芸術は呪術である 太陽の塔とクレイジーキャメル | りんぷーの …ひとりごと

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大阪と神戸に行ってきました

 

’70大阪万博は行った記憶がうっすらある様な気がします

爺ちゃん、婆ちゃん、叔父、叔母全員で

万博会場内で撮った当時の家族写真を見た事があって

そんな記憶があるのかもしれません

 

そんな記憶をたどりたくなったのか

2018年から内部公開されるようになって

一度見てみたかった太陽の塔を見てきましたヨ

 

昔の記憶をたどりたくなるなんてもう死にかけの証拠ですネ

( ´,_ゝ`)プッ

 

万博記念公園駅を降りたところから圧倒的な存在感の太陽の塔

作者は言わずと知れた「芸術は爆発だ!」でお馴染みの岡本太郎ですよネ

 

近くでみると更にその存在感が際立ちます

中央の太陽の顔は現在で頂部の金色の顔は未来を表しているそうです

 

背面の黒い太陽の顔は過去

 

内部に入るには前日までに予約が必要で

事前にネット予約を済ませておきました

内部は1Fのみ撮影可能でそれ以上の階は

落下防止の為の肩掛け付きスマホケースを

レンタルすれば撮影可能となるそうです

肩掛け付いていても自前のスマホケースはダメです

そんな事いちいち精査してられないですからね

当然の措置だと思います

なぜ落下防止が必要なのかも内部に入ってよく分かりました

 

ではさっそくイン

今は埋め立てられて無くなっていますが

当時地下にあった第四の顔と言われる

人間の祈りや心の源を表す地底の太陽(太古の太陽)が

映像や照明も併せて再現されています

 

そして先に進むと太陽の塔の内部中心部

生命の樹の根本部分にきました

見上げるとスゴイ光景

 

生命の樹の高さは41mで単細胞からクロマニヨン人まで

33種の生物の進化が表されています

 

当時は階段、スロープ、エスカレーターを乗り継ぎ

生命の進化を流れる様に見ていけたそうですが

現在は階段のみでその進化の様子を体感していけるので

よりじっくり見る事ができます

そしてこの階段のレイアウトとかもすごくないですか

かっこよすぎる

 

哺乳類時代の空間にゴリラがいますがちょっと様子が変です

 

よく見ると顔の皮膚が剥がれて機械の様な内部構造が見えていますネ

これは実際は顔部分が朽ちてしまったそうですが

もっと未来の生物の一部はこうなるかも

との予見のようにも感じて逆にイイ感じに見えます

 

当時は地上30mの部分にあった大屋根に観客を運ぶ為に

地下展示と空中展示を繋ぐ縦通路の役割が太陽の塔にはあったそうです

4基のエスカレーターで右腕部分まで上がってきた人は

5基目のエレベーターがあった右腕を通って大屋根に出たそうです

※写真は非常階段が設置されている左腕内部

 

 

さて次はEXPO’70 パビリオンを見に行きますヨ

太陽の塔でスマホカバーをレンタルすると

エキスポ70では無料でスマホカバーがレンタルできます

なので撮影もできますヨ

 

当時の映像や使用されていたモノや建設に至る資料なんかが

良い雰囲気で展示されています

 

 

別館では初代太陽の顔が展示されています

直径10.6mで亜鉛メッキを施した鋼板に塩化ビニール製フィルムを

貼ったものだそうで劣化の恐れがある為取り外されおり

現在ついているものはステンレス製に塩ビフィルムを貼ったものだそうです

 

当時の会場を再現したジオラマ系のものも多く

こちらは太陽の塔を再現したジオラマですネ

大屋根の部分がよく分かります

スゴイ建造物であり芸術作品なんだなぁと改めて思いますネ

 

こちらは後ろからみた感じ

黒い太陽の塔がカッコイイです

 

パビリオン内では2025年2月28日まで

'70大阪万博ユニホーム・コレクションが開催されてます

 

これです!コレ!

うちの家族が’70大阪万博に行けたのは親父が三菱ディーラーに努めていて

招待券か何かが手に入ったからだと言う様な記憶があります

で、まず最初に行ったのが三菱未来館

多分人の多さに疲れ果てててココしか行ってないんじゃないかなと

いう気がしてます(ノ∀`)

 

 

いや~色々楽しかったなぁ~

太陽の塔を見終えて階段室を通って帰る途中の壁に書かれていた言葉

「芸術は呪術である」

 

 

う~ん、何となくわかるような気がします

何か得たいの知れないものに憑りつかれる感じ

 

 

今度は別の芸術を観に神戸に移動

ひさびさに来ました神戸文化ホール

今度は得体のしれない芸術

「大駱駝艦」の「クレイジーキャメル」です

5年前の神戸文化ホールでは「パラダイス」を観ました

クレイジーキャメル」は奈良公演から2回目ですネ

 

エントランスを埋め尽くす人の多さにビックリ

入場待ちの列は外にまで延びてました

屋外公演と違って芦屋マダム的な小じゃれた方達が多いですネ

 

モネに陶酔するアンニュイな少年が

タイプの違う二人の少女と関わりながら

奇妙な世界に憑り込まれていく

 

金粉ショーと言うのも創世記によくやっていたという話ですし

ある意味舞踏に目覚めた麿赤児の原点の様な作品と解釈しています

 

公演終了後麿さんが出てきてくれました

握手待ちの列ができてましたやっぱ大人気です

 

こちらはお嬢様役の鉾久奈緒美さん

人波かき分けてサッと撮らせてもらいましたw

 

谷口美咲子さんは凱旋公演ですネ

ご友人たちに囲まれながら観客とも気軽に談笑されてましたヨ

 

 

 

はぁ~、中身の濃い二日間を過ごしました

もう頭がくらくらするw

 

おいしい名物も食べたし

満足、満足

 

牛すじ肉とこんにゃくを甘辛く煮込んだ

神戸の名物ぼっかけを掛けたぼっかけ焼きそば

※一番屋

 

神戸の中華そば

※もっこす総本店