横浜の春の山野草 ~2021~ | レジン作家 kumaさんのWeblog

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今年の横浜の春は、早く来て早く去ってしまいそうです。

と言いますか、5月になればもう初夏ですね。

 

梅雨が来る前の山や森では、たくさんの花を見ることができます。

私が住んでいるところは、横浜市の南部で、もうすぐそこが横須賀です。

市の中心部から少し離れた南部には自然が多く残されていて、三浦半島の尾根から海岸線まで、保護されている森がたくさんあります。

三浦半島はほとんどが緑で、海の近くと谷筋に人が住んでいる、という感じで、どこでもちょっと歩くと森やこんもりとした小山に行くことができて、とてもいい所なのですよ。

 

私が住んでいるマンションのすぐ横にも、ほとんど手つかずと言っていいような森がずっと鎌倉の方まで続いています。

雑木林ですから植物の種類が豊かで、四季に様々な表情を見せてくれます。

 

そんな森を歩いて、出会った花たちを撮影してきました。

今回は希少なランも見つけることができて、とてもラッキーでしたよ。

ではごゆるりとご覧ください。

 

濃くなってきた木々の緑の中で、鮮やかなオレンジ色がとてもよく目立つヤマツツジ。

 

 

 

サルトリイバラの可愛らしい花。

冬には毬状に真っ赤な実がなります。

 

 

 

同じく蔓性の、ミツバアケビの花(雄花)。

なんとも不思議な姿の花ですね。

 

 

今年、初めて出会ったホタルカズラ。

自然の中では青い花はめずらしいです。

 

 

こちらは青紫色のオカタツナミソウ。

私の大好きな花のひとつです。

日当たりのいい所には、ちょっと小ぶりな赤紫色のタツナミソウも咲いています。

 

 

ウラシマソウ。

たいていの女性から、「気持ち悪い」と言われ、あまり評判はよろしくないのですが、私にはこんな美しい花が存在することがとてもうれしいんですけどね。

 

苞から意味不明の長い蔓のようなものが出ていて、それを釣り糸になぞらえて、ウラシマソウ。

 

 

シダは美しいです。

この世の中でもっとも美しいデザインのひとつだと思っています。

 

 

 

去年見つけた、シロバナハンショウヅル。

可愛らしくて、美しくて、大好きになりました。

今年もいそいそと出かけて、たくさん撮影してきました。

 

 

 

 

お花好きの方ならきっとお気づきでしょう。

クレマチスの仲間です。

たくさん咲いていて、本当にきれいですよ。

 

 

昨年見つけて、ササバギンランと思っていたら、なんだか無造作にあちこちに生えていて、ササバギンランはとても生育環境がむずかしいはずなんだけど、なんかおかしいな、と。

公園の遊歩道わきに群生していて、名前が書いてありました。

クゲヌマラン、だそうです。

とても美しいですが、今年は暑いせいか、白い花が茶色く変色してしまったものが多くてかわいそうです。

 

 

そして今年の春の大発見(わたし的には)の、ギンランです。

 

 

 

 

丹沢の方に住んでいた時に何度か見つけましたが、まさか横浜でギンランに出会うとは思ってもいませんでしたから、森の中で思わず大きな声を上げてしまいましたよ。

「横浜にもギンランが咲いてるのかよっ!!」って。

 

一年中、毎日森の中をひたすら歩いていれば、もっともっといろんな花に出会うことができるのでしょうけれど、まぁそういうわけにもいかず、早朝のウォーキングの時や、仕事の合間のわずかな時間に森へ行って、可愛らしく美しい花たちとの出会いが、私にとってなにより楽しいことなのです。

 

 

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