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年末年始の休みを利用して、コタキナバルに行ってきました。

 

今回は往復ともロイヤル・ブルネイ航空利用、バンダルスリブガワンにある、ブルネイ国際空港でトランジットです。

 

ロイヤルブルネイ航空とは

ロイヤルブルネイ航空は、ブルネイ王国(正式な国名は「ブルネイ・ダルサラーム」)の国営航空会社です。

 

 

LCC(ローコストキャリア)ではなく、フルサービスキャリアですので、機内食やドリンク、機内モニターやブランケットなどのサービスもあります。

 

私がロイヤルブルネイ航空を知ったのは、スカイスキャナーにおすすめされたから。

最初は全力で他の航空会社を探しました。

いやだって、知らないしアセアセ

 

ですが、利用してわかる、ロイヤルブルネイ航空のメリットの数々。

今では大ファンですニコニコ

 

黄色が目印です

 

まずはおすすめポイントをご紹介します。

 

おすすめポイント

  コタキナバルが近くなる

現在、東京ーコタキナバルのエアは

  • 成田直行便
  • ブルネイ乗り継ぎ
  • クアラルンプール乗り継ぎ
  • シンガポール乗り継ぎ
  • マニラ乗り継ぎ

などのルートがありますが、約6時間で到着する直行便を除いたら、ブルネイ乗り継ぎが圧倒的におすすめです。

 

というのも、ブルネイはコタキナバルと同じボルネオ島にあるのに対し、クアラルンプールやシンガポールはマレー半島にあります。

日本からブルネイは約6時間ですが、マレー半島へは約7時間。(往路・復路で差あり)

そしてマレー半島からコタキナバルまでは2時間ですが、ブルネイからは40分弱です。

ロイヤルブルネイを利用すると、コタキナバルまでの飛行時間が片道2時間以上短縮できます。

これは現地のガイドさんも強調していました。

 

その上、ブルネイは治安が良いです。

マニラ空港もコタキナバルの通過点なので、一見マニラ経由もよさそうですが、マニラはブルネイほど治安がよくありません。

また、現在のところ効率の良いトランジット便も無さそう。

 

ということで、コタキナバルへのトランジット地としては、ブルネイが圧倒的に便利です。

 

  燃油サーチャージなし

また、ブルネイは石油産出国のため、なんと燃油サーチャージがかかりませんキラキラ

もちろん、その分リーズナブルです。

 

  トランジットの簡単さ

ブルネイ国際空港にはターミナルが1つしかありません。

というのもブルネイは小さな国。

国内にある空港はたった1つです。

 

ですので、ブルネイ空港から飛び立つ飛行機はすべて国際線なのです。

(これ、ダンナに指摘されたときにはちょっとびっくりしました。そんな国もあるのか驚き

 

空港が小さいと、トランジットは本当に楽。

降機後のルートは1つだけです。到着は2階。

 

 

1階に降りたらArrival(アライバル)とTransit(トランジット)に分かれますので、Transitへ。

そこで手荷物検査を一度受けたら、あとは搭乗を待つだけです。

そして空港はとってもきれいでした。

 

一方、クアラルンプール国際空港ですと国内線ターミナルへ移動するため、トラムに乗る必要があります。トラムが動いていないときはバスでの移動になります。

空港も広く、慣れていないとまごまごします。

その上ゲートチェンジも多く、搭乗まで気が抜けません。

こんなこともありました下矢印

 

 

 

  その他のメリットは

ロイヤルブルネイ航空はディレイが少ないです。

(今回往路はディレイしましたが、かなりの異例です)

我が家は過去にディレイで痛い目に合っているので、事前にflight awareでチェックしていましたが、かなりの優等生。

むしろ早く出て早く到着します。

 

また、機内食が美味しかったです。

 

 

私は機内食を食べないことが多いのですが、今回は完食できましたOK

無料でリクエストできるミールのバリエーションも豊富です。

 

さらにちょっぴりシートピッチの広い「preferred seat(プリファードシート)」も安い!

