映画「バンクーバーの朝日」(1)

 

映画「バンクーバーの朝日」(2)

 

映画「バンクーバーの朝日」(3)

 

 

つづきです。

 


 

 

ラストシーンは
強制収容所に向かう汽車が出発する所。

 


別の汽車に乗ったロイの姿を

レジーがみつけて 駆け寄って


なんて声をかけようか… 

 

少しためらった後に 

 

 

「また 野球 やろうな」 

 

と ひと言。

 

 

 

互いに微笑みながら 

 

汽車は出発…

 

 

 

その後 2人が再会出来たのか 

 

それもわかりません。 

 

 

 

 

 

この最後のレジーのひと言には 

伏線がありました。

 

 

以前 白人に馬鹿にされ 

試合に勝てない悔しさ 

たくさんの理不尽な出来事

 

ありとあらゆる生活苦にさいなまれていた渦中 

もう野球を諦めようとしたロイに 

レジーが


「俺はやっぱり野球が好きだ。

 野球をするためなら俺はなんだってするよ。」

 

そう言って 

 

ロイに復帰を決意させたシーンがあったのです。

 

 

 

その時は

まったくもって最悪な現実だった

(と2人は思っていた)

 


でも これから収容所に向かう 

今から見たら

 

 

野球が出来る

 

白人も日本人も 

同じ場で一緒になって応援出来る


毎日苦しいながらも 

仕事があって 生活も出来ていた 

 


そんなあの頃は

実はものすごく幸せだったんだ

 

 

これからはもっと

苦しいことがあるかもしれない

 

 

でも あれだけのことを耐えてきたのだから 

俺たちは大丈夫

 

 

どんなことも幸せにしてみせる

 


また野球をするためなら 

俺はこれからもなんだってするよ

 


その時を信じて 

お互いがんばろうな

 

 

 

  

 

 

 

「また 野球 やろうな」

 

 

そのひと言には 

これからの先が見えない 

自分 と ロイ 

 

 

そして 

同じ戦渦の時代を生き抜こうとしている人々へ

 

人生へのエールがこめられていたのだろう

 

 

と感じました。

 

 

 

あの時代を生きた方々は 

きっと そんな風に 

互いに心の中でエールを送り合って

生きていたのだろうな 

 

って。



 

つづく

 

 

映画「バンクーバーの朝日」(5)

 

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 紫3 

Partnerships & Alliances 提携と協調

 

信頼 助け合い 心の絆 同志

 

人(集団)との関係は 目に見えない 

信頼や思いやりの気持ちがとても大切です

 

目に見える条件や表面的なことに囚われず

その人の向こう側にある真の心の部分を見つめ

自らも真心を差し出しましょう

 

心で結ばれた絆は最強です

 

「あなたを信じています」

と心から思える関係性を

お互いに 手を差し出し 手を取り合い

創り上げていってくださいね

 

 

~ たまゆら占いより ~