりした心地いいレゲエサウンドに乗せて、ポジティヴでピースフルな想いがストレートに伝わってきます。
カップリング『HEY BOY,HEY GIRL feat.COMA-CHI & MICKY RICH』は、昨年リリースしたシングル『HEY BOY』のリミックスで、クラブシーンを沸かすCOMA-CHIとMICKY RICHが絡んだ、踊りたくなるキャッチーなダンスホール・チューン。それぞれのTVトラックも収録。
試聴はコチラです。10/22リリース。

セカイイチ『あかり』

あかり
TBS系「CDTV」10月度EDテーマ。セカイイチの6thシングル。約1年4ヵ月ぶりとなった本シングルには、彼らの新たな幕開けを感じさせる力強いバンド・サウンドが詰まっている。
2005年にメジャーデビューした、男っぽく、浮ついていないどっしりとしたサウンドと歌詞世界で評判の4人組バンド、セカイイチ。3rdアルバム『世界で一番嫌いなこと』から、約11ヶ月ぶりとなるニューシングル。デビュー時にレーベル争奪戦があったという売り文句の割には、パッとしませんね。でも、今作はメジャーデビューシングル『石コロブ』以来にハマりました。原点回帰にして、新境地。アコースティックギターのバッキングで始まる、全体にフォークっぽい雰囲気が漂っている骨太のロックチューンに仕上がってます。フォーキーでアーシーなロックサウンドに、新たな決意が詰め込まれたハートフルなメッセージソング。「♪かくれんぼはやめにして 出ておいで」と、それぞれのあかりへと導いてくれるような力強いメッセージにグッときました。エンジニアに、コーネリアスやASIAN KUNG-FU GENERATION等を手掛ける高山徹氏を迎えてます。Cnadle JUNEというアーティストが演出した無数のキャンドルが灯っているPVが、綺麗で幻想的。
カップリング『手紙』はネオアコ的テイストを含んだバンドの奥行きの深さを示すミディアムロックナンバー。『あかり』にも通じる、温もりある生音が心地いい。3rdアルバム『世界で一番嫌いなこと』から、アコースティック・セットでリアレンジした浮遊感溢れる『空中ブランコ(STUDIO ACOUSTIC TRACK)』も収録。
GyaO 音楽(~11/5)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。BARKSでも。試聴はコチラです。MySpaceではライブ映像の視聴も。10/22リリース。

SCANDAL『DOLL』

DOLL
TBS系「ランク王国」10・11月度OPテーマ。制服でヘッドバンギン! 海外でも話題のガーリー・ガレージ・バンド、SCANDALのメジャーデビューシングル。
大阪のボーカル&ダンススクールで出会った女子中高生で結成した、4人組ガレージロックバンド、SCANDAL(スキャンダル)。今年3月からは3ヶ月連続でタワレコ限定インディーズ・シングルをリリース。キュートなルックスだけでは終わらない骨太なガレージロックを荒削りにかき鳴らす怖いもの知らずなサウンドとライブパフォーマンスで話題だそう。今作は、大人でも子供でもない彼女達の年代が持つ衝動を素直にぶつけたロックナンバー。シンプルなギターリフがカッコいいラウドなガレージサウンドに、可愛い女性ヴォーカルというのが斬新です。
カップリング『S.L.Magic』は、ドリーミーで乙女な歌詞を全員で歌った、ポップなロックナンバー。アイドルチックな歌い方がZONEっぽい。解散したZONEや中ノ森BANDの枠を狙えそうですね。
GyaO 音楽(~11/12)やYahoo!動画(~11/7)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。10/22リリース。

森大輔『いつかもしも』

いつかもしも
冨田ラボとのコラボレーション楽曲『雨雲』以来となる森大輔のシングル。AORフレイヴァを感じさせながらも清潔感にあふれたグルーヴィなナンバーで、軽やかながら温もりを感じさせる歌声が魅力的。
3歳からクラシックピアノを学び、高度な作曲センスと耳馴染みの良いポップセンスを併せ持ったシンガーソングライター、森大輔の約1年ぶりとなるニューシングル。SMAPや久保田利伸への楽曲提供や編曲でも手腕を発揮してます。デビューした頃の雰囲気はなくなりましたね。今作は、爽やかなメロディに甘く切ない恋の思い出を乗せて気持ちよく歌い上げた、グルーヴ感溢れる軽快なドライブチューン。秋にぴったりのセンチな気持ちになる、恋の切なさや様々な葛藤を描いた楽曲に仕上がってます。相変わらず高音のフロウは心地いい。いい曲だけど、ピンとこないです。
カップリング『灯火』は、大人への階段を上っていく過程での男心の葛藤を繊細に描き出したバラードナンバー。甘く切ないヴォーカルが響きます。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~未定)試聴はコチラです。10/22リリース。