りんとの対話 18. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.






















母は













わたしの
2021年6月のある日
突然いなくなってから

















よく













息子を思い
わたしを思い
泣いている































わたしも
悲しくない訳が
無いけど














やはり
物凄く












息子の居ない生活を
今を
思いっきり
楽しみ














「完璧なタイミングで会えるのよ…」
といつも母に話している

















でも
母の涙は
わたしの涙だな…
とは思っていて















そうしたら
一昨日母が
母の部屋に飾ってあった

















「この写真が好きで…」
この写真立てを
持ってきた






























これは
息子が小学校の
入学式の












前住んでいた家の
玄関でわたしが撮った
息子と母で
わたしも忘れていた
写真で














母は
還暦祝いに
知人からもらった
と言う











「世界に一つだけの花」の
オルゴール付きの
写真立てに入れて
母の部屋に飾っていた
と言い













また
「りんに会いたい…」
と泣いていた


























そして
同じ
一昨日の夕方近く
母は














いつも聞くラジオで
「〝りん〟という名前の
若い男性アーティストが
〝あいにいくよ〟と歌っていた
と言った


































そして
調べたけれど
〝りん〟という
若い男性アーティストも













その人が歌っている
〝あいにいくよ〟
という曲も探せず













多分
聞き間違えたのだろう
と思ったが












わたしは
それが
聞き間違えかどうかは
どうでもよく













ただ
「ああ、それは
りんからのメッセージだ」
思った

























そして
昨日母に
ラジオの番組名を
教えてもらい
改めて調べてみたら











〝逢いにゆくよ/DEEN〟
という曲だと
わかり














母に
その動画を見せると
また泣いていた




























でも母は
息子が居なくなってから
何度も











「でも、凜は
一人で帰ってくるかもよ…」
とも言っていて












最初は
その言葉を
気にも止めていなかったが













ふと
ああ、有り得るかもな…
と思い
 



 








起こらなかったとしても
そのような
無限の可能性を
息子、子どもに思える 
というこの環境が 
素晴らしすぎて












それこそ
息子がいるべき環境で
子どもが無限に育ち
奇跡が起こる環境
だなと思い











わたしも
この曲を聞き
泣いた






































作詞:池森秀一
作曲:山根公路









今日はふたりの記念日にしよう
君は驚くかな
遠かったね
僕は何を迷っていたんだろう

なくしたもの
みつけにくいもの
一緒にさがせばいい
僕のそばにずっといてほしくて

※逢いにゆくよ
もうひとりじゃないから
今日は街行く人も景色も空も特別だよ
祝福されてるようだ※

華やかなことは
何もできない僕だけど
君を想う気持ちだけは
誰にも負けない

出会った頃を思い出すと
少し恥ずかしい
逸る心抑えきれず
足早になる

逢いにゆくよ
強く抱き締めたい
あともう少しで 君の家が見える
あぁ どんな言葉できりだそう…
My love

(※くり返し)