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今はちょうど夏の疲れが出るころですね。

今年はきびしい残暑がなかったかわりに、雨や曇りの日ばかりでしたから、身体が太陽光不足でエネルギー切れ、といった感じで、ヘンな疲れが溜まってしまいました。

 

植物だけじゃなく、人間だってある程度は光合成的なエネルギー変換が体内で行われますよね。

例えば日光を浴びることで、体内にビタミンDが生成されるように。

 

きびしい残暑もイヤですが、太陽の光を浴びられないのもつらいです。

そりゃ、疲れもしますよね。

 

こういう時に、みなさんならどうします?

よく「家でDVD見たりして、ゴロゴロして過ごす」ですとか、「一日中、本を読んで過ごします」ですとか、よく耳にしますが、泳ぎ続けないと〇んでしまうマグロタイプの私は、なにもしないで家でゴロゴロしているとか、のんびり過ごすとか、そういうのがダメで、結局仕事以外の趣味を、めいっぱい身体を使って楽しんでしまうのですよ。

それが私流の『のんびりと過ごす』ことなんですね。

 

とにかく動いていないと脳ミソにカビが生えてきますし、身体が腐ってきちゃうのです。

 

ということで、昨日は妻と近所の森を散策してきました。

秋の花があちこちで咲いていて、かわいかったですよ。

 

 

3時過ぎに帰宅して、発泡酒でのどを潤し、まだ明るいうちにゆっくりとお湯につかりました。

ゆっくりつかる、というのも落ち着きのない私にはなかなか難しいことなので、古典落語を聴いたり、懐かしい80年代のヒット曲を聴いたりして、なるべくお湯につかっていることに飽きない努力をします。

 

 

じっとしていられない私は、疲れていてもなにかせずにはいられませんから、そんな時、料理好きな私は煮物が作りたくなります。

ちょうど常備しているめん汁がなくなってしまったので、昆布と鰹節でだしをとってめん汁を作りました。

ペットボトルに入れて冷蔵庫にしまっておきますとね、煮物などにすぐに使えますし、これからの季節は鍋をした時に柚子をしぼれば極上のポン酢になりますから、とても便利なのです。

 

先日スーパーに買い物に行った際に、切り干し大根を見て食べたくなったので、厚揚げと一緒に煮ることにしました。

疲れると、なんか切り干し大根とかヒジキとか、筑前煮とか作って食べたくなるのです。 なりません? なんか心がほっとするんですよね。

 

あめ色になっていく大根を見ているのが好き。

 

 

 

冬になりますと三浦大根が出回ります。

ぶっとくて、でっかい三浦大根でおでんを作るのが好きで、厚くかつらむきした皮をきざんで、干物用のネットに入れて天日で干して、自家製の切り干し大根を作りますとね、これがめちゃめちゃおいしいのですよ。 申し訳ないけれど市販品なんか比べ物になりません。

 

寒い冬は苦手ですが、三浦大根は楽しみなのです。

 

 

だしをとったあとの昆布を細切りにして、昆布の佃煮を作るのがいつもの楽しみで、それは朝ごはんのお供となります。

 

お湯、酒、キビ砂糖でとろとろと弱火で煮て昆布をやわらかくして、いい感じになったら鰹節と胡麻を入れて、しょう油を加えて煮詰め、最後にちょろっとみりんを垂らして照りをつけます。

 

 

市販の昆布の佃煮は、水あめでとろみと甘みをつけて、さらに化学調味料も使われていますから、舌に過剰なうま味と甘味がガツン、ベッタリって感じで好きではないので、自分で作るようにしています。

 

そして夏はやっぱりしば漬けがないダメですね。

なぜかと言いますと、しば漬けは夏野菜のナス、キュウリ、ミョウガをメインに漬けるから、そして梅酢の酸味であるクエン酸が、疲れた身体に刺激を与えてくれますしね。

 

先日漬けたしば漬けがなじんで、まるみのあるいい感じの味に落ち着きました。

もうね、見るからにおいしそうな色でしょ?

 

以前、ブログでも書きましたが、毎年小梅の梅干しを漬けていますから、当然、梅酢と梅ジソが我が家にはありますので、こうしてしば漬けに利用したり、紅しょうがを作ったりできますし、梅ジソを干して砕いて、ゆかりを作ることもできます。

 

今年は天候不良で何日干しても乾きませんでしたから、ダンボール箱に電気アンカを入れて、その上に梅ジソをのせて乾燥させました。

市販の物とは違って、とても素朴で素直な味のゆかりになりました。

 

ごはんのおかずにはもちろんですが、お酒のあてにちょっと摘まんで口にはこんでも、乙な口やすめになるのですよ。

 

 

あと、鶏味噌ですね。

やはり健康のためには、朝ごはんのおかずにもちょっとタンパク質が欲しいですから、鶏のムネ肉の皮を取って適当な大きさに切って、なべに水と酒、キビ砂糖を入れて、そこに切った鶏肉を入れてから火をつけます。

 

アクを取りながらとろとろと煮ていますと、だんだんと鶏肉がやわらかくなってほぐれてきます。

そうしましたら岡崎の八丁味噌と豆板醤、コチュジャン、しょう油を加えて、焦がさないように混ぜながら煮詰めていきます。

とろみがつくまで煮詰めると塩分濃度が濃くなりすぎて、身体によくありませんから、途中でコーンスターチを水に溶いて加えてとろみをつけます。

コーンスターチのとろみでちょうどいい味の濃さになるように、加減するわけですね。

 

名古屋生まれの私にとりまして八丁味噌はソウルフードですから、ときどき無性に八丁味噌のこっくりとした味が欲しくなるのです。

もうね、熱々のごはんにのせて食べた時のおいしさ! たまりませんです。

 

 

さて、今夜は中秋の名月。

台風が東へ去ってから、ようや秋らしい空となりました。

おあとがよろしいようで。

 

 

 

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