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年末年始の休みを利用して、コタキナバルに行ってきました!
夫婦では15年ぶり2度目、王子(息子・8歳)は初めての訪問です。
以前訪問した際は、ただ「リーズナブルな東南アジアの観光地」というイメージだったのですが、今回訪問して、イメージが一新しました。
コタキナバルは天国です
ボルネオ(カリマンタン)島といえば熱帯雨林で有名ですが、動植物・自然が好きな方だけでなく、リゾートラバーにも超おすすめです。
理由をいくつか挙げてみました。
なお、文中の青字は注意ポイントです。
1 いろどり豊かな自然
コタキナバルの緯度は北緯5.95度。ほぼ赤道直下です。
北半球とはいえほぼ赤道直下ですから、もちろん常夏。
日差しは強く、木々は深く生い茂り、ホテルの敷地にはパウダーサンドのビーチがあります。
肌寒さとは無縁ですので、一年中プールで思い切り遊べます
シャングリララサリアには
ホテルの敷地内にジャングルがあります
南国の花々は色鮮やかで、鳥や虫、爬虫類も当たり前のように見ることができます。
夕陽がきれいなことでも有名です。
ボルネオという大自然の中ですので、
ジャングルでトレッキングして、帰りに温泉に浸かるツアーや、
マングローブのリバークルーズでテングザルなどを観察し、夜は夜光虫の光る川を下り、蛍を鑑賞するツアーもあります。
王子のように昆虫好きな子には、巨大な野生のカブトムシを間近で見るツアーもあります。
もちろんダイビングやシュノーケリングができるポイントもありますし、バナナボートのようなマリンアクティビティもできます。
とにかく大自然の力にあふれており、島全体がパワースポットのような場所です。
陽射しがかなり強いため、日焼けには注意。
そして虫や爬虫類が苦手な方は、ちょっと向かないかも。
また、海の透明度は高くないないため、ビーチの美しさを求めている方には向かないかなと思います。
2 食事が美味しい
豊かな海と山、どちらもあるため、食材も豊富。
特に中華系の移民が多いため、中華料理は美味しいです。
アジアの焼き鳥「サテ」やシーフードなど、日本人の口にも合います。
また、もちろん南国のフルーツも美味しいです。
フルーツの女王、マンゴスチンも
コタキナバルのあるサバ州民の半分はイスラム教徒(ムスリム)だそう。
ムスリムは豚肉を食べません。
コタキナバルのお食事も、鶏肉や魚介類が多いです。
3 観光立国
近年、マレーシアは英語教育に力を入れており、学校では毎日英語の授業があるそうです。
家庭でも英語とマレー語、両方を使って会話をするほど、若年層の英語力が上がっています。
そのため、コタキナバルでは英語さえ何とかなれば、言葉に不自由しません。
ネイティブではない物同士の会話はすれ違うことも多いですが、現地の方が英語が話せるため、片言でもフォローしてもらえます。
空港も観光客にやさしく、タクシーはチケットを購入するシステムを取っているため、会計のトラブルもありません。
GRAB(アジア版Uber)もかなり自由に使えました。
治安もよいです。
おまけにチップ制度もなし!
買い物したら、おつりも満額返ってきます。
バリ島のような買い物の値切り交渉もありません笑。
また、コタキナバルと日本は深いかかわりがあるため、親日の街としても有名です。
日本語のできるガイドさんもいらっしゃいますし、定住している日本人もちらほらいらっしゃいます。
以前より日本語表記のある店は減りましたが、日本人にとってはとても居心地のよい街だと思います。
現在、韓国からの観光客が圧倒的に多いです。次いで中国人。
どうやらBTSの写真集が撮影されたり、インスタに投稿があったようで、聖地巡礼しているアーミーもいるようです。
日本人とは少しペースが異なるため、騒がしく感じたりすることもあるかも。
4 物価が安い
コタキナバルのあるサバ州、まだ物価は安いです。
円安の日本でも、物価の恩恵を感じられるほどの安さ。ありがたいです。
そのためちょっと贅沢なホテルにも、日本の半額以下で宿泊できます。
ヒルトン・コタキナバルのスイートルームが1泊2万6千円程
1泊でしたが、めちゃくちゃ広い部屋でした
シャングリラ・ラサリア・コタキナバルのジュニアスイートオーシャンビューが1泊5万円程度と破格です。
ジュニアスイートオーシャンビューは
テラスに大きなバスタブ付きです
また、今回1度だけ街中の海鮮レストランで食事する機会がありましたが、山盛りのエビとソフトシェルクラブ、空心菜の炒め物にドリンクをつけても3000円でした。
生簀にいる魚介を見ながら調理法を選びます
ムスリムが多いため、酒税はかなり高め。
ビールは日本と同じくらいの料金だと思えば目安になると思います。上記レストランの食事も、ビールがなければ2000円台でした。
ホテルでビールをたのむとさらに高いため、自然と酒量が減ります
5 ちょっとだけ近い
コタキナバルまでの直行便は行きは6時間半、帰りは5時間半と、マレー半島付近のタイやインドネシアのリゾートやハワイに比べたらちょっぴり近いです。
ロイヤルブルネイ航空利用だと、ブルネイから40分弱ですので、最も効率がよいです。
おまけにブルネイは産油国なので燃油サーチャージがかからず、航空券代を抑えることができます。
同じマレーシアなのでクアラルンプール経由を利用しがちですが、クアラルンプールからコタキナバルまでは2時間。日本からクアラルンプールまでの所要時間もブルネイより1時間余計にかかるため、トータル2時間は余計にかかることになります。
おまけにクアラルンプールの空港は広く、国内線のターミナルに移動する必要がありますが、ブルネイ空港は国際線しかないため、トランジットはかなり簡単です。
まとめ
美味しいシーフードを安く食べたい方、ちょっと贅沢なホテルにリーズナブルに宿泊したい方におすすめです。
そして何より、行き交う鳥を眺めたり、時折やってくる生き物は何かと調べたくなるような、好奇心旺盛な方にぴったりです。
寒い日本を脱出して、常夏のコタキナバルでバカンスはいかがでしょうか