印度旅行記その2 女のショッピング | 椎名令 the ROCKSTAR KILLER !

椎名令 the ROCKSTAR KILLER !

* * * indie metal/HR singer, dancer, Eng/Jp translator,
astrologer Rey Shiina private blog * * *

     ※非業務用プライベートブログ

 

印度旅行記その1はこちら

 

 

印度といえば
極端な貧富の差が知られていると思う。

富める側でない方が気の毒とはいえ、
貧者は貧者で
マフィアに牛耳られたネットワーク
あるいはコミュニティに属しており、
彼らへの施しはマフィアへの上納金となるし
彼ら自身も現金以外は受け取らないのだそうだ。
だから憐みを請われても拒否し
何もせず立ち去るしかない。

今のアジアは
民主的な平等からはまだ遠いのだ。

土がむきだした空き地らしい場所に
筵か何かでできていて家の形をしていない
人の住み家らしきものが集まり、
布が紐にかけて干してあったり
ゴミの山をむさぼる牛や
野良犬が周りをうろついて
人は焚き火などをしている
小さなスラム集落らしきものも
移動のタクシーの車窓から目にしたが、

その一方で
そこそこ裕福な層に向けられた
ショッピングモールはひたすら立派だ。
服などの価格も
欧米の海外通販で買うより
ほんの少し安い程度である。
(元値の5~7倍の価格をつけて
 売られているものは別として。)

 

 

 

さて
予約が入っていなかったホテルから
別のホテルへと移動した我々一行であったが、

この移動したほうのホテルで
我々を待っていたのは
湯が出ない、と思ったらトイレが流れない、
様子を見ていたら水そのものが出なくなった
という事態だった。
宿そのものの水のタンクの交換期に
当たったためとか何とか。

破竹の勢いで経済が発展している
と聞く印度だが、
道路は車道でもガタガタ、
水道周りは修理が必要な状態のものばかり、
電源コンセントはかろうじて
生きているものと死んでいるものがある。
とにかくインフラ整備されていないのが
実情であった。

 

 

 

翌日のイベント会場の下見を
終えた我々は

デリーのイケてる小金持ち御用達
「アンビエント・モール」で
ひたすら買い物をした。
爆買いジャップ。
だが我々の買い物は全て実用である。
決して転売用ではない。
日本では手に入らない
華やかな色柄のアイテムや
印度服が選び放題なのだ。
まぁ買いますよね。
練習着にイベント着。

 

 

 

このモールで食べた
バターチキンカレーを入れたキーシュや
同じくバターチキンカレーを
三角サンドにしてトーストした
洋印折衷オサレ軽食は非常に美味でした。

 

 

 

ちなみに
ショッピングモールの店員は
そこそこ裕福な層向けに働く人々なので
おおむね上品で丁寧に接してくれましたが
不愛想な人は不愛想で
カジュアル印度服ブランド店も
ランクが上の方になると
日本女ばかりの集団を見て
顔をひきつらせていたのも印象的で、
まぁ商人根性よりは正直な感情が
前に出る人も多い
というところでしょうか。


印度経済に貢献しても
印度を味わった!!感じはまだ無し。

(続く)