フランス料理店  レヴェイヨンのブログ
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ヴェルジュのテイスティング

 
先日作ったヴェルジュの可能性を模索するべく
 
ワイナリーの方もお誘いしてテイスティングをしてみました
 
 

 
左からシャルドネ ソービニヨンブラン メルロー ピノノワール
 
前列が搾りたてを冷凍しておいたもの、後列が火入れしてボトリングしておいたものです
 
 
そしてこのヴェルジュに合わせるワインはこれでしょ 
ということで
このヴェルジュの原料のぶどうと同じ畑のぶどうで作ったワインを持ってきて頂いちゃいました
 

写真はクレマン
 
 
料理はヴェルジュと合わせたときにわかり易いようにシンプルなものを用意
 
 
鶏手羽元のヴェルジュ煮

 
冷製パスタ ヴェルジュとトマト、ミント、オリーブオイル

 
ポークグリルに蒸しただけのじゃがいも

 
写真はないけど
・サラダ代表、レタスアボカド豚しゃぶサラダ
・揚げ物代表、鶏むね肉を薄くたたいてパン粉をつけて揚げたシュニッツェル
・魚料理代表、真鯛のポワレ
・赤い肉代表、牛サーロインのグリル
・生魚代表は一身上の都合で用意せず
 
 
ヴェルジュを使った調味料も作ってみました
・マヨネーズ
・ポン酢
・酢味噌
・ドレッシング
・エストラゴンのヴェルジュ漬け
 
こんなラインナップで各自フリーテイスティングが始まりました
 
みなさんまずはヴェルジュだけで味見
 
やはり前列の搾りっぱなしは少しエグみを感じ、舌がざらつく印象
 
後列のはボトリング中にエグみがオリとなって瓶底に沈んでおり
エグみが和らいでいたので主にこっちで味見してました
 
他の酸味と比較してみると

お酢は酸度は低めで甘味が強く、鼻にツンとくる揮発性のある酢酸の独特な香り

レモンやライムは爽やかな酸味と柑橘の甘味に皮のオイリーな苦味が特徴

ヴェルジュはストレートな酸味に少しの未熟な果実の青っぽさと良い意味でのえぐみ、ほのかな甘味を感じます


 料理と合わせてみると料理にスッと馴染む感じ
そしてワインとの橋渡しをしてくれているように感じました

 お酢なら
「オレ、酢 ヨロシクグッ

レモンは
「レモンちゃんですっ(/▽\)♪」

ヴェルジュは
「ヴェルジュでございますm(_ _)m」
 
こんな感じです

それぞれの良さがありますが
今回はヴェルジュ贔屓で行かせてもらうと

ヴェルジュはうま味との相性がとても良く
酸味だけ残して自分は袖に隠れ、うま味を舞台に押しやってくれます

今回の料理では
野菜ではトマトのうま味
肉より魚のうま味との相性がよかった

お肉では厚めで良く噛んで食べる豚肩ロースや牛ロースよりペラペラで冷たい豚しゃぶに良く合うと思いました

そして疲れない
食事中ずっと各料理にヴェルジュをかけながらワインを飲んでいても平気
酸っぱいものを摂りすぎると胃が酸っぱくなってしまう私でも大丈夫でした

これがお酢だったら甘味と香りに飽きてくるだろうし
レモンちゃんではどの料理もレモン味になって単調な食事になったことでしょう

今回のこの会だけでヴェルジュを理解できるはずもなく第一歩的なお試しテイスティングでしたが生産者でワイン醸造家の方や味覚や感性の鋭い方々の意見を聞けて大変楽しく為になった会でした

そしてもう少し糖度が上がったぶどうが良いんじゃないかとか、食用ぶどうではどうかなどの意見も上がりまた獲りに伺わせて頂くことになりました

まだまだヴェルジュ探求は続きそうです



おまけのオムレツチーズがけ

 

人に、環境に日々感謝なシェフでした



 
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