ポリ袋、ビニール袋のことなら 包装技術ねっと

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田中利希也と申します。ポリ袋、ビニール袋など、フィルム製品を製造する豊ファインパック株式会社を経営しております。

http://www.housougijutsu.net/

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フィリピン工場の工事が終わりました。

外観や内装については問題ないのですが、残念なことに、電気がまだ来てません。

申し込んでからすでに1ヶ月以上経過しているというのに・・・

バンコクやシンガポール同様、フィリピンの都市部でも建設ラッシュが続いています。マカティ市で一番便利なアヤラセンター地区に、どんどんホテルが建っていきます。

先日からラッフルズホテルが営業開始、最近ではホリデイインが営業を開始したようです。

シングルの部屋は存在しないので、ツインの部屋に泊まることになるわけですが、アヤラのあたりだと1泊15000円くらいを覚悟しなければいけないのが辛いところです。色んなホテルに滞在してみたのですが、10,000円を下回るホテルは、設備面でかなり劣る印象です。

宿泊代がどんどん高くなっている気がするマニラですが、新しいホテルの存在が、従来のホテルの相場が下げてくれないものだろうか・・・

昨日もまた言われました。

「フィリピン料理って飽きないの?」

毎月1~2週間をフィリピン工場立ち上げに費やしている私ですが、フィリピン滞在中の食事はいつもフィリピン料理、だと思っていらっしゃる方が多いのですが、違います。


実は、基本的に、和食を食べています。


滞在しているマカティ界隈では、和食だけでなく、中華料理、韓国料理、タイ料理、イタリア料理、スペイン料理、アメリカ風ステーキハウスなど様々なお店がありますので、それらのお店を順番に食べているだけで、あっという間に滞在期間が終ってしまうくらいです。

フィリピン料理も美味しいので、何回か食べています。


ただ、全体的に、和食以外のものは一人分の量が多く、また、油っぽい料理が多いため、ついついカロリー過多になりがちなんですね。なので、できるだけ和食を食べて、体重が増えないように気をつけています。

いや、大変なんですよ。

毎月マニラに行きます。理由は向こうに工場を作っているから、です。

何をしてるのかというと、とにかく、申請する、許可を取る、の連続です。外資企業の場合には、色んな規制があるので、いちいち許可を取るのに書類が必要です。

が、これが大変。当たり前ですが、英語ですし。


あと、会計なんかも日本とは勝手が違うので、これまたイチイチ確認を取らないと話が進みません。

というわけで、毎月マニラでそういうことをやっております。
久しぶりの更新となってしまいました。

現在、海外事業が急増しているため、事務所にいない時間が増えています。頼れるスタッフが頑張っていてくれて非常に助かります。

そんな毎日ですが、それでも必ず守っていることがあり、それが月に二回のメールマガジンの発行です。

包装技術に特化したメールマガジンで、もうかれこれ6年以上続けているわけですが、気がつけば読者数が7000人近くまで来てしまいました。始めた当初は10数人だったことを考えるとすごい話です。

まさに継続は力なり。

最近ではメールマガジンに関していえば、同業他社が追随しなくなってきました。最初のほうは読まれてなくてガックリ、ということも多かったのですが、今ではそれなりに読んでいただけるようになってきました。

この点ではひょっとすると「日本一です!」と言えるかも知れません。

まあ、「この業界で日本一諦めが悪い」とも言えますが・・・。


ただ、最近ではメールマガジンをもとに受注したり、問いあわせを頂いたりしていますので、それなりに社会的な貢献もできているのではないかと感じたりもしています。

メールマガジン、今後も諦め悪く頑張る次第です。
普段から色々とアドバイスをいただいている福井県立大の中沢先生が、記事の中で弊社を取り上げてくださいました。

金融ジャーナル 10月号


銀行など、金融機関向けの雑誌で、あまり一般の方が目にすることは少ない雑誌ですが、ある金融機関に勤務する友人から、突然電話が掛かってきて、

「おい、お前の会社が載ってるぞー」

と教えてくれました。


事前に中沢先生から取材を受けてはいましたが、どんな雑誌かはよく知らなかったので、早速アマゾンで10冊購入しました。その日のアマゾンの在庫が14冊と書いてあったのですが、現在では在庫切れになっていますね・・・。


こうしてメディアに登場しても、残念ながら売上が急増したりすることはありません。

ところが、以下のふたつの点について大きな利点が得られます。



まず、「社員の家族が喜ぶ」ということです。

普段、社員が働いているところを社員の家族が目にすることはなかなかありません。ところが、こうした記事を読むと家族は大変喜ぶものなのです。



それと、採用の現場で役に立ちます。

学生からみると、名前の知らない会社はなんとなく恐ろしく、内情がよくわからない、ということがありますが、第三者であるメディアからの評価となると、そうした恐怖が和らぐという効果があるようです。


いずれも短期的な売上向上には繋がりませんが、長期的な会社の成長を考えると、非常に大きな効果がありますね。






さて、オープンゼミの話は続きます。



講義の中で、学生参加型のコーナーも作ろう、ということになり、学生に、

「海外でのビジネスプランコンテスト」

を実施してもらうことにしました。


数人でグループを作り、グループ単位でのプレゼンを行なう、というもので、3グループがエントリーしてくれました。



1)メジャーリーグのスタジアムでカイロを売ろう

秋になるとナイターのスタジアムはとっても寒い、のに、カイロは売られてない。きっとチームロゴ入り応援カイロが売れる!!



