~プロローグ~
今日、2023年11月13日(月)はさそり座の新月。
新月は、新しいことを始めるとよいというので、
お師匠さんの物語を書いてみようかな、と思い立った。
半分、フィクション。半分、ノンフィクション。
主人公の名前は真弓。
真弓がお師匠さんと出会ったのは26歳のとき。
人生に迷っていた真弓に、
「生きること」「この地球のこと」「哲学とは」
「世界史とは」「愛とは」「平和とは」など、
真弓が子どものころから本当に知りたかったこと、
本来、学校で学ぶべき大事なことを、今の日本の教育では教えてないからと、
お師匠さんは、言葉でおしえるだけでなく、
身につくように、体験をとおしておしえてくれた。。。
さようなら~と、お師匠さんの魂が体からでていちゃったのは、何年前だっけ。
お師匠さんは、今は、どこにいるのかわかんないけど、変幻自在。
ユビキタスで、いろんなとこに現れている、と生きていたときは言っていたなあ。
だから、ときどき、私のところにもやってくる。
声だけ来るときもあるし、変な格好で来るときもあるし、
上司やお客さんに憑依してやって来るときもあるし、
そういう時は、決まって怒ったり、クレームを言う。こまったじいさんでもある。
でも、改善しなくちゃな~と心の片隅で思っていて、
改善してないことばかりだから、助かっているんだけど。。。
さてと、そろそろ眠くなったから、お布団ひいて寝ようかな、と、
お布団を敷いていると。
「真弓」「真弓」
わ~。お師匠さんが来た~。
今日は、声だけ。テレパシーですね。
「お師匠さん、何でしょうか。」
「真弓、あの本、いつ書きはじめるんだ。」
「え? あの本って?」
「とぼけるなよ。もう、2か月も止まってるだろう。」
あの本というのは、お師匠さんが書いた本のこと。
お師匠さんが書いた本を、いつか時代に合わせて再編してな、
とお師匠さんに頼まれていたことを思い出して、
今年に入ってから書いていたけど、2か月前に止まってしまっていた。
「えへへ。読み返したら、なんか説明ばっかで。
これじゃあ、読んでくれる人少ないなと思って、構想練り直してます。」
「それは、わかっている。で、練り直して、どうなった。」
「・・・」
「どうなった。」
「うーん。。。小説風に書こうと思って。」
「じゃあ、書け。」
「・・・。どう書こうか、と考えていて。
こうやって、お師匠さんと問答してる風に書こうかな、と思ってて。」
「おー、それはいいな。じゃあ、今すぐ書け。」
「え! これから寝ようと思ってるんですけど。」
「思ってるだけじゃ、忘れるだろう。」
「確かに。」
「で、タイトルはどうするんだ。」
「『地球のリハビリテーション』!」
「お、やっと来たな。」
「えへへ。」
ということで、真弓とお師匠さんとの物語がはじまります。
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