知る場所 | .

知る場所

家の近くを歩いていたら、昔ながらの銭湯をみつけました。

なんとなく懐かしくなって、先日行ってみました。

本当に昔ながらという言葉がぴったりの内装。
古い形のマッサージ機に、タイルで描かれた壁面アート。

そしてお約束の瓶入りコーヒー牛乳もありました。

少しずつ、こんな場所がなくなっているんだよなぁと
のんびりと湯につかりながら考えました。

銭湯が一番活躍していた、そんな時代は僕も過ごしていません。
でもきっと、銭湯っていろいろなことや情報を
知る場所だったのだろうと想像します。

今で言うメーカーの広告や、最寄りの商店街の広告が貼ってあったり、
正に裸の付き合いのその場で交わされる挨拶や、会話でいろいろな情報を
交換し合ったり、広い浴場ではしゃぎすぎた子どもたちは
近所のおじさんに怒鳴られて、そこでのマナーを教えられたり…

今の銭湯は単なるお風呂になってしまっているのかもしれません。
それでもなんとなくホッとするこんな空間がなくなってしまうのは
少し寂しい気がします。

銭湯は、単なるお風呂ではなく
やはり人とのコミニュケーションの場所であって欲しい。

番頭の奥さんとの簡単なやりとりだけでも良いじゃないですか。
人との会話が少なくなって、人とのつき合い方が
分からなくなってしまっている今の世の中だからこそ、
そんな風に思います。

それにしてもやはり広いお風呂は、気持ちがいい!

これからは時々、ゆったりと湯船に浸かりにいこうと思っています。





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