韓国ドラマなんて、
現実には、
あり得ない話ばっかでしょ
…と思ってらっしゃる
そこの方~
ちょっと
聞いてやって下さい
今回ご紹介するドラマの主人公と、
私の20代のプロフィールが、
めちゃくちゃ
オーバーラップ
してるんですよ~
…という、
はむはむ的自分語りに
お付き合い頂けます方は、
後ほど...
(もちろん、当該部分は、
スキップしてもOKですよ~)
いつもの通り、
詳しいあらすじ&ネタバレなしで、
お届けします
ミセン ~未生~
【こんな人にオススメ】
サラリーマンの悲哀や理不尽さと闘う上司&部下&新入社員のヒューマンドラマに胸を熱くしたい人
これぞ韓国ドラマな罵声怒声飛び交う応酬や見事な逆転劇に感情を上下左右に揺さぶられたい人
明らかにスマートなイケメンなのに、どん底から這い上がる若者役のイム・シワンと、正義を貫く熱い(たまに暑苦しいほどの)上司役のイ・ソンミンの熱演のケミストリーに、「私も頑張るぞ」という気持ちをもらいたい人
※私がこのドラマを見た理由は、
オトナの宿題
…って言うと大げさなんですが
(だけど、どこか甘美な響き)
韓国ドラマのオフ会にて、
このドラマが話題となりまして、
次回オフ会に向けて、
視聴したんですね~
【ざっくり言うと、
こんなドラマ】
総合商社の
ダイナミックなビジネスと
熱血社員たちが、
とにかく胸アツなお仕事ドラマ
冒頭から、
異国の地にて、
ナゾの逃走劇が
繰り広げられて、
なんだこりゃ~
と度肝を抜かれそうな
オープニングなんですが
全編を見終わると、
ああ、これこそが、
総合商社の仕事の
ダイナミックさ
リスキーさ
スリリングさ
を映像でギュッと
表現してるんだなぁと
感じますね
いずれにしても、
囲碁のプロ棋士の夢を諦め、
這い上がろうとする
チャン・グレ(イム・シワン)が、
総合商社のインターン
として働くことになり…
そこで出会う
熱血な正義感溢れるオ課長
(イ・ソンミン)
情に厚いキム代理
(キム・デミョン)
同期入社の仲間たち
(カン・ハヌル、カン・ソラ、ピョン・ヨハン)
…などと共に、
ビジネスの問題だけでなく、
社会の矛盾や不正義などとも闘う姿が
サイコウに胸アツ
な韓国ドラマです。
冷静な頭脳と熱い心で、
仕事&人生の選択を
学ぶことができる
このドラマが、
ただのお仕事ドラマじゃない理由
それは、
仕事人として在り方、
ひいては、
人生の選択を、
チャン・グレの
冷静なモノローグで、
自分の意志を決めていく姿に
魅了されるんですよね
それはつまり、
相手の心を読みつつ、
自分自身を客観視しないといけない
囲碁の駒の進め方
とひどく似ているんですよね。
あるいは、
ドラマのあちらこちらに、
いにしえの思想や名言が
散りばめられているから
なのかな
とにかく、
お気に入りの名言を
見つけるのも楽しいですね
ちなみに、
私が一番好きな言葉は
森の中に分かれ道がある
人が歩いていない道を選んだ
それがすべての違いを生んだ
(ロバート・フロストの
「The Road Not Taken」ですね)
そんなわけで、
会社員経験がない人でも、
何かしら
心に響くものがあること
請け合いです
【(超初心者による)
韓国ドラマあるある度】
韓国ドラマっぽいストーリー:
ドタバタな
隣課にまで響く怒声
エグいパワハラ
なぜか裸の付き合い
などなど
えええ、
そんなの
あり得ないでしょ🦑
…という韓国ドラマらしい
エピソード満載です
でも、よくよく思い返せば、
日本の伝説的会社ドラマ
「半沢直樹」
も、結構そんな感じだったかも
と思い出したので、
4つ
にしてみました(笑)
【総合的評価】
(星4.7)
若者の目を通して、
学歴重視の就職
ビジネスのトラブル
社内の勢力争い
などなど、
会社員
あるある問題を
どうやって
切り抜けるか
というのが
メインストーリーなんですが。。
その合間合間で、
何気ない日常を彩る
