家族のアトピーやアレルギーのおかげで、健やかで丁寧な暮らしに興味を持ち実践している
Softly（ソフトリー）よしだりつこです。
前回の続きです。
前回の記事
https://ameblo.jp/ricoco611/entry-12330207222.html
太陽油脂の「パックスナチュロン」
シャボン玉の「せっけんシャンプー」
よしだ家には合わなかった石けんシャンプー
それぞれのメーカーに電話をして何のオイルを使用しているか聞いてみました。
画像お借りしました
まずは
「パックスナチュロン」
使われているオイルは
ハイブリッドヒマワリ油（オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸）
パーム核油（ラウリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸）
ヤシ油（ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、カプリン酸、カプリル酸）
※（）内はそれぞれのオイルの脂肪酸を多い順に書きました。
※因みにパックスオリーという種類もあるのですが、そちらはオリーブ油、ヤシ油、パーム油でした。
そして
画像お借りしました
「 せっけんシャンプー」
使われているオイルは
ツバキ油
（オレイン酸、パルミチン酸、リノール酸）
パーム核油
（ラウリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸）
ヒマワリ油
（リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸）
最後は気になる
「合わなかった石けんシャンプー」
（よしだ家では皆んな洗い上がりがゴワゴワ&ベタベタでした）
使われていたのはオイルそのものではなくて、オイルから取り出した脂肪酸を組み合わせたもの！！だそうです。
使われているオイル（脂肪酸）は
パーム核油（ラウリン酸、オレイン酸、ミリスチン酸）
パーム油（パルミチン酸、オレイン酸、ミリスチン酸）
上記のの（）内の脂肪酸をオリジナルで組み合わせたということですね。
どんな配合かまでは聞きませんでしたが、
フムフム、だからかー
と一人納得
と一人納得やっぱり石けんって面白い！！
脂肪酸の働きを見ると、それぞれのシャンプーの特徴がつかめますよ。
ラウリン酸泡立ちと洗浄力に優れている。
ミリスチン酸きめ細かい泡立ちを持続する。
パルミチン酸泡立ちは悪いが泡の持続性がある。
オレイン酸肌になじみやすく潤いがある肌に導く。濃厚でリッチな泡立ち。最も酸化しづらい。
リノール酸油分を落とすが、水分は保つ働きがある。軽くフワフワした泡立ち。酸化しやすい。
各オイルの一番最初に書いてある脂肪酸が特に多く含まれているので、それがそのオイル の特徴となります。
それぞれの脂肪酸の特徴を考慮してまとめると・・・
太陽油脂
パックスナチュロンは
「洗浄力があり濃厚なでリッチな泡。
泡立ちがよく地肌になじみやすい。
潤い成分でまとまりやすい髪に。」
シャボン玉
せっけんシャンプーは
「洗浄力があり濃厚でフワフワした泡。
泡立ちがよく地肌になじみやすい。
潤い成分でまとまりやすい髪に。
水分を保つのでパサパサ感が気になる髪に。」
合わなかったシャンプーは
「洗浄力と泡立ちがよい。
泡の持続性がある。
特に泡立ちを重視する方に。」
考察として、合わなかったシャンプーにはオレイン酸やリノール酸など、潤い成分や保湿成分が入っていないので洗い上がりがサッパリし過ぎて、ゴワゴワになったのかもしれません。
また、頭皮が不足した油分を補おうとベタベタしたのだと思います。
逆にオイリーな頭皮にはちょうどよいシャンプーになるのでは？と思いました
※シャボン玉のせっけんシャンプー以外はオイルではない他の成分も含まれているので、
それぞれのシャンプーの特徴はオイルを見て私が考えた使い心地です。
が！実際使ってみた私の感想も上記と同じです！
こうやってオイル（脂肪酸）を組み合わせて作る石けんって楽しくないですか？
私が作った石けんシャンプーは
オリーブ油
ツバキ油
パーム核油
オレイン酸がたっぷりなので、家族の髪の毛はトゥルントゥルンになりましたよ
（洗い上がりにクエン酸リンスです）
ここまで違いがはっきりとわかったのは初めてだったので、やっぱり選ぶオイルって大切だわ
と改めて実感しました。
ママの愛情石けんには
オリーブ油
パーム油
パーム核油
アボカド油
スイートアーモンド油
が入っていて
オレイン酸もリノール酸もラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸もバランスよく配合され、
汚れ落ちも潤い感も両方実感できる石けんとなっています
乾燥の季節に是非使ってみてくださいね
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