こんにちは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
続きです。
まず息子に話したのは
「私が思った浮気について」
私は夫の浮気を１５年程許せなかった訳だけど
「浮気」とひと言で言っても
許せない＝怒り・哀しみ
と感じる部分は
人によって違うんじゃないかと思ったの。
私が見聞きした浮気についての記事や証言では
”夫が浮気をした妻は相手の女性に怒りを覚える”
というパターンが多かったのね。
でも 私は自分でも不思議だったのだけど
浮気に対する怒りは夫に向けられていて
相手の女性に対してどうこう思う気持ちは
ほぼなかったのよね。
発覚直後
夫は私に謝り
やり直すことになり
夫が家庭の方を向いてくれているのはわかってた。
でも
「許せない 怒り・哀しみ」
の思いは残っていて…
「私の両親にもけじめをつけてほしい」
という約束も少し時間はかかったものの
夫は私の両親に頭を下げて果たしてくれた
なのに！
それでも私はずっと許せなかったんだよね。
夫は誠実に接してくれているのに
約束通り 私の両親にも謝ってくれたのに
なぜ 自分は許せないんだろう？
どうして こんなにわだかまってるの！？
それが自分でわからなくて
辛かった。
自分の心をじっくり見つめることもしてみたけれど
結局 納得するような答えは出せず。
その心境のまま
2012年に私が１人で家を出て 別居。
別居後も夫は私に
何かとお金やプレゼントをくれたのだけど
それでも私の気持ちは頑ななまま変わらなかった。
でも その後
2013年～2015年の間に
息子はてんかん発作で５回救急搬送され
その他 息子が体調不良の時も
夫が全面的に息子を看て世話をして
2015年～２年間は
娘の高校で夫はPTA会長を務める
などという
夫が子供たちに関わるという状況が起きるにつれて
私の気持ちは自然にどんどん緩んでいった。
つまり 私は
「妻として私のことを見る」よりも
「父親として子供のことを見る」
という点で夫を許せなかったんだ
と この時になって初めて腑に落ちたのね。
あの時
頭痛や腹痛で苦しんでいる息子のことを
夫に親として見てほしかった
子供の世話を母親の私だけが関わるのではなく
父親として協力してほしかった
一緒に乗り越えたかった
これが私の望みだったんだと。
（この望みは私の父が自営業でいつも家にいて
常に私たち兄妹のことに関わってくれていた
という家庭環境があったこと
対して
夫の家庭環境は義父が単身赴任で長期留守など
全く違っていたことが影響していると思います）
当時 怒りや哀しみを感じることを避け
感情を麻痺させていた私が
この望みに気づくはずがなかった。
何に怒っていて
何が哀しいのか
そんな自分の気持ちを見ることなんてなく
「あなたが悪い！」
と夫のせいにし
「普通 気づくでしょ！」
と攻撃をしていたわけで。
責めることは簡単
でも それじゃあ
お互い何も伝わらない
責め合うだけでは
なんの解決にもならないし
自分の怒りや哀しみの気持ちをよく見て
それを具体的に伝えないと！
なんだよね。
息子は夫に対して
「確かに自分の気持ちを伝えるってしてないかもな」
と言っていた。
そう 言いにくいもんね。
それは自分の弱さを認める言葉だから。
「一人じゃ無理だから助けて」
「出来ないから一緒に手伝って」
「そうしてもらえないと哀しい」
なんて
そんな気持ち気づいてなかったし
たとえわかっていたとしても
頑なになっていたから
ママは言えなかったもん。
それから
パパとママでは伝え方が違うんだよね。
どちらかというと
パパはお金やプレゼントなどという
「物」で伝えたいと思う人。
ママは「言葉」で
思いを伝えることが大切だと思う人。
だから
パパがお金をくれたけれど
メッセージが何もついてなくて
そのお金を突き返そうと思ったこともあったんだよ。
お金が無くなる経験をして
お金の有難みも身に沁みてわかったし
お金やプレゼントに込められたパパの気持ちも今は感じてる。
そうやって
それまでわからなかったり
気づけなかったことを知っていくこと
価値観とか思いとか
人それぞれ違う所があると認めていくことが
「人間の器が大きくなる」
ってことだとママは思うんだよね。
それから息子に
「人間の器が大きくなる」を図解して説明しました。
～ つづく ～
あたちは市販のネコグッズではあそびましぇーん
ネコもそれぞれでちゅ
Communication Is Key コミュニケーションが鍵です
伝える 明確に 相手の立場
人との関係でうまく行かない時は
お互いの気持ちの伝え合いがうまく行ってない時
察したり気遣ったりというアバウトな伝え方だったり
相手の気持ちの理解不足が考えられます
もし 滞りやすれ違いを感じるのなら
まずあなたから 明確に意思や意図を伝えましょう
そして その人の立場になって考えてみましょう
誠実に心をこめて伝えれば 大丈夫きっと伝わります
～ たまゆら占いより ～
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