家族愛だったり…
バリバリ働く女性が、
仕事と家庭のバランスを
とることの葛藤だったり…
あるいは、
過去の失敗との対峙だったり…
ビジネス=ドライ
というイメージなんですが、
このドラマでは、
極めてエモーショナルで、
人情味あるビジネスマン、
つまり、
誰もが一度は経験する
不合理で
人間くさい選択
を描いているところが、
心揺さぶられる最大の理由
なんでしょうね
イム・シワンは…
演技ドル
として、ちょこちょこ
初心者の私の耳にも入ってきていたので、
視聴前から
ワクワクしていましたが、
その期待を裏切らない
カッコよさと
演技力
どこか、
幼さと自信のなさがある
青年の雰囲気を醸しだしつつ、
自分の過去と向き合う中で、
徐々に自尊心が育まれていき、
大人のビジネスマンへと成長する姿を
繊細な表情で表現する様が
すごすぎる~
他の登場人物も
素晴らしい存在感
なんですが、
一人クローズアップするなら、
やはり外せないのは、
イ・ソンミンでしょうね
もうひとりの主役
といってもいいほどの熱演ですね。
本当にヨダレとか垂らしながら
吐いてますからね
(汚いので画像は出しませんが)
お仕事ドラマでは、
上司=冷静中年
新入社員=熱血若者
というのが定番ですが、
このドラマは全く逆の設定で、
チャン・グレとオ課長の
陰と陽がピタリとハマっているから、
斬新な感動
があるんですよね。
…さてさて、
冒頭で予告した、
私の「ミセン」なんですが…
実は私も、
大学新卒の時、
就職氷河期真っただ中で
大学卒業ギリギリに決まったのが、
総合商社の契約社員(一般職)
だったので、ほぼほぼ、
チャン・ グレの
立場&同じ仕事
でした。
(でも、イカ仕事🦑はしたことないぞ)
そして、
チャン・グレと同じく…
いや、
チャン・グレとは違って…
...などと言ってしまうと、
ネタバレにつながるので、
ここでは
明言しませんが
(視聴済の方は、
ニヤリ
と笑ってやってください~)
優秀な先輩方や同期に恵まれ、
正社員(総合職)に
なりたい
という願望を抱いたこともありましたが…
やはり、
契約社員の限界
はありましたし。
(今はどうかわかりませんが、
当時は男社会でしたしね…)
20代半ばの、
恋愛に懲りた時期でもあり
もう一生独身かもしれない
と覚悟したり…
厳しく凛とした
独身のお局様(派遣社員)から、
「私のように
なってはダメよ」
という助言も、
未だに忘れられない言葉だったり…
何より、仲間たちが
生き生きと働く姿に
パワーをもらい
私も自立した仕事をしたい
と考えるようになり、
結局2年半で会社を辞めました。
(その後、どうなったかって
こちらで語ってますよ~)
人生を有意義にするのは、
どこで何をするか
じゃなくて
誰と出会い、
何を共有するか
なんだなぁ
と、今しみじみと、
感謝の気持ち
と共に思い返しています
(でもこの共有はちょっと…)
・・・と、
自分語りも止まらない
このドラマなんですが、
マイナス分は…
理不尽なハラスメント、
大人げない応酬、
無茶苦茶な不正などなど、
それが、ある意味、
感情を揺さぶる
韓国ドラマの醍醐味
と評価すべき点なのでしょうけど…
お国柄を差し引いたとしても、
大手総合商社の正社員となると、
それなりにエリートなので、
もうちょっと
理性的にふるまうでしょう
とは思いました、ね。
あとは、
このドラマを見た79%の人
(はむはむ調べ←ウソです(笑))
は、そんなこと、
このドラマに求めてないでしょうが
個人的には、
オフィスラブの行方を
もうちょっとだけ
追いたかったような
まぁ、
BLとか男の友情が
お好みの方は、
あちらこちらで
ブロマンス要素満載
…なので(たぶん)
そちらで胸をときめかせれば、
十分満足
かもしれません
そんなわけで、
韓国ドラマの醍醐味
を味わいつつも、
マイドラマ
として楽しめる傑作ドラマ
どなたにもオススメしますよー