フランス料理店  レヴェイヨンのブログ
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ワッツの新生姜


先日、地元農家のワッツワッツファームさん(以前ポワロー葱でお世話になった)から新生姜が育ったとお知らせが来たので少し欲しいと連絡したら
収穫体験をしに来ませんかとの事だったのでお邪魔してきました🏃

ワッツワッツファームさんは砂地の地域にあるので生姜も砂地で栽培していました


公一くん

我々夫婦と、
同行したアルペジォの雄志くんと
ル・ヌフの茂田夫婦と
写真に写っているちえみちゃん
みんな公一くんの指導の下一株ずつ抜かせてもらいました



種ショウガ一つからこの一株が育つんだってー

みんな初めて見たショウガ畑、
初収穫、そしてその時の香りなどで盛り上がってました

普通は擦ったときの爽やかな香りがショウガの香りっていう認識だけど、
茂った葉っぱや収穫の時の香りはコリアンダーやレモングラス、セルフィーユなどのハーブやレモンの皮などの柑橘の香りがして
みんな、あーしたらこーしたらとイメージを膨らませてアイディアを出し合っておりました
葉っぱが付いた芯をマドラーにしてドリンクを提供って!
なんて発想力豊かな方々なんだ!

私はというと
しょうが炒めしか 思いつかず

沈黙ぅ~ …


収穫したしょうがを量り売りで
ウチは他の方が収穫したのも引き受けて合計5キロになりました
調子にのって
いーよーっ
なんて引き受けたは良いけど
どーすんだこれぇ
まぁ公一くんがおまけしてくれたし、
なんとかなるか
今のところノープランだけど😢
とりあえずコールドルームに広げて少し乾かすことにして


早速ヤスコがやってくれました
 ラムのしょうが炒めと

アルペジォの雄志くんがボソッと言っていた炊き込みご飯

収穫して2時間後のショウガと
鶏肉の組み合わせ👍
どちらの料理も新生姜の柔らかな食感と爽やかな香り、優しい刺激がクセになりまーす

あとで新しょうがは水につけて保存した方が良いというのを知ったので
次の日に水につけました

その後 ヤスコはスライスして味噌漬けにしたり
千切りにして紅生姜を作ったり
なんと甘酢漬けやら酒粕漬け、醤油漬けなんかも私の知らないところでせっせと仕込んでいたようです

ウカウカしてると全部使われてしまうと思い、慌てて私も仕込みます

先ずは薄皮をこそいでから

ショウガのウォッカ漬け
これは二度世界一になったリッツ・パリのバーテンダー コリンさんの本にも書いてあります 
ショウガエキスとして使います
昔一度来店してもらっただけなのに古い知人のようなフリをしてます口笛

その時にもらったカクテル本

因みにコリンさんは羽黒ひつじを食して喜んでおられましたよー

ショウガの乳酸発酵ピクルス 生ローリエ入り


ショウガの香りのバタークリームを挟んだマカロン


塩しょうが
刻んだしょうがの塩漬けです

しょうがのアップルビネガー漬け
アップルビネガーは自家製
酸がマイルド
しょうがの先っちょの赤い 部分を入れるとピンク色に漬かるそうなのでためておいてこれに全部イン


それとしょうがグラッセ
 もう少し糖度を上げてから乾かしてチーズに添えるドライフルーツなどと一緒に提供します


無心で仕込んでいたら
気付いたらしょうがが残り三片に!

まさかの追加収穫をお願いしました

公一くん またお邪魔します

合い言葉は

「ジンジャー!」




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