涼をもとめて | 日々オヤジ時々Rider

涼をもとめて

東北ツーリングの記事の途中ではございますが

とある山猿 イヤ、読者の方より、

『絶対アップしてくださいよ。ウッキッキー嘘チェブ」と

強い要請がございましたので、この連休に出掛けた

キャンプ記事の緊急アップです。




それは先週、今月の夏キャンプは何処に行こうかと

考えたいたところ

岐阜の山猿 ではなく

家具職人のREOのBlogに何やら涼しげなキャンプ場の記事

しかも、無料のキャンプ場だとか

すぐにコメントを入れ

詳しい情報を聞き出すと

彼も参戦するとの事


彼とは、3年前のOutRiderのミーティングで知り合った。

しかし、それ以来会っていない。


その時の記事はこちら

Part 1

Part 2

Part 3



その後、今回は残念ながら参加出来なかったが

同じくその時に知り合った、薪部長が

これまた、その時知り合った南風さんに連絡を取ってくれて

3人での久しぶりにキャンプをすることとなった。



土曜日の午前中、チョット不具合の出ていた

20世紀製オンボロクルマの修理のため

ディーラーに持ち込んだところ

高級車のショールームのおねぇチャンのケツを

マジマジと眺める間もなく

無事に修理完了


自宅に戻って荷物を積み込み、昼前に出発となった


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雲は多いが、雨は降っていない



目的地近くの、ICは関ヶ原となる

自宅から、京奈和バイパス、京滋バイパスと走り

名神の草津PAで休憩


トイレから出ると、雨が振り出し

みるみる間にバケツをひっくり返したような大雨となった


30分程待機した後、小降りになったとこをみはからって

カッパを着て給油を済ませて出発

しかし、すぐに雨雲を抜けて

多賀PAでカッパを脱いだ


関ヶ原からは下道を小一時間程走り

4時前にキャンプ場に到着


この日仕事のREOは、19時位に合流予定

南風さんが来てはいないかと

キャンプ場内を見て回る

意外に広い

川沿いにサイトがいくつかあり

上流の方には、芝生のサイトもある

綺麗な水場とトイレが設置してあった。

これで無料のキャンプ場とは驚いた

事前のREOの情報では、ガラガラとのことだったが

さすがに3連休の初日、ファミリーキャンパーが多い上

子供会のか何かの体験キャンプイベントのようなものを

行われており、芝生サイトは既にいっぱい

そんな中に、南風さんの姿はあるはずもなく


下手の誰もいない、砂利地のサイトにテントを張った



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設営していると、一台のバイクが、登って来る音が

しかし、REOのXRとも、南風さんのGPZの音とも違う

バイクの音は、少し離れた端の近くで止った。


しばらくすると、カッパを着た若い女性ライダーが近づいて来た。

ここはなんと言うキャンプ場ですか?

答えると、彼女の顔に失望の気配

聞くと、北海道で知り合った栃木の女性ライダーと

この近くの別のキャンプ場で待ち合わせをしてるらしい


後で聞いた話だが、この時彼女は
恐怖心と戦いながら、相当な勇気を持って
私に話しかけて来たらしい。ショック!



その橋の上にもサイトがあるが
同じキャンプ場らしい
私もさっき、友人を捜しに見て回ったが
ファミリーキャンパーばかりで
ライダーの姿はなかったよ



彼女の持ってた地図を見ると、目的地のキャンプ場は

もう少し先にあるようだ

探してきます。

そう言って、彼女は戻って行った。





その後私は設営を済ませ、少し下ったところにあったスーパーに

買出しに出掛けた。スーパの横にはホームセンターもある。



サイトの近くに枯れ枝は、たくさんあったのだが

この日は、ナタも手ノコも持って来ておらず

しかも、雨に濡れて湿気ったいたので

そこで、薪を購入


サイトに戻り、雨が降って来た時と夜の沐浴に備え

海パンに着替えて焚火の準備をしていると

さっきの彼女が戻って来た。



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向こうのキャンプ場も
ファミリーキャンパーばかりでした。
ここに、お邪魔してもいいですか?



