夕方
買い物に行こうと
外に出たら
6日ぶりに
玄関にいて
もう
会えないかもしれない…
と思っていたので
号泣した
そして
2022年3月に
我が家にやってくるようになった
タヌちゃんは
その後
ほぼ毎日
一日に2回も3回も
ご飯を食べに来ていたのが
最近
2、3日来ない事が
何度もあり
それなら獲物を獲ったのかな…
とも思うが
1週間近く来ないことも
2、3回あり
でも
全く痩せてもいないので
だんだんと
ご飯をくれるひとが
他にもできたのかもしれない
と思うようになった
この子はとってもとっても不思議で
いつも「何者なんだろう…」と思う
猫とは思えない子なので
食べる必要が無くなってきたのかもしれないが 笑
そして
昔はそうではなかったし
いつもではないけれど
わたしはいつからか
子どもと離れることに
物凄く悲しさを
感じることがあり
夢でも何度か
子どもたちとの死別や
子どもが行方不明になった夢を見て
泣きながら
目が覚めたこともあり
だからか
突然今
それはわたしには
身が引き裂かれるような
体験で
だからそれは
わたしの人生の
大きな課題でもあるようだった
だから
子どものようなタヌちゃんが
来なくなるのも
いつも気が狂いそうで
でもそれは
わたしが
わたしの中の
分離した悲しみを
投影したものだと
思っていた
でも、だからこそ
「ああ、これを
味わい切る必要があるんだ…」
と思った
だから昨日
のたうち回りながら
それを味わい続けていたら
ふと
その、悲しみが
突き抜けていくような
味わい尽くしてきたような
感覚があった
そして今日ふと
「ああ、
会えることが奇跡なんだ…」
と思った
だからそれは
娘たちも息子も
家猫たちも野良猫たちも
ありのままの自分も、神も、地上天国もで
ずっとそばにいたら
それが当たり前で
いないことが寂しい
と思うようになったが
「本当は逆で
会えることが、統合は、奇跡なんだ…」
と思い
そうしたら
悲しみが無くなり
そうしたら
何事も無かったように
タヌちゃんがやってきた
そして
「ああ、全てを手放してきて良かった…」
と思った
それは
2歳の時に脳障害を負い
一時期視力も言語も何もかもを失った
現在24歳の息子が
言葉を話せるようになったら
誰も何も教えないのに
と言い続けていることと
同じだからで
何もないからこそ
全てが
喜びと感謝しかないからで
だから今
軽やかだけど
胸が苦しくてしかたがなくて
ああ、
これは死だ…
エゴの死だ…
と思った