NUX MG-30
唐突ですが、まさかのMNG!
いつもの楽天ポイントではなく、不意に頂いた(←知らぬ間に入っていたw)ネットショッピングのポイントがありまして、しかも期間限定だから使わにゃ損ってことでね。
バンドマンみんな大好きサウンドハウスよりもずっとお安く入手できるとなったので、このタイミングでいっとかなきゃな・・・と、思い切って購入
いや~、前々から、そりゃもう何年も前から、
「手軽に持ち出せるマルチエフェクターが欲しいな~・・・」
って思ってたんですよ
あるじゃない?
ちっこい筐体で、でもそれなりにいろんな音出せるやつ。
NUXは俺も前々から気にはなってたんですよ。
このMGシリーズ、すごい人気じゃない
MG-300、MG-400、MG-30とのラインナップで、俺は一番ショボい(?)MG-300でもいいやって思ってたんだけど、調べれば調べる程、やっぱり上等なクラスの方がいいなって思えるようになっちゃって・・・
あ、いやいや、後述するけど、MG-30を選んだ理由はちゃんとあるんだよ?
開封。
鳴らし始める前に、ファームウェアのアップデートを先にしておこうと準備してましたので、音出しの前にさっさとアプデを済ませることに・・・
(うん、実はアプデの前にちょっとだけ弾いたけどねw)
公式サイトでDLできるファームウェア、現時点で最新版のものに。
ver4.0.3になりました。
では、音を出していきましょー
MG-30を選んだ理由の一つ、YouTubeで人気の『タメシビキ』の人、山口和也さんがファクトリープリセットの音作りに協力されていまして・・・
【TAMESHIBIKI】シリーズとしてパッチが入ってます
クリーンとクランチ、ディストーション、あとはプレキシサウンドの4種類。
この音が欲しかったというわけじゃなくて、あぁいったプロのギタリストさんが作るプリセットがあるってことは、それを分解してみればどんな音作りをされてるのかを知ることができるってことじゃない
勉強になるでしょ~
それだけでも魅力だよね。
KEMPERもそうだけど、(何ならG-SYSTEMだってソフトはある!)こういった機材も今やPCでパッチの作成・管理ができるようになってるのが当たり前になったもので、これまた公式サイトから最新版のソフトをDLしまして、音作りもPC上で完結できるようにセッティングしました。
これね、山口和也さんのタメシビキセットw
では、お話しましょう。
俺がMG-30を選んだ最大の理由。
空間系エフェクトのルーティングが、G-SYSTEMと同じくパラレル接続に変更できる!
図でわかりやすく説明すると・・・
このように各エフェクト・アンプは一つのルートで音が通っていくようになってるんだけど、まず、このMG-30はその順番も自由に変更できる仕様となってます
で、セミパラレルにできるのが、こんな風に・・・
(本体画面だとルーティングの図がわかりにくいからエディターソフトの画面で)
ディレイを通った信号はそのままアウト。
リヴァーブを通る信号にはディレイのウェット音は入らない。
これ!
G-SYSTEMと同じなの
さらには、モジュレーションエフェクトもパラレルにできるようで・・・
このMG-30、ちっこいくせに(低価格なくせに)なかなか、いや、かなり自由度の高い音作りができるようになってます
やるなぁ、NUX
ホントはね、マルチ選ぶ時になってZOOMのG6にしようかと悩んだりもしてたんだけど、調べていく内にパラレル接続ができることを知って、そこで即決!
音の良し悪しは使う人それぞれの評価で、特にそれらを鵜呑みにしてたわけではないし、あっちこっちで聴けるサンプルや紹介動画の音なんかを聴いてる限りでは、別にどっちでも自分の好きなようにできるんじゃなかろうかと思ってはいたけど、この価格帯のマルチでこうしてルーティングを好みにできるというのはかなり大きなポイントだよね
(・・・ん?もしかして、G6の方もパラレルできた?俺が知らなかっただけとか?w)
それなりにわかってるつもりだったけど、いざ実際に自分の環境で鳴らしてみて改めて感心したのが、近年のマルチエフェクターの音質向上。
アンプモデリングの音もそうだし、キャビネットシミュレーターとはまた違った、今流行りのIR(インパルス・レスポンス)の音の良さ。
ポジション的にはキャビネットシミュレーターのことなんだけど、技術的なお話で、そこはそれとはまた違うんだよねぇ。
確かにイイ音してるわ
俺が大好きすぎるKEMPERと比べると、それはまぁいくらか劣るところは耳に感じてしまうけれど、それにしてもこの価格で(←俺はかなりの格安、市場の中古価格よりも安く新品を入手できたw)この音なら、素晴らしいものですよ
ん~、褒めてばっかりね。
音作りをしていて、ここは気に入らないと気付いた点もあげておきましょうか。
俺がそもそもロック系、特にハイゲイン系の音を好んで鳴らすものなので、そういうタイプのアンプやエフェクトを使うんだけど、歪み過ぎね
アンプ実機と同じくらいのGAIN調整くらいにツマミをあげると、これでもか!ってくらいに歪みまくります
いやいや、それは違う。やり過ぎやり過ぎ・・・って、どのアンプ選んでもツッコミ入れてますw
例えば・・・
FriedmanのHBEのモデリング。
GAINツマミが2以下で俺が普通に使えるくらいの歪みになってて、味付け調整で前段にTSペダルをGAINほぼ0でセッティングしてます。
これで俺が普段鳴らしてるくらいの歪み感に・・・w
歪み過ぎやわwww
シーンモードの設定や、付属のコントロールスイッチなども含めて、かなりの使い易さとなってるNUXのMG-30。
パッチの切り替えが上下にしかできないものだから、そこだけ踏まえたセッティングさえしておけば、ライヴ実演でも使えるマルチですよ、これは
しかもね・・・、
電源ONにした時の起動画面を、好きな画像に変更することができるという意味わからん機能まであるのwww
テンション上がるやろーが、こんな機能
せっかくの三連休だけど、どうやら最終日も少々お天気がイマイチなようなので、また部屋でギター弾いて過ごしてる可能性が高いです。
これもあるしね