2)インドネシアの「ベール」(顔を覆う布)を日本デザインにカスタマイズ

人口が多くて経済成長中、しかも親日のインドネシア。インドネシアの若い女性に日本デザインなおしゃれベールを提供する!!



3)納豆をインドに売り込め

安くて栄養抜群な納豆は、人口増加中なインドにぴったりの食材。



どれも、うまくいけばイケるかも、というような内容です。

最近の報道などでは「今の大学生は○○が不足してる」というような記事が多いですが、今回の3つのプレゼンはどれも素晴らしい出来栄えで、「不足する○○なんてまるで関係ない、だってもっといいとこがあるじゃん!!」と感じました。

自分の経験を最初のきっかけにして、マーケットを調査し、専門家にヒアリングを実施し、実際にサンプルを作る、というようなことまでやっていて、その構想力や実行力には驚きました。


少なくとも、自分自身が大学生時代にここまでできる力があったかというと、絶対なかった。おいらの負けですわ。参りました。


自分のことを振り返ると、大学生時代の自分は「OBの話」を全く聞きいれないような、非常に失礼な学生だったと思います(今もあんまり変わってない失礼なヤツかも)。


それに比べると今の大学生は真面目に課題をこなし、OBのアドバイスに耳を傾けられ、チームで協調できるというすごい才能を持っています。


これは実はゆとり教育の果実なのではないでしょうか。

私は昭和49年生まれと、非常に同級生が多い世代でしたので、「他人には負けない」「この点が自分らしさだ」などと「大衆には絶対に埋没したくない」と、常に肩肘張って生きてきたように思うのですが、今の20代からはそうした力みは感じられません。


そうした力みがなくても、自然に世の中に受け入れられた自信が漲っています。


これからの世の中の雰囲気はこういうところから変わっていくのかもしれないと感じました。




裏ミッションをどう伝えるか、が個人的なテーマでした。

何の件かというと・・・

実は先週末に、母校の出身ゼミでたまに実施されている「オープンゼミ」に講師として参加させていただいてきたんです。

通常はオープンゼミは、色んな業界で頑張っている先輩が、その業界の話や企業の話をしていらっしゃるそうなのですが、私のような「地方の中小製造業のオーナー社長」というのは、OBでも珍しいというので、招いていただいたというわけです。

普通に喋ったら、過去の大先輩方とはスケールが全然違うことになってしまうかと思いましたので、なんとか自分らしさを表現すべく、簡単に対立構造を作ることにより、わかりやすくして話しました。

対立構造は単純で、

1)「大企業 対 中小企業」

2)「ローカル企業 対 グローバル企業」

3)「年配社員 対 若手社員」

の三つです。


1)では、中小企業にも儲かってる会社がたくさんあり、自由度の高い会社もたくさんある、という話を中心にしました。企業の大小で安定度や経営力は測れなくなってきています。

2)では、グローバル化している企業が業績を伸ばしている話をしました。特に輸出産業としてイメージされる自動車産業が、実は海外での現地生産や現地での販売の比率が高い話もしました。

3)では、不透明な世の中では、行動力のある若手社員のほうが有利であるという話をしました。経験よりも行動が必要とされる時代になっていると感じます。


これら三つを話した理由はもちろん、

「だから、豊ファインパックで働くことをオススメしているんだよ」

というメッセージを投げかけることです。


私にとって、オープンゼミ講師を受けた理由は、もちろん、学生への教育という点もあるのですが、そのほかにも、弊社への興味を持っていただくという重要な裏ミッションもあるのでした。


オープンゼミというコミュニケーションにおいて、私の裏ミッションは届いていたと思いたいです。

唐突ですが、

私、髪の毛のクセが強く、ちょっと伸びてくると、重力に逆らった方向に髪が伸びていったりしてしまいます。

思いっきり短くすればクセはなくなりますが、それだと顔全体が幼く見えたり、いかつく見えたりするので、結局、ある程度の長さをキープしたい、ということになります。

やむを得ず、2週間に一回などの高頻度で散髪することになっています。


最近では便利になってきて、1回2000円以下、時間も30分くらいでサササっと散髪してくれるチェーン店が増えてきたのでコストも抑えられるようになってきました。

クセ毛なので、誰が切っても、そんなに変わらないのが実情です。店員のスキル云々を上回るクセ毛。


店員さんから、

「どれくらい切りますか?」

と質問されますが、答えは毎回同じなのです。

「横は耳が出るくらい、上のほうは長めに残して、クセが強いので、すいて下さい」




先日も同様に答えたわけです。すると・・・・


「いや、クセ毛はちょっと切っただけでは変わらないんで、
 切りましょう」

などと店員さんが言い出すのです。


あのね、もう38歳ですよ。何年クセ毛とお付き合いしてるとお思いですか??

短くしたらクセっぽく見えなくなるのは知ってるけど、短くしたくないからそう言っておる。


正直、これを今さらどうこうしようと思ってないんですわ。


「いや、長めに残してください」

「秋だから、長めにしようとお考えかもしれませんが・・・」


・・・・・・・

言ってない。

秋だから、とかそんなことは言ってない。

思ってない。お前の妄想も必要ない。



「二週間おきに散髪するから、短くしなくていいです」




それでも、結構短く切られました。


なんだその顧客軽視。