親愛なる先生へ


昨日のお手紙を書いたあと、しばらく考えてみたんですけど、やっぱり「生まれつき」というところに、語弊があったことはあった、とはいえますよね!? 

もっともそういうのは、いわば些細なことっていうか、重箱のすみをつつくようなことかも。

あの場でわたしがいいたかったポイントとしては、「自分じゃどうにもできない」という点だったんですよ。


そしてそのことは、これから述べようとすることにも、つながってきそうなんですよね。

というのは、今回のお手紙では、2020年1月7日のお手紙の中の

「(3) 実力行使(いくらこちらがわかってなかろうと、おかまいなく、親などの意向通りにムリヤリさせられる)」

というものについて、みていこうと思っているので。


これって、まさに「自分じゃどうにもできない」っていうことそのもの、じゃないですか。

しかも、この「(3)」の段階にまで行ってしまうと、もはや言葉だけにとどまらず、態度にまで押し進められてるので、もうどうにもこうにも手が打てなくなってしまうのだもの。


それにしても。

普通に考えて、実力行使ということは、尋常じゃないですよね。よっぽどのことだと思ってしまいますよ。

だから、実力行使された方としては、こう捉えてしまうものではないでしょうか。『なにか相当に、相手の気分を害させてしまったはずだ。』などと。

そして、そのことが、どうやら重大な影響をもたらすことになったんじゃないか、と思いついたのです。


それについては、また次回以降に、お話しすることにしますね。


あなたの一番弟子(でありたい) elaine

親愛なる先生へ


昨日のお手紙のことなんですが、実をいうとお恥ずかしながら、いわば論理が破綻してたかもしれない箇所をみつけてしまったんですよね。


それはどういうところか、というと。

昨日のお手紙の中で、「(妹たちが生まれる前と後とでは、)自分自身には全く変化は無いってもんですよね。」と書きましたでしょ。それだってのに、いきなり不本意な仕打ちを強いられるようになる、というのが、ゆくゆくの「自分はブス」という思い込みにつながっていったんじゃないか、と。


だったら、昨日のお手紙の中の、「自分は生まれつきブスで、これはもう仕方がない」という箇所の“生まれつき”というトコが、ヘンですよね!? 

だって、ある時(自分の場合は妹たちが生まれてきた時)を境に、突如「不本意な仕打ち」が始まったわけなのだから。


ということは。

もしかして自分は、こんなふうだったのかも。要するに、憤っていたのは「外部から勝手に決められてしまう」ということに対して、だったのでは? なーんて。

ちょっと、考えてみることにしようと思います。

あなたの一番弟子(でありたい) elaine

親愛なる先生へ


今回は、2020年1月7日のお手紙の中の

「(2) 親などから意味不明なことをいわれる(「お姉さんなんだから、我慢しなさい。」などと)」
というのについて、みてみます。

思うに、こういうふうなことを言われることによる影響のうち、最も罪作りなところって、自分とはまったくかかわりのない、完全に外側の要素だというのに、ムリヤリ自分の現実にグイグイ入り込んで来ちゃって、自分では為すすべもない……という点なんじゃないでしょうか。

そもそも、妹たちが生まれる前と後とでは、自分自身には全く変化は無いってもんですよね。
それなのに、いきなり勝手に「お姉さんなんだから」などと決めつけられて、不本意な仕打ちを強いられるんだもの。

もしかしてこういうようなのって、2019年3月14日のお手紙に通じるところがあるのかも? 
つまり、「いくら自分ではそうじゃないつもりでいても、誰かから例えば『見た目が不快だ』などと指摘されたら、そうなんだと認めざるを得ない」というようなところのことです。
そうだとすると、この2019年3月14日のお手紙に書いていたような、「自分は生まれつきブスで、これはもう仕方がない」って感じの思い込みって、どうしたって抱かずにはいられなかったんだよなあ……と、あらためて気づかされるようです。

それでは、今回はこのあたりで。

あなたの一番弟子(でありたい) elaine

親愛なる先生へ


昨日のお手紙で予告したとおり、まずは

「(1) 妹たちからの傍若無人なふるまい(自分が先に遊んでいたおもちゃなのに、妹たちから横取りされる、など)」

というのについて、みていくことにします。


これについて、よくよく考えていくとですね。

やはり、こういう要素を抜きにしては、語れないんじゃないか、という気がしてしかたないんです。

それは、それこそ2020年1月5日や2020年1月6日のお手紙とかで、言及していた要素。

つまり、「当時の自分が、年端もいかない幼子だったんだ」ということです。


例えばですね。

もういいトシした大人とかだったら、たとえちっちゃい子とかに自分のものを取られたって、余裕で許せることでしょう。(てか、そういう状況で本気でカッとなる大人の方こそ、「おいおい、大丈夫? 」って感じになるかも。)

だけど、当時の自分はそんなんじゃない。そりゃ2~4歳は年上だったりするわけだけれども、まだ経験とか知識とか、ホント乏しいわけなんです。それだってのに、大人のような余裕を求めるなんて、無理以外の何ものでもないですよ。


さて、この続きは、また次回以降にしますね。


あなたの一番弟子(でありたい) elaine

親愛なる先生へ


えっと、ここらで話の流れを、ざっと整理してみようと思います。


そもそもですが、いったいどういうわけで、『自分ばっかり我慢しなきゃ! 』ってなってしまうのか、ということについて、探っていたのでしたよね。


そこで、自分の生育歴を振り返ったところ、だいたいつぎのような要素があるんじゃないか、と思うんです。


(1) 妹たちからの傍若無人なふるまい(自分が先に遊んでいたおもちゃなのに、妹たちから横取りされる、など)

(2) 親などから意味不明なことをいわれる(「お姉さんなんだから、我慢しなさい。」などと)

(3) 実力行使(いくらこちらがわかってなかろうと、おかまいなく、親などの意向通りにムリヤリさせられる)


さて、次回からは、これらをひとつひとつ、みていくことにしますね。


あなたの一番弟子(でありたい) elaine