ヨッシャ~~~!!


あとで、オヤジライダーが
二人程来るが
よろしければ、一緒にどうぞ



話をしてる間に、ポツポツと雨が落ちて来た

荷物をほどいている

彼女から、銀マットを受け取り

濡れないように、私のテントの前室に入れてやった。


彼女は、私から少し離れた傾斜地にテントを建てようとしていた。


私の横の平地は、木の陰になっていて

今なら雨に濡れずに建てる事ができる。

そう、告げると

彼女はそこにテントを建て始めた。

彼女がフライをかけ終わる頃

雨が激しく降って来た。


しかし、私の焚火は既に

多少の雨では、消えない程に

メラメラと燃えはじめていたのである。メラメラ(笑


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彼女がテントを建て終える頃

REO君登場

挨拶もそこそこに

この雨じゃ
テント建てられんので、先に買出しに行ってきます。


そう言って、荷物だけ降ろし

走り去ってしまった。


REO君と入れ替わりに南風さんが登場

コチラは、いつものGPZとは違い

なぜか、モトコンポ(原付)にキャンプ道具を積んでの登場

彼のテントは、ワンポールなので

雨の中でも設営OK

砂利に苦戦しながらもなんとか設営完了

しかも、彼の素晴らしいところは

原付ながらも、タープまで持って来ていたクラッカー

買出しから戻ったREO君とカッパを着てテントから出て来た彼女と

4人で協力してタープの設営完了

焚火をタープの下に移し、宴会の始まりであるクラッカー

彼女は、大阪から来た桜子さん

毎年北海道に渡る、気合いの入った、ツーリングライダーでした。

お酒の飲めない彼女は

紅茶で乾杯

その後、REOが買って来た、ホルモンや

私の焼き肉などをつまみながら

旅の話に盛りやがる

やがて、10時過ぎ、雨も小降りになった頃に

彼女の友人、みっちゃんさんも無事に合流


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翌日のルートを、地元民のREOに相談したり



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自然と戯れたり


雨のおかげで、虫も少なく

焚火もいい感じの暖となり

ついさっき
見ず知らずだった

男女5人が、ワイワイと旅の話で盛り上がれる

キャンプって良いなぁ~

ライダーって良いなぁ~~

と沁沁感じる夜なのでありました。


翌朝は昨夜の酒を心地良く引きずりながらも

7時過ぎに起床

南風さんが煎れてくれたうまいコーヒーを頂きながら

それぞれに朝食


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その後それぞれに、のんびりと撤収作業

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ここで、みっちゃんさんが座り込んだまま動かない

顔が火照り、しんどそう

持って来ていた、冷感タオルを首にかけてやり

みんなで、荷物の積み込みを手伝い

取りあえず、近くの道の駅まで移動

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道の駅に着くなり、手足が痺れると言うので

冷房の効いた部屋で休憩

軽い熱中症だったようです。


道の駅に併設されていた

温泉に入るかとも思ったが

また、空模様が怪しくなって来た

30分程涼んでいると彼女の症状も

落ち着いて来た。

冷感タオルを彼女に譲り

またの再会を願いながら

一足先に、席を立った。


帰りの道中は、着たり脱いだりの繰り返しだった。

本当は、下道で帰るつもりだったが

四日市の手前で、豪雨にあい

諦めて、東名阪に乗った

しかし、亀山に入る頃には

カッパも一瞬で乾く程の天気

奈良の自宅に着き、ガレージにバイクを入れたとたん

再び、バケツをひっくり返したような雨となった。



今回のキャンプは

久しぶりの再会と、新たな出会い

きっと、バイクに乗り旅を続けていると

この繰り返しなのだろうな

だからこそ、旅をやめられない


またいつか、どこかの空の下

一緒に焚火を囲める日を

楽しみにしています。ニコニコ


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なお、誌面の都合で割愛した部分に付いては
コチラのBlogをご覧下さい。⇒家具職人REOのブログ