今回も前世療法を学んで

自身が受けて、または提供して

気が付いたことを書きたいと思います。

 

 

 

 

ヒプノセラピーの前世療法では

セラピーはすべて

ご本人の口から発される言葉に沿って

進められていきます。

 

 

「ああ、あなたの前世はヨーロッパで苦労した貴族でしたね」

 

 

たとえばそのようにセラピストが言うことはありません。

 

 

たとえばそのような形で、見える方や感じる方、

または占いのような技術を生かして読める方に

「見てもらう」という体験とは

大きく異なっています。

 

 

誰かからの言葉が

その時まさにドンピシャで必要なメッセージとなって

自分の中に受け取られていく

 

という体験も

それはエキサイティングなものです。

 

(わたしはカードリーディングの動画を見るのが大好きです)

 

 

 

ただ前世療法は、そのような体験とは違います。

 

ある種、実はその対極にある

と言ってもいいかもしれません。

 

 

ヒプノセラピーのセラピスト養成講座では

徹底的にセラピスト側の「判断」を排除することを学びます。

 

 

・・

 

 

前世の世界へ足を着けて…

 

今、お城のようなところにいます…

赤いワンピースを着ていて…

金髪のカールした肩くらいの髪で…

青い目で…

 

とお話してくれているクライアントさんを前にして

 

ああ、ではあなたはヨーロッパの貴族のお嬢さんなんですね

 

というような相槌をセラピストが打つことは

決してありません。

 

 

たとえワンピースを着ていても

 

男性か、女性か

 

それさえ、クライアントさんに確認するまで

セラピストが判断することはしません。

 

 

 

あなたは女性ですか?男性ですか?

 

 

たとえばそのように、

セラピストは様々な質問をしながら

クライアントさんが今見ている(または感じている)情景を

より鮮やかにしていくお手伝いをするのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

クライアントとして前世療法を受けている時

 

常に問われることがあります。

 

 

それは

 

 

あなたは

今あなたが見ている(または感じている)

“それ”を

信じますか?

 

 

 

常に常に、一言一言

自分の中でそのような問いが起こり

 

「信じる」か「信じないか」の選択が行われます。

 

 

そこでまず問われているのは

前世療法やセラピストに対する信頼ではなく

前世そのものへの信頼でもなく

それ以前のもっと根本的なこと

 

 

「自己信頼」です。

 

 

 

 

理由はない。

根拠もない。

 

第三者に見せて同意してもらえるような

客観的事実ももちろん、ない。

 

言い訳もできないし、

説明だってできない。

 

 

ただなんとなく、そんな気がする。

ただなんとなく、そんなイメージが浮かぶ。

 

 

それを言葉として口に出して、外の世界に表す。

 

その行為には

ただあるがままを受容する

根本的な「自己信頼」が起こるのです。

 

 

 

 

たとえば前世療法で思い出す前世には、

とても異性にモテて、

人気があった人物が出てくることもあるでしょう。

 

 

その姿が、今の自分とはずいぶんかけ離れて感じられた時に

たとえば今の自分が恋愛で散々な結果ばかり経験していたとしたら、

 

そのような前世を見ていることに対して

 

「恥かしい」

 

という感情が出てくるかもしれません。

 

 

もしくは

「おこがましい」とか

「これはただの願望じゃないか」とか。

 

 

そのように思った時、

 

わたしは、あるいはあなたは

 

問われています。

 

 

あなたは“それ”を信じるのか。

あなたは”あなたが見たもの”を信じるのか。

 

つまり

 

あなたは”あなた”を信じるのか。

 

 

この時、信じるのかと問われているのは

「それが本当に自分の前世だったかどうか」ではありません。

 

 

「あなたがたしかにそのイメージを感じたということ」

 

 

あなたが感じたという事実を、信じるかどうかを問われているのです。

 

 

・・

 

 

セラピーは常に、クライアントさんの口から発される言葉に沿って

進められていきます。

 

セラピストは、

クライアントさんが口にした言葉を信じて

その言葉を頼りに

次の質問を投げかけます。

 

 

クライアント側のわたしあるいはあなたが

感じたことのごく一部しか口にしなければ、

もしくは特定の部分をごまかして飲み込んでしまえば

 

そこから広がるかもしれなかった鮮やかな情景には

たどり着くことはできません。

 

 

わたしあるいはあなたのかわりに

セラピストが何か重要なことを伝えることはないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこれは、実はセラピーに限った話ではないと感じました。

 

 

わたしたちは日々多くの時間を過ごし

多くの感情や感覚を得ています。

 

 

なんとなく好き

なんとなくこっちがいい

 

なんとなく苦手

なんとなくやめておきたい

 

 

そしてそのように

理由もなく、根拠もなく、

 

第三者に見せて同意してもらえるような客観的事実もなく

 

言い訳もできないし、

説明だってできない。

 

 

だけど感じる。

 

 

その感覚を否定せずにそのまま受け入れることが

そのまま信じると決めることが

 

その小さな一つ一つの積み重ねが

やがてたしかな「自己信頼」として根を張っていく。

 

 

そう感じます。

 

 

 

 

前世療法では、その一つ一つの積み重ねが

わかりやすい形で目の前にあらわれて

わかりやすい形でチャレンジすることができて

 

そしてどのくらいできたかが自身の体感として明らかに感じられる。

 

そのような練習の場にもなるように思います。

 

 

そして、もし自分の中からあらわれた言葉やイメージから

癒しや気づきを得られたなら

 

その時は、より深い自己信頼を感じることが

できるのです。

 

 

 

・・・

 

 

💫本日も読んでくださりありがとうございます💫

 

あなたの人生も、あなた自身も、光であり神々しく愛しい

どのような道のりであっても

たとえば被害や、または加害のように見えることであっても

すべては光のあらわれであると、わたしは知っています

 

 

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①→https://ameblo.jp/reikoyamazumi/entry-12847625871.html

 

前世療法講座シリーズ🦄

前編→https://ameblo.jp/reikoyamazumi/entry-12853858643.html

 

 

奈良、神様と出会った旅~天河神社編🐲

①→https://ameblo.jp/reikoyamazumi/entry-12849680030.html

 

 

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