1人3000円程度でアップグレードできます。

我が家は成田便往復の際に利用しましたが、とっても快適でしたニコニコ

 

と、ここまでロイヤルブルネイの良いところばかり書いてきましたが、もちろん残念なところもあります。

 

残念なところ

  アルコールの提供がない

ブルネイ王国は本当に敬虔なイスラム教国なので、どこに行ってもアルコールは提供されません。

飲食店はもちろん、ラウンジでも提供されるのはソフトドリンクのみ。

機内でも飲めません。

持込もNGです。

 

呑べえさん、ごめんなさい。

 

  毎日飛んでいない

実はロイヤルブルネイ航空の成田便、週に4便しかありません。

往路・復路とも

 

月・水・金・日

 

の4便のみ。

バカンスの予定とフライトスケジュールが合わないと、利用は難しいですね。

 

  帰国便が超深夜

帰国便がとにかく遅い。

これが一番こたえました。

 

往路

11:45 成田

16:45 ブンダルスリブガワン

 

復路

0:35 ブンダルスリブガワン

7:30 成田

 

ブルネイと日本の時差は-1時間なので、復路は夜中の1時半くらいまで起きていないといけません。

コタキナバル→ブンダルスリブガワンが近すぎるため、機内で寝だめもできません。

 

成田まで復路は5時間半で着くのですが、成田が夜間・早朝便を受け入れていないため、どうしても深夜発になるんですよねもやもや

ちょっと値段上がっても羽田便が欲しい。

 

  時間を潰す場所が少ない

ブルネイ国際空港は小さい空港なので、そもそもお店が少ないのですが、制限エリア内のお店は20時には閉店するようです。

往路はトランジットも短く、17時前に到着するので何とかなりますが、復路はコタキナバル便が22時頃ブンダルスリブガワンに到着しますので、その時間には開いてるお店は確実にゼロ。

追記:コタキナバル便は曜日によってフライトの時間が異なるようです。そのため、往路でも4時間ほど待つ場合があるそうです。

 

その上、ブルネイはなぜかデータローミングができません。空港のWi-Fiも不安定で弱い。

通信状況が悪く、飲食店もないとなると、時間を潰すのはキツいですよね。

空港内は清潔ですし、休む場所は多いのですが、3時間半はかなりこたえます。

 

ラウンジ前にもイスがありました

 

解決策1 ラウンジを利用する

我が家はブルネイ航空の「スカイラウンジ」を利用しました。

往路は夕食を食べるため、復路は休む場所を確保するためです。

 

スカイラウンジは、ロイヤルブルネイ航空が営業している有料ラウンジです。ビジネスクラスのゲストや上級会員が利用できるビジネスラウンジとは別になります。


スカイラウンジは、ありがたいことにプライオリティパスで利用できます。

我が家は夫婦でプライオリティパスを持っているので、王子の分のみ追加でお支払(当日はチェックのみ。あとでプライオリティパスから3300円の請求が来ます)。

 

プライオリティパスを持っていない場合の料金は下記の通りです。

子どもは2歳〜11歳になります。

 

事前購入  大人 BND45  子ども BND36

当日支払  大人 BND55  子ども BND45

 

1BND(ブルネイドル)は現在のレートで108円程度ですから、事前購入でも5000円弱です。

お料理はおいしいし、シャワールームもあります。Wi-Fiもさくさくつながるし、ラウンジ内は清潔です。おまけに空いてます。

ただ、お酒飲めないと思うと、ちょっと高く感じますね。

 

対策その2 ブルネイに入国する?

こちらは裏技ですが、一度ブルネイに入国するのはいかがでしょう。

というのも、空港でも制限エリアの外は、中よりは飲食店があるからです。

実際に見た訳ではないのですが、Googleマップやネットの情報を見る限り、ファーストフードが多く「KFC」、「バーガーキング」、「ジョリビー」、「スターバックス」などがあるようです。

 

閉店時間も制限エリア内よりは遅く、Wi-Fiが使えるお店もあります。

 

ただし、ブルネイの入国にはE-Arrival Cardの入力が必要です。

E-Arrival Cardには滞在先の記入が必要ですので、ちょっと現実的ではないかも。

https://www.imm.gov.bn/

 

まとめ

ロイヤルブルネイ航空はコタキナバルに行くにはかなりおすすめです。

ただ、気を付けたい点もいくつかあります。

特に復路のトランジットは鬼門です。

 

プライオリティパスを持っている方は無料でスカイラウンジが利用できるのでゆっくりできますが、持っていない方は時間のつぶし方を検討しておくとよいと思います。

ラウンジを利用した私ですが、深夜1時過ぎまで3時間以上の待ち時間は、結構こたえました。

 

また、週4便しかないため、往路・復路の曜日を合わせるか、合っているお休みを探さないといけないのも残念ポイントです。

 

ちなみに帰国便はエコノミーの半数が空席でしたし、ロイヤルブルネイ航空の日本での知名度はまだまだ。

現状ではこれ以上便数は増えないと思います。

願わくば毎日の就航をお願いしたい!

そして羽田便が就航したらなお嬉しい。

 

今後もロイヤルブルネイ航空を応援したいと思いますグッ