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以前「アウトバストリートメント」についてお話しました。
結構前の話なので覚えているでしょうか…(^_^;)
→アウトバストリートメントについて ~ヘアオイル編~
アウトバストリートメントとは
お風呂の外で使う「洗い流さないトリートメント」のことですね!
今日はかずのすけイチオシの「ヘアミスト」についてお話しておきます。
◎「ヘアミスト」とは
アウトバストリートメントの種類上、
ヘアミストはヘアオイルの対角に位置するものです。
ヘアオイルのベースは鉱物油・油脂もしくはエステルなどの油剤ですが、
ヘアミストのベースは水と水溶性のアルコール類です。
なので基本的にヘアミストは
シャバシャバの液体状で
スプレーノズル付きの容器に入っています。
基本的には髪にそのままスプレーして使うのが一般的なのでしょうね。
◎ヘアミストの成分構成
ほとんどのヘアミストの主成分は
「水」+「エタノール」
です。
エタノールは有名なアルコールですが、
「揮発性」という性質を持っているので
水に比べ気化しやすい成分になります。
なのでアルコールベースにしたミストは髪につけても比較的早く乾き、
有効な成分だけを髪に残すことが出来るようになっていますね。
ヘアミストはベースに水+アルコールを加え、
あと保湿剤や水溶性の皮膜剤などを適宜配合しています。
◎ヘアミストの利点
ヘアオイルは髪にベース剤が大量に残留して、
髪そのものを重くしてしまう性質があります。
確かにヘアオイルの場合は髪にあでツヤを残すことができますし、
質感も簡単によくすることができます。
ですがパーマヘアの人やボリュームが欲しい人にとっては、
ヘアオイルはあまり嬉しいものではありませんね。
いかに髪がツヤツヤツルツルになっても
べったりしてしまうとヘアスタイルがうまく作れなくなってしまいます。
そういう場合にはヘアミストは大変有効です。
ミストはベース剤が気化してしまうので髪に重さを与えません。
その上でミストにパーマを出す成分を加えればパーマ用に、
質感を良くする成分を加えれば質感調整用に、
抗酸化成分を加えれば抗酸化用に…
いろんな効果を持ったミストを作れます。
しかもヘアオイルの記事で紹介したような
「皮膜の残留」
というデメリットは存在せず、
使いすぎの懸念を考えずに使用することができます。
ヘアミストは効果を知って使用すると
大変使い勝手が良いアウトバスなのです。
◎ヘアミストの難点
ただ当然完璧ということはないです。
まず上でも簡単に書きましたが、
そもそもヘアミストはベース剤が気化するので
ミストそのものの効果を及ぼすのは配合がごく微量の成分です。
これはつまり
ヘアミスト=効果を感じにくい
ということの他ありません。
そもそもヘアミストは成分の95%以上が水とエタノールなので
効果を及ぼす成分が残留しても、
それほど大きな効果を発揮するものはかなり限られています。
市販で販売されているものはほとんどが
「匂いの付いたただの水」
と考えるべきかもしれません(^_^;)
◎効果の高いヘアミストとは
しかし効果を十分に感じるミストも当然存在します。
僕がこれまで使ってきた中でも、
ナプラ CPモイスト
は特に効果を実感出来たアイテムでもあります。
このアウトバスには「ヒドロキシプロピルキトサン」
という水溶性皮膜成分が配合されていますが、
CPモイストがその他のアウトバスとは圧倒的に違うのは
このように水溶性の皮膜成分を配合していることが大きな鍵です。
シリコーンなどのような油状皮膜剤は「残留」というデメリットを持ちますが、
皮膜剤が水に流せる成分であれば、
残留の弱点は存在しません。
本来水溶性の成分は水で流れてしまうため
普通のインバストリートメントに配合しても効果はほとんどありませんが、
洗い流さないトリートメントであれば、
水溶性の皮膜成分は大変有効な成分と言えます。
しかもその成分がキトサンなどの非常に高機能なものであれば、
アウトバスミストとしてはかなり優秀なものになるでしょう。
髪に重さを与えられることもなく質感を底上げし、
さらに通常の皮膜物のような残留の懸念がありません。
CPモイストは本当におすすめのアイテムなので、
また後日取り上げたいと思います。
このミストは単にアウトバスとしてではなく、
いろんな応用法があるのでぜひ紹介したいと思っています(^-^)
◎ヘアミストで毛髪補修?
最後にちょっと注意というかなんというかなのですが、
ヘアミスト系の商品で、
「毛髪の補修効果」を謳ったものがたまにあります。
しかしはっきり言いますが
ミストのように超絶薄いトリートメントに
髪を補修する効果はほとんど見込めません。
加水分解ケラチンやペリセアなどの成分が入っていてもです。
ミストが出来るのはあくまで
・質感の調整
・保湿感の向上
・抗酸化力の付与
・臭い対策(匂い付け)
などの外面的な効果だけです。
まぁほとんどのアウトバスがそうですが・・・苦笑
「アウトバストリートメント」
という名前からなんとなくトリートメント効果を期待したいですが、
実際にはアウトバストリートメントというのは
根本的にはスタイリング剤です。
ワックスやムースと同じ土俵のアイテムと思ったほうが良いでしょう。
僕の中ではヘアミストは
スタイリングをしやすくするベースウォーター
みたいな捉え方をしていますね…。
アウトバスとして★★★★★の最高評価!
と評するものであっても、
まぁダメージケア効果はインバストリートメントには遠く及ばないものです。
なので
アウトバスにはそのあたりの効果はあまり期待すべきではないのですね。。
考えても見ればそりゃそうかという話ですが(^_^;)
→ヘアクリーム編
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