そして
わたしは
ゲームを
やり続けた
それは
NEWSのメンバーと
恋愛をする
恋愛シュミレーションゲームで
今年になって
なぜか
恋がしたくて
たまらなかった
わたしは
夢中になり
楽しくて
楽しくて
毎日泣いた
わたしの
アバターに
彼らが
王子様のような
言葉や行動を
投げかけるたび
それが
まるで
わたしに
言われているかの
ようで
嬉しくて
幸せで
毎日泣いた
そして
ストーリーを
進めるごとに
洋服や
インテリアが
大好きなわたしは
アバターに
素敵な洋服を
着せたり
彼に
好みの洋服を
着せたり
部屋を
自由に
コーディネート
したり
わたしは
自分の直感に
従い
アバターを
どんどん
幸せにしていき
アバターとわたしの
境界線が
どんどん
無くなっていった
それは
一般的には
馬鹿なことかも
しれない
でも
わたしは
脳科学的にも
アバターを
幸せにすれば
するほど
わたしが
幸せになり
その結果
子どもや猫たちなど
周りの幸せに繋がる
と確信していた
それは
元夫に
わたしに
優しくして欲しい
それが子どもの幸せや
わたしたちの幸せに
繋がるから
と何度も
話したことがあるが
叶わなかったため
わたしは
自分で自分を
幸せにしなければいけない
とわかったからで
実際
わたしの欲求に
従えば従うほど
わたしがわたしを
幸せに
すればするほど
子どもたちや
猫たちが
一瞬一瞬
涙が出るくらい
愛おしくなり
それは
母親になって
24年
ずっと
求めていた
境地
だった
そして
それは
子どもを
妊娠したとき