~プロローグ~
この物語は、
半分、フィクション。半分、ノンフィクション。
主人公の名前は真弓。
真弓がお師匠さんと出会ったのは26歳のとき。
人生に迷っていた真弓に、
「生きること」「この地球のこと」「哲学とは」
「世界史とは」「愛とは」「平和とは」など、
真弓が子どものころから本当に知りたかったこと、
本来、学校で学ぶべき大事なことを、今の日本の教育では教えてないからと、
お師匠さんは、言葉でおしえるだけでなく、
身につくように、体験をとおしておしえてくれた。
私が26歳のときは、平成のはじめの方。
平成3年。
いとこからの紹介で、はじめてお師匠さんに会ったとき、お師匠は満面の笑顔で私をウェルカムしてくれた。生まれてはじめての出来事だった。
いや、まてよ。
生まれたときも両親から満面の笑顔でウェルカムされたのかもしれない。
すべての人は、ウェルカムされるべき存在。
だけど、ウェルカムされないようにしてるのは、誰だ?
それは、ほかの誰でもなく、自分なのではないか。
お師匠さんは、言っていた。
「人はみな、愛そのもの、で生まれてきた。」
「あかちゃんは、愛そのもの。」
「あかちゃんがいるだけで、まわりにいる人たちは和むだろう。
それは、あかちゃんが「愛そのもの」だからなんだ。」
本来、人間はみんな「愛そのもの」。
そのことを思い出しなさい。
そんな意味もあって、お師匠さんは満面の笑顔でウェルカムしてくれたのかな?
「お! 真弓! よく気づいたな!」
「・・・うわあ。お師匠さん!
突然、現れないでくださいよー!
私の心の中、読んだんですか。」
「読んだわけじゃない。聞こえてきたんだ。
その気づきは、すごい喜びの波動を発していたぞ!
その気づきで、真弓はひとつ抜けて成長したんだ。
その波動に呼ばれたんだよ。はっはっは!」
「そうなんですかぁ。。。」
「うわ! 出た。真弓の疑い癖。
ま、まあ、斜に構えるな。
真弓は、自分のことを疑うよなあ。
まあ、今は癖ほど強くはないがな。
何度も言ってきただろう。
真弓は自分のことを観ようとしない、ということ。」
「はあ、確かに。お師匠さんは何度も言いましたね。
だけど、お師匠さんが生きていたころよりは、
自分のこと、よく観るようにはなりましたよ!」
「ま、そうだな。」
「お師匠さん。言ってたじゃないですか。
自分の現在位置を100%判っている人は、少ないって。
私の場合は、疑い癖が、
本来100の自分を、70とか、50とか、30とかしか見えてないわけでしょう。」
「見えてないだけでなく、疑って観ようとしないから、30を15にしてしまってたわな。
お気の毒だね~。」
「・・・。そ、そ、そ、そうだったんですか。
それ、めちゃくちゃヤバい。
致命的じゃないですか。」
「だから、致命的な癖、と言ったろう。
致命的というのは、命まで落とすということだからな。
真弓は、疑い癖で、自分の命まで失うところだったんだぞ!
自分で、自分の氣に毒をもっていたもんだ。
だからな、溢れるような笑顔でウエルカムしたんだ。
真弓も、愛そのもので、この世界に誕生したんだ。
誕生した、ということは目的があるからだろう。
目的がない限り、魂は肉体に宿るなんて技をとらないんだ。
わかるか?」
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地球のリハビリテーション(1)は、はこちら(⋈◍>◡<◍)。✧♡