野良猫タヌちゃん 4-6. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.




































ずっと

野良猫タヌちゃんの様子を

なんとなく観ていて










4月末くらいから

妊娠の可能性があるのではないか…

と思い始めた











そして

5月のGWを過ぎた辺りから

玄関に置いてあるご飯は

食べには来ているようだが

すぐに帰るし











あまり姿を見ないし

あんなにわたしに甘えん坊だったのが

わたしに甘えなくなり










でももともと

ポッチャリだったし

お腹も大きかったので 笑

絶対に妊娠しているとは

断言出来なかったのだが













でも

5月の2週目辺りは

ほとんど姿を見なかったし










お腹は相変わらず大きかったが

まん丸だった顔がほっそりし

やつれたように感じたので

もしかしたら出産したのではないか…

と思っていた












だから

5月22日に

タヌちゃんが

子猫を咥えてきたとき










ああ、やっぱり

出産していたんだ…

ともうそれは衝撃的だった









そして

その、子猫タロちゃんは

既に亡くなっていたが









その大きさなどから

やはり5月の2週目辺りに

生まれたような子だ…

と思った























そしてその後
タヌちゃんは
毎日来ているようだったが










常にフードは玄関に置いてあり
誰が食べても良いようになっているので
食べたい時に来て
すぐに帰り











昔みたいに
庭でゆっくりくつろぐことが
ほとんどなく









そして
どんどん痩せて
毛も艶がなく
やつれていくので










これは
他にも子どもがいて
授乳をしているのかもしれない…
だから本能で
人間と距離を置いているのかもしれない…
と思った









そして
会ったときは
フードにさらに
チュールをあげるようにしていて










もし他に子どもがいるなら
いつかわたしに
見せに来てくれるのではないか…
と何となく思っていた


























そうしたら今日
「タヌちゃんが来ているよ
ご飯あげたよ!」
と母が教えてくれたので
タヌちゃんと庭でゆっくりしていたら










どこからか
子猫の鳴き声がして
もう、びっくりした











そうしたら
タヌちゃんもそれに反応し
鳴き始め










わたしは
子猫の声を頼りに
必死に子猫を探した





















そして
子猫を探すとき
猫の鳴き真似をすると良い
と聞いたことがあったので
鳴き真似をすると










子猫はそれに反応し
鳴き始め
血眼で探したら










家の前の
側溝にいることが
わかった






















そして
一つだけ奇跡的に
側溝の蓋が開くところがあり
開けて覗いてみたら











生後一か月半くらいの
黒い子猫がいて








それは
亡くなったタロちゃんが生きていたら
きっとこのくらいだと
思うような子で












それは明らかに
野良猫タヌちゃんと
野良黒猫のクロちゃんの子で
タロちゃんの兄弟だと
思うような子で










その衝撃的な出会いに
わたしはまた
発狂した






















そして
チュールなどで
こちらにおびき寄せようとしたが
逆方向に行ってしまい
結局捕まえることは出来なかったのだが










この側溝は
雨が降っていなければ
ほとんど水は無く
この住宅街のあちこちに繋がり
蓋の無いところもあるので











どこかから迷い込み
どこかから出られるだろう
大丈夫だろうと
様子をみることにし









タヌちゃんに
「あの子はタヌちゃんの子?」
と聞いたら










タヌちゃんは
「ニャーン」
と言い











タヌちゃんもそのうち
いなくなった



















そして

1、2時間したら

またタヌちゃんがやってきて