2022秋アニメ備忘録①DIY・しっぽな など | コアラのブログ

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アニメまとめ・好きなこと

みなさまこんにちは^^

秋アニメのまとめ的な記事となります。

3~4回続くと思いますのでよろしくお願いします。

なお、記事の順序はランキングではありません。

ネタバレすると単なる録画順ですね。

ちなみに、この記事で特におすすめなのは、DIYとしっぽなとなっております。

では、行ってみましょう。

 

もくじ

  1. Do It Yourself!!
  2. SPY×FAMILY 後半クール
  3. うたわれるもの 二人の白皇
  4. うちの師匠はしっぽがない

 

 

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

ヒロインたちが今までにない新しい趣味の部活を楽しむ作品があります。

その代表格は「ゆるキャン△」。

いわゆる、ちょっとだけ非日常系ですね。

本作もそのカテゴリーに入る作品といえます。

手作業で物作りをする作品なら「やくならマグカップも」が思い出されます。

そういった作品につらなる本作はキャラデザ・作画・シナリオとも優秀な作品に仕上がっています。

「女子高生×工具=ものづくり」がキャッチコピー。

どなた様にも安心してご覧いただけるおもしろい作品です。

部長と主人公だけだったDIY部にたくみん・ジョブ子・しーが加入し、個性も国際色も豊かなメンバーが揃いました。

準メンバーの幼なじみ・ぷりんも何かと手伝ってくれます。

ツリーハウスを作ることにしたDIY部。

素材集めや資金集めのために楽しく活動していきます。

主人公のせるふは少し不器用ですががんばる姿勢がいいですね。

でもせるふが作ったペットの家はゆがんでしまい、部員みんなで作ることに。

得意なことをすればいいという部長やぷりんがやさしいです。

翌朝もスマイルのせるふなのでした。

ツリーハウスの制作過程を絵と音楽で表現。

なんてことはないストーリーなんだけど、絵で語らせるからほんとうに楽しく視聴できます。

OP・EDもキャラソンで親しめますし、耳に優しい楽曲で何度も聴きました。

主人公のせるふがいつも自然体なのもいいですね。

DIYとは「どんなときも・いつまでも・ゆうじょう」

なるほどなぁ。

ホントにこういうのでいいんだよ、と思います。

他作品が殺伐としすぎなので。

せるふとぷりんのシーンを尺を取って描きます。

最終話では思い出のベンチをよみがえらせました。

市ノ瀬さんの演技が上手になったなと感じます。

ほんとうに良い演技でした。

実にいい作品です。

 

 

 

SPY×FAMILY 後半クール

決してつまらなくはないんですが、前半クールほどのワクワクやビックリがありません。

OPもEDもおしゃれな作りなのですが、一度しか観ていません。

ギャグ作品でもあるはずなのに、笑いのセンスがイマイチだと感じられることが多いです。

それにスパイ活動も、アクションシーンの作画は素晴らしいものの、すごい技が出るわけでもなく驚きがまったくありません。

敵はマヌケなやつが多く、味方も能力的にあやしいでしょう。

なにしろ、ヨルの正体がまだバレていないのですから。

主人公の協力者としてエージェント夜帷(とばり)登場。

CVは佐倉さん(あやねる)

上手いし、おもしろいです。

サービス過剰な一人相撲が笑えます。

新ミッションの説明にあやねるの高度なナレーション技術をみました(10話)

後半クールのアーニャ名言

「アーニャ、このはは、だんこ・きょ・ひ」

 

 

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うたわれるもの 二人の白皇

 

18話まで、帝都を奪還する戦いが描かれ、19話からが驚きの最終章となります。

正当な後継者アンジュ姫を旗印に周辺諸国と連合軍を組織し、帝都に進軍します。

剣と魔法で戦うファンタジーバトルです。

主人公はアクルカという仮面の力で、巨大怪獣へと変身することもできます。

多彩な登場人物と力を合わせて戦い抜く、RPGの要素もあるわけです。

主人公パーティーといってもいいぐらいぞろぞろと引き連れていきます。

各キャラの得意分野にスポットが当たるような戦闘シーンは面白く感じました。

帝国軍と連合軍の戦いは大規模なものになるにつれ、作画が厳しいことになります。

本作は健闘した方だと思いますが、平面的になったり、力尽きたようになったりしてました。

構図が甘く、何が何だかわからないシーンもちらほら。

シナリオも唐突に動く感じがあり、主人公の親友マロロとの別れも盛り上がらなかったのは残念。

アンジュ姫の復権後、本作の真の世界観が提示され、驚かされました。

詳しくは本編でご覧いただきたいのですが、一言でいえば「滅亡と改造」でした。

作画も回復し、見せ場も用意されておりますので楽しめるかもしれません。

 

 

 

 

うちの師匠はしっぽがない

ファンタジー要素も取り入れつつ、上方落語を題材に、主人公まめだの成長を描く物語です。

略称は「しっぽな」

化け術を極めようと都会に出てきたまめだぬきのまめだでしたが、文狐師匠の落語にときめいてしまいます。

弟子入りを志願して師匠の家に押しかけますが、見つかって燃やされそうになったりします。

師匠の正体も何ものかが人間に化けているのです。

まめだの動きとMAOさんの演技がかわいいです。

制作はライデンフィルム。

代表作は「よふかしのうた」「裏世界ピクニック」など。

OP・EDも感じがいいですね。

キャラデザもよく、寄席の裏方にも光をあてるなど好感がもてるでしょう。

本作の良い点は上方落語をまじめに取り扱っていること。

落語が本格的にドラマに組み込まれています。

それだけでなく、後アバンの「しっぽなのしっぽ」コーナーで話中に登場した落語の解説をしてくれます。

とてもよい企画だったと思いますね。

おかげで落語シーンを中心に見直したりしました。

落語のシーンでは文狐師匠CVの山村さんを始めみなさんがんばってましたね。

とてもいい作品に仕上がっていると思います。

もう一つは、ファンタジー要素を効果的に使ったこと

特に感心したのは、5話で裏方さんのピンチを助けようとまめだが「あるもの」に化けたシーン。

また、7話では高位の存在も現れます。

落語を聴かせて笑わせようとまめだたちが奮闘します。

どなた様にもぜひご覧いただきたいおもしろい作品です。

その他にも、文狐師匠とまめだの師弟関係や、先代大黒亭と入門当時の文狐など奥深いドラマになっていきます。

見どころ多数で楽しめると思います。

江戸落語を題材にした名作「昭和元禄落語心中」に主演した石田さんも好演。

石田さん演じる落語シーンでは息を呑みました(12話)

最終話では、先代・文狐・まめだと大黒亭三代のドラマがハッピーエンドで結ばれます。

オールスターキャストでの立ち回りもあり、落語を通じての和解もありで、楽しい最終回となります。

文狐師匠を演じた山村さんの演技が際立っていました。

次の大役につながりそうな名演といってもいい出来ばえでした。

 

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