来ないことへの悲しみは
まだ少しあるし
タヌちゃんとの
狂うほどの蜜月は
わたしの奥深くに
刻まれているが
今日はそれを
夢だった…とも思わないくらい
思い出せなくなってきたのを
感じた
そして
タヌちゃんとの別れは
もちろん悲しかったが
でも
起こることは絶対最善で
祝福であることは
わかっていて
そして
このことは
ずっとなんとなく
〝前へ進め…〟
という
タヌちゃんからの
メッセージのように
感じていて
今日も
改めてそう思った
そして
同じように
タヌちゃんとの
気が狂うほどの悲しみも
味わい尽くしてきたら
もう一瞬一瞬が
喜びと安心で
狂いそう、ではなく
狂ってきて
見るものも
聞くものも
感じるものも
肉体の全ても
環境の全ても
過去も
未来も
今この瞬間も
さらに
感謝しかなってきて
さらに
肉体の境界線が
無くなってきて
どんどん
今ここで
爆発してきたのを