親愛なる先生へ
昨日のお手紙を、ちょっと振り返ってみて感じるのは、「自分って、ほぼ強迫的ともいえるくらい、『良くならないといけない! 』っていうふうだったのでは? 」ということです。
だって、誰かと話したりしてるとき、その誰かがこちらについて受ける印象のことまで構っちゃいられないくらい、必死だった、ってことなのだものねえ……。
まあ、それも、これまでのお手紙の論調だと、無理もないことになっちゃうんですよ。
それこそ、2019年11月29日のお手紙の、「お姉さんなんだから(これくらいのことは出来てなきゃいけないというのに、お前は出来ていない。だからお前は至らなくて馬鹿だ。でも、お姉さんなんだから馬鹿であってはいけない)」って文。
コレ、真に受けてたら、マジできりがなくなっちゃうんじゃありませんか? だいたい、どこまでやれば気がすむの? って感じになっちゃいますよ。
ですから、さっき『良くならないといけない! 』って書きましたけど、これもっと正確にいうのなら、『このままじゃダメでダメでどうしようもないんだから、せめてなんとかして少しでもましにならないといけない! 』っていうふうなのかも。
こうなってくると、なんか、「お姉さん」でいることって、全然誇らしいことでもなんでもなくて、むしろ、言葉は悪いかもしれないけど、いわば呪いっていうか、スティグマ? って感じなのだったりして……。
さて、今回はこんなところで。
あなたの一番弟子(でありたい) elaineより