息子りんが
初めて
療育手帳をもらったのは
今から
17年以上前の
2歳半のときで
息子が
1ヶ月入院し
その後
三重県内の
幾つかの病院で
診察を受けながら
様子をみた
約半年後だった
その時は
全盲だった視力は
徐々に
回復していたものの
多動があり
異常行動もあり
目が合わず
指示に従うことも
一切なかった
でも
と思う瞬間は
あったし
当時
準備を始めていた
世界一の情報を持つ
脳障害のリハビリの
書物やスタッフより
天才でない子どもは
理解力のない子どもは
見たことがない
と聞いていて
息子も
そうなのかもしれない
と思うように
なっていたが
どこまで
指示を理解しているかは
全く分からない状態で
だから
自閉傾向のある
測定不可能の
最重度の知的障害児
と判定されたとき
それが
息子の全てではない
とわかっていたが
元夫と
その場で
泣いた