Early Autumn Camp Touring -Part 3- | 日々オヤジ時々Rider

Early Autumn Camp Touring -Part 3-

REOとふたりで、南風さんの餃子に腹包みを打っていると

麓の旅館で風呂を借りてきたという

奈良の吉野から来た、GPZ1100のライダーであり、『関西林道キャンプ会』の“薪部長”と

OutRider誌の通信員をしている、“亮太郎”さんが戻ってきた

彼らも、我々の隣にテントを張っていたので

もちろん、合流

すかさず、南風さんが餃子を二皿焼く得意げ

この餃子、確かに元ネタも美味しいのだろうが、

彼の焼き具合、焦げ目の付け方も絶妙でなのだ

何よりも、驚くのは一皿を、わずか1,2分で焼き上げるのだ

私はてっきり、南風さんはプロの調理師かと思ったが、そうではないらしい

私なら、自宅のキッチンでもここまで、鮮やかに焼く事は出来ない

さすが、餃子部長にひひ

見上げると、夕陽が秋葉山に沈んで行った

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It's a Party Time

5人でワイワイと飲んでいると、フラフラと赤い帽子をかぶった爺さんがやってきた

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この爺さん、そうとういい感じに酔っぱらってはいたが

話し好きのようで、昔は、カワサキ、ハーレー、BMWと乗り継ぎ

75歳を超えた今は、大型バイクは家族に止められ、ガーン

カブとモンキーに夢中らしいラブラブ

乗っているバイクが何であれ、歳を取っても乗り続けている事がすばらしいクラッカー

あっ!!そうだ 思いだした

最初、この爺さん我々の所に来て

『ここは、どんなチームの集まりですか?』と聞くので

『イエイエ、みんなついさっき、初めて会ったばかりですよ』と私が言うと

『アンタがこのチームのボスかね?』

何度か否定したのだが、ど~~も話がかみ合わない

相当、酔っているのかと思って、そのままにしておいたが

後で聞くと、少し耳が聞こえにくくなっているらし

しかしながら、この後私は、ケン坊と呼ばれる事はなく

ボスになってしまった汗

こんなに、キュートなナイスミドルをボスだなんて・・・にひひ


30分程話した後、また爺さんは私のテントの横を通って戻っていた。

どっすん!!と鈍い音


『ボス、やばいよ爺さん落ちたんじゃないか?』とREO

全員で見に行くと、1m程の段差の下で、爺さんが倒れていた

意識ははっきりしており、立ち上がろうするが、足をくじいたのかフラついている

骨も折れてはなさそうなので、みんなで担いで、彼のサイトまで連れていってあげた。


自分たちのサイトに戻り時計を見るとまだ8時前、飲み直そうとすると

南風とREOが

「ボス、日も暮れたし、飲み直す前に風呂、行きますかぁにひひ

もちろん、近くに温泉などない、あるのは、

このキャンプ場は気田川のそばにあるニコニコ

ふもとの旅館で風呂に入ってきた、亮さんと薪部長に火の番を頼み

南風とREOと三人で川原へ、全てを脱ぎ捨て川の中へ

超~~気持ちいい~~~音譜

ツーリング先で温泉に入る事は、よくある

しかし、川に入ったのは初めて、こんなに気持ちがいいものだったとは音譜

さっぱりとして、サイトに戻り飲み直しビール

も~~その後はすごかった

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副編集長が来て


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鉄兵が来て


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タイチョーも来て


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ネギさんや哲さんも来た

もちろん、その度に南風さんが餃子を焼くにひひ

バイクの話や、ツーリングの話、編集の裏話や、世界中をツーリングした人の話

アンナ話や、コンナ話で大いに盛り上がる

みんな、初めて会う人がほとんどなが

この一体感は、いったい何なんだぁ~~アップ


楽しい時間が過ぎるのは早い

南風さんの餃子が尽き、薪が尽きた時に時計を見ると2時を回っていた汗

火の始末だけして、片付けもそこそこに、ゴソゴソとそれぞれのテントへぐぅぐぅ

翌朝、目が覚めたのは朝の8時

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すでに皆さん、朝食の準備中あせる

慌てて、フライとシュラフを干して、朝食に加わる

南風さんが炒れてくれた美味しいコーヒーを頂き

前日に買っておいた、サンドイッチを頬張る


他のサイトの人達は、すでに食事も終え、撤収の準備中汗

すでに、日も高くなり、気温もグングン上昇中

名残惜しいが、朝食を終えた我々も撤収準備にかかる

汗だくになりながらあせる


テントもたたみ、荷物も積み終わる頃には、キャンプ場に残ったのは

ごくわずか

『ボス、人も減ったし、朝風呂入りますかにひひ」とREO

今度は、薪部長も加わり4人で川原へ

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こんなにバカをしたのは、学生の頃友人3人で、あてのない旅をして以来



荷物を積み込み、それぞれに再会を誓いあい帰路につく



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袋井のインターに向かう途中、ふと空を見上げると

秋の雲が広がっていた

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ヘッドホーンから、懐かしいこの曲が流れてきた音譜







次回のミーティングへとつづく



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