野良猫タヌちゃん 4-1. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.



























この日の夕方

外で猫の鳴き声がした












そしてそれは

2階のわたしの部屋の

すぐ近くで











最初は

クロちゃんかな?

と思っていたが










しばらくしても

鳴いているし

「もしかしてタヌちゃん

と思い窓から覗いて見たら











タヌちゃんが

何やら黒い物を

運んでいるのが見え











「ああ、また

何か獲物を獲ったから

わたしに見せに来たのかな…

と思った































そして

鳴き声を頼りに探すと

お隣りの庭の

わが家寄りの










わたしが好きな

森のような

葉が生い茂ったところに

タヌちゃんはいた














そして

よく見ると

やはり何か黒い物を

持っていて












最初は

「カラス?」

と思ったが

もっと小さく









そのうち

ペロペロと舐めだし










よく見たらそれは

子猫だとわかり

発狂した





























それは

タヌちゃんは

元々まん丸な子だが











この春はさらに

お腹が地面に着きそうなほど

大きくて











さらに

乳首がよく見え

大きくなっているようで











さらに

10日ほど前から

ご飯を食べには来るのだが

すぐに帰ったり











お腹はまだ大きいのだが

でも何かスッキリし

「あれ?かなり痩せたよな…」

と思ったりなど










妊娠や子育てをしている

可能性がある

と思っていたからで


    









だから

「やっぱり赤ちゃんを

産んでいたんだ…」

という発狂だった


























またその発狂は

その子が

動いていなかった

死んでいた

からだった














また

その発狂は

このときのように











わたしに

見せに来たからで


























またその発狂は

その子が

いつまでも見続けていたいと思う

タヌちゃんとクロちゃん

二人の子だと

一瞬でわかる色と柄だったし














生後間もなく

というより

生後1週間以上は

経っていそうで












しかも

丸々と太っていたので

タヌちゃんが

一生懸命お世話をしていたのも

一瞬でわかったからで










それが

4月初めに

タヌちゃんが猫風邪で

生死を彷徨ったときに

お腹にいた子で
















それが

今まで見たことのないほど

可愛く美しい子猫だったからで














わたしは

もう、もう、もう、もう






 






その

一つでも衝撃なのに












それらを

一度に

一瞬に

見せつけられた衝撃で

頭が爆発し












発狂し 

ただただ

声をあげて

泣いた



































この直前のタヌちゃんとクロちゃん
















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