2023/10/04(のたうち回る悲しみ 8.・野良猫タヌちゃん 14.・膀胱炎) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.































2022年3月に突然現れ

それからほぼ毎日

一日2回も3回もご飯を食べに来て

庭でよく寛いでいた












野良猫タヌちゃん

9月23日から来ておらず

もう10日になる
































タヌちゃんは

8月末から

来ない日が多くなってきたので














その度にわたしは

のたうち回る悲しみ

味わってきた










そして

他にご飯をくれる家ができたのか

保護されるために餌付けでもされているのか


わたしは人間の世界に野良猫がいるのではなく

自然界に人間のわたしもいると思っているので

タヌちゃんやクロちゃんを特別保護しようとも思っておらず

去勢や避妊も、よほど多頭崩壊などが起こっていない限り

人間がエゴがなく自然と調和をしていたら

生態系が乱れる事は無いと思っているので

先の事はわからないが今は何もせず様子を見ていて

(だからといって保護活動を否定はしておらず

この子たちが保護されたり去勢避妊手術をされても

それもこの子たちの運命だと思っている)


でもこの子たちの最期までもちろん面倒はみるつもりだし

もしひょんな事からこの子たちがうちの子になる事があれば

もちろんそれも喜んで受け入れるつもりだし

もし引っ越す事になっても多分市内なので

その時もここに通って最後まで面倒をみるつもりだったし


タヌちゃんもクロちゃんも

わたしのこの気が狂うくらいのこの子たちへの純粋な愛

感じてくれているのはわかっていたから

他の誰かの所に行くとは考えにくいが

でも元々何軒かご飯をくれる家があるのかもしれず…


だから、タヌちゃんが選んだこと

絶対最善なんだろうな…と思い 

何を選んでも、この子たちが愛おしい気持ちは

変わらないな…と思う
















また

来なくても

痩せているわけではなかったし

食欲もあり毛艶も良かったので

特に病気があるように思えなかったが


でも一年前や半年前に比べたら

元々大きなお腹周りはあまり変わらないが

まん丸だった顔や頭はかなりほっそりしている













若い猫ではないと思うし

野良猫という

過酷な環境で生きているし

わたしに心配をかけまいと

隠していただけで










病気があったり

死の可能性もあるし











またこの子は 

本当に猫なの?と思うくらい

不思議な子だったし










わたしはこの子の住処を

特定するようなことも 

しなかったので











何か

あの角を曲がって

見えなくなった瞬間

姿が消えたりということも

あるのかもしれない… 

とも思っていたので










それまでも

なぜかタヌちゃんとは

いつも〝別れ〟というものに敏感で

一瞬一瞬を覚悟し大切にしてきたが










8月末からはさらに

別れや死を覚悟して過ごし











そして

来なくなって

1週間以上過ぎた

9月の末ごろからは

もう涙も出なくなっていた
































でもわたしは

最後にタヌちゃんが来た

秋分辺りから 

膀胱炎になっていて










それは若い頃から

たまになるので 

いつものように

水分をたくさん摂って

ゆっくりしていたのだが









今回は 

なかなか治らず











酷くはなかったが

長引いていたので

何となく初めて漢方薬を飲み

少しずつ良くなっているのだが


他にも内臓が冷えているんだ…と思い

久しぶりにこんにゃく湿布をしたら

もうもう、肉体の感覚が無くなり

有り得なくなったり  

今日はカイロも腎臓に貼ったりしている







 






今日ふとさらに

ホメオパシーを

久しぶりに飲んでみよう

と 












昔得た知識や経験を

思い出したり調べたりしていたら

ポースティーラのレメディが

気になり










膀胱炎は不安や恐怖を溜め込み

ショックな出来事が引き金になるとあり

ポースティーラは

甘えん坊、泣き虫とあったのを見て











ああ、

わたしは泣きたいんだ…

悲しいんだ…

とハッとした


泣いてはいけない、とは思っていないが

誰かの前では泣けるのだが

最近一人で泣けなくなっていた










そして

レメディを飲んだら

タヌちゃんの彼氏の

野良猫クロちゃんの前で

涙が溢れてきた
































そして

家に入り

母の前でも泣き











その後は

久しぶりに

泣き寝入りをし

死んだように眠ったら













膀胱炎も気持ちも

少しスッキリした











そして、この

タヌちゃんとの別れは

二年前に突然いなくなった

息子との別れの悲しみと同じで


息子とタヌちゃん、というのはわたしにとって

とんでもないキーパーソンで

彼らはいつもとんでもない景色を見せてくれ

彼らはわたしをとんでもなく純粋に愛してくれ

とんでもなくわたしと深く広く愛し合い相思相愛で

彼らの言動や存在や出来事には

気が狂うくらいいつも揺すぶられる











それは

ありのままの自分から

分離した悲しみだと

分かっていて










息子のことも

ずっとのたうち回って泣いてきたが

今はもう泣くことはなくなったが









まだその悲しみが

残っていたから

タヌちゃんとのこの出来事が

起こってきたのだと思っていて











だから

とことんとことん味わい尽くし

突き抜けようと思ったら

爆発し










今のタヌちゃんがどうであれ

わたしとの時間より

今が幸せで楽であったらいいな…

と心から願い











わたしも

もっともっと

幸せに楽になるからね… 

とタヌちゃんに誓った






























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