印度旅行記その4 ムガール帝国の墓 | 椎名令 the ROCKSTAR KILLER !

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印度旅行記その1はこちら

印度旅行記その2はこちら

印度旅行記その3はこちら

 

 

デリーという都市は
12世紀以来の北印度の要衝で
ヒンドゥー、アフガン系イスラム、
トルコ系イスラム、イラン系イスラム等々
様々な王朝が入れ替わってきた
ムスリム文化の影響の濃い都。

とはいえ、
印度といえば四千年の歴史
というイメージがあるものの、
デリーでは紀元前からの遺跡には
残念ながら出会えない。

とはいえ
中世の世界から現代に現れて
砂の中に消えて行こうとしているかのような
日本ではお目にかかれない
風情あふれる石造りの建築には
まだまだ逢うことのできる土地。

 

 

 

イベントから一夜明けて

ムガール帝国の前の王朝
ローディー朝時代の墓廟建築が並ぶ
ロディガーデンでアー写撮影なぞしてきました。

 

 

 

これがもう・・・
歴史建築好きにはたまらない
最高に風光明媚な公園でありました。

建ち並んでいるのは
室町時代あたりの墓廟です。

 

 

 

後から調べてみたら
ムハマド・シャー廟とかサフダルジャング廟は
行けてませんでしたけどね。


ここで名所見てみたい組と
現地の人が行くマーケットで
お買い物したい組とに分かれて

 

 

名所組はまず

駐在員やお役人など
お金持ち邸宅が並ぶエリアにある
白人客も多いスポット
カーン・マーケットに行き

 

 

ツェッペリンやクイーン、
ビートルズの写真が飾られた
オサレカフェバーとおぼしきお店で

 

 

印度料理堪能!!

 

 

ムガール帝国2代皇帝
フマユーン廟をさらっと見物。

これまた室町時代くらいの墓廟です。

 

 

 

中心部に眠る
フマユーンの石棺をはじめ

妃や王子、家臣など
建物中心部から壁部分まで
石棺の数々が並ぶ
まさしく一族の陵墓
だったわけなんですが
フマユーンの石棺以外は
どれに誰が入っているのか
全くわからないんだそうで、

ドームのある中央部の外に出ている石棺は
観光客が椅子の代わりに
座っていたりするし

死者の気配の薄い場所ではありました。

ヨーロッパの
王族の眠る教会なんかだと
独特の重々しい空気というか
(遺骸の)存在感があるんですけど、
それは全く感じませんでしたね。

皆レプリカで本物は別の場所に移してある、
とガイドさん仰っていたかな。

重要度の高い遺体は
イギリスの博物館に収められてる可能性も
あるような気がするんですよねぇ。

 

 

 

 

当初案内して頂ける予定だった
ラールキラー(通称レッドフォート)は
交通渋滞が凄すぎて
時間がかかりすぎる、とのことで
連れて行って貰えず

 

 

第一次世界大戦の
戦死者の慰霊塔であるという名所
インド門はかろうじて車で通過。

写真はトリミングして
拡大していますが
実際は遠かったです。

 

 

 

この上はせめて
印度に行ったら味わっておきたい!
と思っていた現地の味を求めて!

 

 

現地の人が行く印度スイーツ屋に
連れて行って貰いました!

好みは完全に分かれる
悪名高い印度スイーツですが

牛乳の蛋白質を団子にして
シロップに浸した「ラスグッラ」と
同じく牛乳の蛋白質を団子にして
クリームに浸した「ラスマライー」
を買いました!

日本で食べたラスグッラよりも大きく
高野豆腐のようなスポンジ系の食感で

ラスグッラは和菓子ぐらいには
甘かったものの
ラスマライーは意外に甘さ控えめで
特にラスマライーは美味でした!!
私は好きです。

今回私は特に腹も壊さず
印度スイーツも口に合うので
もっとディープな現地の食を
(イベント出演がなければ!)
堪能しても良かったなぁ。

コンビニのような店で買った
飲み物や軽食なんかも
ハズレ無しでした。

一度海外生活経験してるから、かな。