瀬戸内国際芸術祭~3日目後半:直島(本村と宮ノ浦) | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

前半↓の続きです。
 



本村では『家プロジェクト』という取り組みが行われていて、それを見る目的で6年ぶりの直島訪問となりました。

6年前の直島訪問時の日記は↓を参考に!
 



(1回目の)かき氷でクールダウンしてスタート。

最初の訪問は
na11B:角屋
水の中に入ったナンバーがピカピカする展示。記憶が蘇る。前に観たところだ。2回目だとこの展示は…
ここは写真撮影禁止!

続いて、丘を登って
na12B:護王神社~杉本博司
石室から延びる階段が印象的。ここは石室に順番で入れる。入口がコンクリートで綺麗にされているので、なんか微妙。宗教色を感じない『作品』って感じは、6年前と変わらず。これも2回目で…
石室内部は写真撮影禁止。


次に『南寺』に行くと、ここは整理券配布の施設だった。13:30の整理券配布中だったので、一応 もらっておくことに。

お隣の
na14B:ANDO MUSEUM~安藤忠雄
地中美術館を設計した 安藤忠雄の作品について。瀬戸内に限らず、他の安藤作品の紹介がありました。

ここに入る時、大きなザックを背負っていたのを見た職員が不思議そうに「荷物置きますか?」と訊かれ「勿論!」と答えると「案内所で荷物預かってもらえますよ」と。
そう、案内所がわからず、直島のガイドブックも持たず、大きな荷物を背負って まわっていたのです!やっと直島(本村)の地図をもらい、荷物を置きに、案内所へ👣

荷物を預かっていただいて、身軽になりました。

na14B:碁会所~須田悦弘
コンパクトなモダンな日本庭園の前に、2棟の碁会所。畳に花を散らしているのが、アートらしい。ただ縁側にも座れず 居場所のまったくない展示で、見たらすぐに出ろオーラがあるのが残念。2回目なので…
写真撮影も禁止。

お隣の『ぎんざ』は振休でも月曜日休みを貫いているようで、お休み。

一区画お隣の
na07B:水~三分一博志
井戸水が湧くところに作った建築物。


なんと湧水を貯めた人工池に縁側から足を浸せるという、参加型展示。


暑い今日には最適。大勢が足を冷やしてホッと一息。ここはチケットがなくても無料の施設。こここそ料金を取っても良いのに、と 思いました。


私も30分近く休憩しちゃいました。


ここが 今日 最も良かったところ。やっぱり参加型展示がいい!特に夏には最高!

元気を取り戻して
na08:直島ホール~三分一博志
白漆喰の柔らかになった天井と檜の床の香りが心地好い。檜造りとしては 日本一とか。


残響はありすぎて、音楽には不向き。床にはバドミントンのラインが引かれていました。地元では体育館として利用されているようです。

続いて、6年前、この地域で最も印象的だった展示
na16B:はいしゃ~大竹伸朗


廃業した歯医者の建物を使った作品。6年前の印象がやはり強く、はっきり覚えている。
ちょっぴり建物の周囲がきれいに整備されたりはしているものの、内部は同じ。自由の女神も健在でした。

↑右端の2階の窓に 自由の女神がチラリと…

内部は写真撮影禁止でした。

入場整理券の時間に近くなったので、生協でパンと飲み物を買って、公園でお昼。

na13B:南寺~ジェームス・タレル
体験型の施設。真っ暗な中に連れて行かれて、5分くらいそのまま待つと、微細な光を認知できらようになる…ということが体験できるもの。
ここは、一度は入る価値のあるところ。私も6年振りだったので、新鮮な感動をつかむことができました。

この移動途中にあった 美味しそうな氷屋さん。今日2回目の氷休憩。ソルティミルクの氷は 盛りもよく450円で満足。塩味が汗をかいた体に勢いよく吸収されました。



na15B:石橋~千住博
古民家改修のプロジェクト。
芝を敷いた庭園に、切り出した長方形の(鉄分の多い赤みがかった)石を置いたモダンな庭。私は庭を見ながら、のんびり。他の人は アート観賞と決めつけているのか、庭を素通り。縁側に座って風を浴びると気持ち良かったです。
奥にあった大きな絵画は、千住さんらしい、絵の具を垂らした手法。垂らした上下を逆転させて、滝 を現したものでした。
室内から出ると、タイトルにもなった、石橋が置かれていました。ここで6年前に来た記憶がよみがえりました。
ここも写真撮影禁止でした。

これで本村見学が終了。荷物を取って、バスで宮ノ浦へ🚏🚌💨



港近くの造形作品と建築、計4つを見学。やっぱり草間さんの『かぼちゃ』が強烈。なにしろ、バスやフェリーも水玉ですからね…


でも、私は
na04:直島パヴィリオン~藤本壮介
中に入れるステンレス製の作品、貝みたいだと私は思えたのですが… が良かったです。


そして最後に訪問したのが
na05:I🖤湯~大竹伸朗


銭湯内部をアートで明るくリニューアル。前回は時間の関係から訪問していなかったので、ここは初めて。暑かったので 予定通り入浴でサッパリ。
お風呂に入って、ビックリ!タイルの浴槽の下には派手(春画ではないかい?)な絵のタイルがあったり。女湯との仕切りの上には、象がいる🐘 シャンプーはキラキラ緑。ボディソープはショッキングピンク🎨
もう なんじゃこりゃの世界の公衆浴場。まるで18禁の様相(脱衣場には 写真のない 古い日活ロマンポルノのポスター)ですが、もちろん子ども連れOKです。
直島に行く時には「1時間早く宮浦港へ。そしてお風呂の準備を忘れずに!」です。

1時間前に港に戻り、ゆっくり船待ち。バスの水玉がかわいい。


17時のフェリーで高松へ。フェリーも水玉でした。



琴電で瓦町へ。乗った電車は 元 京急の1000系。
ホテルにチェックインして、軽くシャワーを浴びて、夕食へ。
ホテルで教えてもらった アーケード街のうどん屋さん。大盛りにしたら、香川基準で半端なかった。満腹!

あとは、ホテルの上にある 露天風呂でまったりして寝ます。