こんばんは!
私はあまり文法の話を
ブログではしないのですが
クライアントさんや読者さんからよくご質問を
頂くので今回はシェアしますね
ブログで文法の話をあまりしない理由の1つは
『正解はない』
から。英語は生き物です。
時代、国、地域によって使い方が違って当たり前
日本語だってどんどん変遷を遂げていますよね
そして私のような英語講師の立場の者が
こういうものです!
と言ってしまうと
そうなんだ~~と鵜呑みされてしまう可能性もあるので
そこもいつも念頭に置いてシェアさせて頂いております
それでも、ある程度の一般論は存在するので
それをあくまでも『ご参考として』シェアしますね
《助動詞 Can, Could, Will, Wouldの使い方》
今日のTOPICはCan I~ Could I~ Can you ~Could you~ Will you~ Would you~の使い方、使い分けについてシェアしたいと思います。
文法的に言うとこれらは助動詞と呼ばれるものです。助動詞は同士と組み合わさって動詞だけでは表せない話し手の気持ちを添える働きをします。
ですから、あなたがネイティブやお子さんに話しかけたい時の気持ちを重視してください。ネイティブはこうやって使うからこう使わなければいけない、とは思わないで頂きたいのです。私たちはアメリカ人やイギリス人にはどう転んだってなれません!(笑)だって日本人として生まれて日本語を大切にはぐくんできて日本人としてのアイデンティティが確立されています。私たちはネイティブになる必要はないのかも?アジア諸国の方たちはその国々で独自の英語を発達させていますね。私たち日本人も日本人の英語を広めていきたいですね。
では始めますね。おうちでよく使いそうなフレーズをpick upしてみました。
トイレにのぼれる?
Can you get on the toilet?
自分でパンツ脱げる?
Can you take off your pants by yourself?
自分で拭ける?
Can you wipe by yourself?
(床に落ちたものなどを)取って
Can you pick it up?
すべてCan you~で問題ありません。なぜなら近しい間柄だから。親子同士でいつも「~して頂けませんか?」と使っていたらぎこちないですよね。お子さんがお母さんに~してくれる?というときもCan you~でO.K.です。これらはすべてCan I~「~していい?」としても使うことができます。もともとcanは~できる、という意味なので物理的に出来るか、という意味合いも込められます。海外旅行先や海外赴任先で何か注文するときもCan you~? Can I have~?も使うことが出来ます。カジュアルなシュチュエーションでよく耳にする表現です。
~くれない?
Can I have~?
~貸してくれない?
Can I borrow~?
ではCould you~ Could I~はどういう時に使うのでしょうか?
Couldは上記のcanの丁寧、控えめな表現として使われています。だれかのお家で子供に話かけるときやあまり親しくないお友達、知り合いに使う表現です。大人同士でも仲良しのお友達に使うと、あれ?なんでそんなにかしこまってるの?と思われるときもあります。反対にお願いがあるんだけど、という意味を込める場合には敢えてCould youと使うことができます。
息子を迎えに来てもらえませんか?
Could you come my house to pick my son up?
では次にwill, wouldの使い方です。Can, couldと同様にwillよりも丁寧なのがwouldです。以前にも少し触れましたがwill, wouldは話し手の『意志』が含まれます。代表的な例ではよく映画でも耳にする
結婚してくれますか?(←断られたくない&親しい仲なのでwill)
Will you marry me?
Wouldは比較的表現法が決まっています。
~したいですか?
Would you like to ~
~したら困りますか?
Would you mind if~
丁寧さの順の目安は以下になります。でもあまり気にしすぎないでくださいね。感覚的なところもありますので。
Will you < Can you <Would you <Could you
お塩取ってくれる? 取って欲しい
Will you pass me the salt, (please)?
お塩取ってもらえる? 手が届くなら取ってもらいたい
Can you pass me the salt, (please)?
お塩取ってくれますか? 取って頂きたい
Would you pass me the salt, (please)?
お塩取って頂けますか? 手が届くなら取って頂きたい
Could you pass me the salt, (please)?
他の助動詞でMay I~ Shall I~があります。これらは下記の様に用いられます。
手伝ってもいい?
May I help you?
手伝おうか
Shall I help you?
いかがでしょうか?
なんだか頭が混乱してしまいますね。
助動詞の使い分けを知ることも大切ですが、おうち英語や日常英会話でたくさんのフレーズを実際に口に出してアウトプットすることによって体に染み付いてきます。Skypeレッスンで実際に発話してみましょうね!
Brilliant English Lesson主宰
英語講師 新田ゆかり