このブログは小さな家に暮らすアラカン主婦の日常を綴ったブログです。

 

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今回は私の両親の事について何回かに分けて書きたいと思います。

1回目はこちらです。

 

 

前回は、高校入学のためにアルバイトをしてお金を貯めていた事を書きました。

今日は、いよいよ初めてのお給料日です。

 

1日雑用をして2,000円。

それでも塵積って山となるです。

 

これなら制服代も何となると思いました。

 

そしてやっと初めての給料を手にした時は嬉しかったな~。

でも私の人生はそう甘くなかった💦

 

今のような銀行振り込みでなく手渡しだったお給料。

お店から出たら目の前に父親が立っていました。

 

お金が取られる!

恐怖で足がすくみました。

 

お給料日と分かって待ち伏せされたんです。

そして想像通り全額を奪われパチンコに全て使われました。

 

悔しくて大泣きをしました。

絶望感しかなかったんです。

 

試験は合格しても制服が買えなければ入学できない。

このままではダメだと思い、初めて担任の先生に相談しました。

 

すると先生は直ぐに対応してくれて社会福祉協議会から10万円を借りる手はずを整えてくれました。

 

このお金は働くようになったら返金しなければならなかったのですが嬉しかったな。

 

授業料に関しては簡単な試験を受けて奨学金より多くのお金を借りられる特別奨学金を受けられることが決まっていたのでこれで高校に行ける!!

 

でもまだ試練は続くのでした。

蒸発した両親の過去、子供が追う記憶その⑫に続きます。

 

 

 

 

 

※制度等に関しては40年程前の事なので今とは異なっていると思いますのでご注意ください。

 

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