ゆらぎ。
失ったものの大きさが分かるようになって来たくらいに、
自分が自分として立てること、
特定の誰かのせいで異常なまでの揺らぎを起こさないこと、
それができるオトナになろうと決意した。
あほみたいに、とにかく時間を埋めまくろうともした。
それが仕事に反映されて妙に評価が上がるなんて言う
副産物も生まれたけれど。
生来の気質はそう簡単には治ってくれないらしい。
たったの一言で、
あまりの自分の揺らぎっぷりに、
閉口せずにはいられなかった。
みっともなさすぎる。
応想。
答えのないものを提供する。
成果なんて測れない。
自分で作り切ることもできない。
そんなところに自分らしさなんて
のっけようがない。
想いに応える。絶対的に。
そ こにこだわり切ったら
違う世界が見えるような気がしてきた。
恐怖。
またしても、階段を上る勇気がなかった。
見られ方にビビり、ぐらぐらと揺れ、かわいそうなほどに委縮する。
そんな画ばかりを描いて背を向ける。
向こうから歩み寄ってきた幸福は
自分の小さな一歩から引き寄せたのに。