問題解決まで長すぎる
こんにちは
2022年に、ヘーベルハウスで家を建てたRenです。
自己紹介はこちらをどうぞ。
我が家は2022年11月上旬に引渡されました。
ヘーベルハウスでは一年点検の時期ですが、新築時に起きた問題がまだ解決されておらず、一年点検は延期になっています。
去年の今頃は、一年後も問題対応してるとは、思いもしなかったなぁ…
旭化成ホームズと1年、問題解決対応をして、遅い理由が主に2つあることが分かりました。
1つ目は前回書いた、問題を問題と認め、修正対応を開始するまでが長いことです。
しかし、問題を問題と認めても、新しい壁が立ちはだかります。
今回は、私がもっと驚いた2つ目の理由、旭化成ホームズの『社内ルール』です
②問題は1回に1つしか対応できない
問題を解決するには、簡単にステップを書くと
- 対応策(場合によって代替策)を検討し、決める
- 必要な資材を発注する(2週間-1ヶ月程度)
- 施工業者を手配し、実際に施工する
となります。
PMBOKのようなプロジェクト管理で考えると、RCI: 根本問題調査など、上記には抜けているステップがあります。
しかし、旭化成ホームズがやっているのかも分かりませんし、施主には何ら情報も来ないので、省いています。
旭化成ホームズの社内ルールだそうですが、問題は1回に1つ、しか対応できません。
全社ルールなのか、東京ルールなのかは知りませんが、アフターサービス課の課長に何度も言われているので、確固なルールなのでしょう。
我が家の場合、問題が4つありましたが、同時に複数の対応はできない、ということです。
この「同時に」というのは、問題①の3施工完了まで終わらないと、次の問題②の1対応策の検討が始められない、ということです。
ステップ2資材の発注期間は待ち時間ですし、3の施工は工務店が行うわけですが、その期間も他の問題の話は受け付けてもらえません。
なので、どんどん時間を喰います
私はPMP®︎(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)で、仕事でプロジェクト管理をしており、様々なスポンサーと働いています。
外資系のスポンサーが多いからかも知れませんが、ここまで問題解決を先送り、さらに先送りにする企業はかなり珍しいです。
プロジェクト管理のプロでも嫌になりますから、こういう仕事をしていない施主さんは、途中で諦めたり、妥協したりしてしまうだろうなと思います