「紫金園」にてお茶三昧
日本からのお友達と、「紫金園」にお邪魔しました。
事前にお邪魔する旨を連絡をしておいたところ、
お店は、お迎えの準備を完全にして待っていてくださいました。
お店にある、2つのテーブルには、お茶のセットが素敵にされていました。
今日は、なんと、
7種類の茶葉を飲ませてくださいました。
空腹には、悪いわよと、台湾の名産、「パイナップルケーキ」も用意してくださいました。
飲ませていただいたお茶
・阿里山明前金萓茶
・阿里山穀雨烏龍(摘んでから4日目に製茶したお茶)
・阿里山穀雨烏龍(摘んでから6日目に製茶したお茶)
・阿里山緑茶
・阿里山紅茶
・阿里山緑茶のティーパック
・阿里山鐡道烏龍
全てが阿里山で栽培された同じお茶ですが、こんなにも全ての茶葉の味が異なっているなんて!
本当にお茶って不思議です。
ちなみに私の一番のお気に入りは、阿里山穀雨烏龍(6日目の製茶)で、
私のお友達のお気に入りは阿里山緑茶でした。
友達も私もとっても幸せな時間を過ごさせていただきました。
太平猴魁の製造工程
この珍しい形の太平猴魁の茶葉。
どうやって作られるか、初めて見たときから、不思議でした。
この茶葉の製造工程をまさか見ることが出来るなんて本当に夢のような経験です。
この村では、太平猴魁の茶葉を一枚一枚手作りで丁寧に作られていました。
摘まれた茶葉は、この機械↓で殺青の工程を踏みます。
この機械↓で押し平らにしていきます。
↓乾燥の工程をまずはこの機械にて行い、
(一番下から、徐々に上の段に揚げて乾燥の工程をつみます。下からの火は炭)
↓茶葉の状態により、このザルのような乾燥機で最終の乾燥を行います。
(上に茶葉を並べ下から炭で火を炊きます)
全ての工程は約8人で、一日かけて製造しても約2Kgの茶葉しか生産できないとの事です。
本当に貴重で大切に守られている茶葉です。
太平猴魁の産地に行って来ました
先週の水曜日から昨日まで、5日間、中国大陸の上海を基点にいくつかの茶の産地をめぐってまいりました。
旅は、私の大好きなお茶の一つ、太平猴魁の産地から始まりました。
初めて太平猴魁の茶葉を見たときとっても感激しました。
茶葉の外看、色、滋味・・・全てが始めての感激!
この、大好きな茶の産地に行く事が出来るだけでも感激いっぱいです。
まずは、茶園さんのお店にてとても貴重な太平猴魁を頂きました。
聞くところによりますと、大変極上の茶葉で、国の贈り物としても他国に送る際に使われる茶葉のようです。
茶葉の色、形全てが素晴らしかったです。
この茶葉、もちろんみんなチャトル(中国茶用水筒)にいれて貰ってお持ち帰りしました
お茶を頂いた部屋には、このような中国書道がたくさん飾ってありました。
なんとも、趣のある字です。
明日は、太平猴魁の産地の紹介を致します。
そして、今日は日本からお友達が台湾に来てくれたので、
台湾の様々な様子も合わせてご紹介していきます。