EXモデル 1/1700ミネルバの塗装・製作 【ガンダムSEED DESTINY】 | ニート株式会社のレンタルニート

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製作代行依頼品として受け付けたEXモデル1/1700ミネルバです。

 

ガンダムシリーズの劇中に登場する戦艦や戦闘機など、モビルスーツ以外のマニアックなメカが立体化しているこのシリーズ。

 

自分としてはEXモデルを作るのは今回が初めて。

 

 

サイズは意外と小さめで、色分けはほとんどなされていないという事前情報をもとに臨みました。

 

 

「戦艦」といってもスケールモデルでよくある艦船模型の標準的なサイズは1/700だから、1/1700だと縮尺的にはだいぶ小さいということになる。

 

細かな塗分けが必要になりそうだ。

 

 

組み立て開始

 

パーツ数はそう多くなく、HGキット程度。

色分けは全然ないが造形は良いようです。

 

 

パチ組状態。さすがにこれだけだと全然再現度もないので、やはり自分で塗装することを前提とした上級者向けキットという感じですね。

 

 

パッケージの作例を見ながら色分けをよく確かめてみると、後部の小さい翼やハッチまわりは丁寧に塗り分ける必要があり、このあたりのマスキング作業になかなかの時間を要しました。

 

 

ちょっとミゾ彫りが甘いかなーと思う部分は何か所かタガネで彫りなおしました。

 

色の境界線がモールドになってる部分はマスキングテープをズレなく貼る都合とか、スミ入れでハッキリと強調する都合とかでなるべく彫りなおしておいたほうがいいですね。

 

 

細かな塗分け作業をしたあと。

 

前方のオレンジイエローの入った部分の窓枠みたいなグレーはとても塗分けが大変だったので手法を変えてやり直すこと数回。

 

最終的な方法としては、

オレンジイエローをエアブラシで塗る

窓枠の直線部分のグレーを数本ずつマスキングテープの隙間から塗装する(エナメル塗料をエアブラシで)

窓枠中心部の楕円形のグレーを筆で塗る

 

というような方法にしました。

 

 

別の方法もとってみたけど、こんな細かな直線をビシッと引くのはエナメル塗料の筆塗りと拭き取りとかではかなり難しい。

 

 

そしてちょっとしたおまけのようなパーツである1/1700モビルスーツ3種。

 

 

全長約1cm、指先の爪の大きさぐらいしかないこのミニフィギュアを塗分けるのはとても難しい。

 

それぞれのベース色となる白やグレーをラッカーでエアブラシ塗装した後、エナメル塗料の筆塗りでちょっとずつ塗り分けました。

 

極細の筆を使っても難しいのでこれはルーペとか顕微鏡が必要そうなレベルです。

 

 

 

完成図

 

スミ入れやつや消し塗装まで終えた完成形がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタパルトの網目状モールドはスミ入れ用ガンダムマーカーの拭き取りタイプを使用しました。

 

ラッカー、エナメルと重ね塗りした上からではいつものエナメル塗料でスミ入れ&拭き取りの手法は使えないので、エナメル塗料で塗装した面の上にスミ入れする場合はこのやり方が結構お手軽です。

 

そのほか、キットのミゾ彫りが甘い部分はどうしてもエナメル塗料でスミ入れしたあとの拭き取り作業で拭き取りすぎてほぼ消えてしまう場合があるのですが、このガンダムマーカー拭き取りタイプで消えすぎた部分を補修するという方法は結構役立ちました。

 

 

 

細かな塗分けをしたモビルスーツ3種。

こうして背負いものまで付けてつや消しまで終えてみるとしっかり特徴が出てかなり完成度が高いように見える。

 

 

ジーっと目を凝らしてみると塗分けがガタガタだったりするけど意外と気にならないものです。

 

こういうのを正確に塗り分けてしまう超絶技巧を持った人もいるが、普通の人間業ではこのぐらいが限界でしょう。

 

 

それぞれの足裏には透明プラ板というか小物家電製品の透明プラスチック外装を四角く切って貼り付け、自立できるようにしました。

 

 

こんなの上手くやれる自信が全然なかったけど完成してみるとなかなか満足の出来です。

 

 

 

EXモデル1/1700ミネルバでした。

 

通常のガンプラとはまた違った作業。

気軽に買ってしまうキャラクターモデルだけど、こういった上級者向けキットを丁寧に作るのはなかなか難しいものです。

 

そんなときニート株式会社のプラモデル製作代行へ連絡を。

 

 

ニート株式会社のプラモデル製作代行