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知る場所

家の近くを歩いていたら、昔ながらの銭湯をみつけました。

なんとなく懐かしくなって、先日行ってみました。

本当に昔ながらという言葉がぴったりの内装。
古い形のマッサージ機に、タイルで描かれた壁面アート。

そしてお約束の瓶入りコーヒー牛乳もありました。

少しずつ、こんな場所がなくなっているんだよなぁと
のんびりと湯につかりながら考えました。

銭湯が一番活躍していた、そんな時代は僕も過ごしていません。
でもきっと、銭湯っていろいろなことや情報を
知る場所だったのだろうと想像します。

今で言うメーカーの広告や、最寄りの商店街の広告が貼ってあったり、
正に裸の付き合いのその場で交わされる挨拶や、会話でいろいろな情報を
交換し合ったり、広い浴場ではしゃぎすぎた子どもたちは
近所のおじさんに怒鳴られて、そこでのマナーを教えられたり…

今の銭湯は単なるお風呂になってしまっているのかもしれません。
それでもなんとなくホッとするこんな空間がなくなってしまうのは
少し寂しい気がします。

銭湯は、単なるお風呂ではなく
やはり人とのコミニュケーションの場所であって欲しい。

番頭の奥さんとの簡単なやりとりだけでも良いじゃないですか。
人との会話が少なくなって、人とのつき合い方が
分からなくなってしまっている今の世の中だからこそ、
そんな風に思います。

それにしてもやはり広いお風呂は、気持ちがいい!

これからは時々、ゆったりと湯船に浸かりにいこうと思っています。





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積み重なっていくもの

最近、ページ物のお仕事をいただく事が多くあります。

携わる期間が長い分、いろいろと難しさも感じるのですが、
その分お客様とのつながりは深くなっていくように思っています。

やはりやり取りが多い分、いろいろな状況が起こり、
又感情のぶつかりもありますが、
その中で産まれてくる連帯感というようなものが
あるような気がします。

そんな風に仕事を何度かいただいたお客様とは
その後の仕事もスムーズに進むことが多いのです。

やはり1度目よりも2度目、3度目と積み重なっていくものが
あるのでしょう。お互いの理解が深まっていくというのでしょうか。
スタンスというか間合いが分かっていくという感じですね。

今後共、リアドデザインをよろしくお願い致します。

そして、少しずつ少しずつ信頼を積み重ねていけたら幸いです。





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ことばのちから

先日、ある方がブログでおすすめしていた一冊の本。

これは読まなくてはという思いで
早速購入。

蒸し暑い午後、今日は部屋でゆっくりとこの本を読んでいました。

コピーライター、一倉宏さんの「ことばになりたい」という本です。

自分はどんなものを作っているのかというのはさておき、(゜д゜;)
最近の広告はとても
「凄いでしょ?素敵でしょ?良いアイデアでしょ?」
という作り手の考えが一緒にくっついて見えてしまうものが
多いなぁと思っていました。

つまり素直に見られないというか、感情移入出来ないというか
作っているシーンが想像出来てしまって、
そしてそれに満足している画まで浮かんでしまうんですね。

コピーにもそれを感じる事が多くて。
「良い言い回しが出来たでしょ?どうどう?」
なんていう言葉が、コピーの後に()付きで見えるかの様な。

そんな思いの中、今回の本を読んで
僕は素直に感動。

広告用のコピーなのか、詩なのか、短い小説なのか
そんなことはどうでも良くなっていて
とても素敵なことばたちとの対話が出来たのです。

もし書店に立ち寄ることがあったら
一度手に取ってみて下さい。

葛西薫さんのシンプルで素敵な装丁が、
中にある“ことば”たちをさらに魅力的にしてくれています。

ことばのちからはまだまだ捨てたもんじゃないぞと
勇気をもらえた一冊でした。



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