奈良の旅のお話は1話お休み。


今日は『暗示』について書いてみます。

3月末に受講した西田普さんのヒプノセラピー基礎講座では、
顕在意識と潜在意識のことや、催眠について丁寧に学びますが、
後半には催眠療法の一種である「暗示療法」を実際に体験します。

ある一定の期間に達成したい事柄を自分で決めて、
自ら暗示文を作成します。

あまりにもハードルが高いもの、
自分がそれを達成することを想像できないものは、
暗示療法の対象として適切ではありません。

自分がそれを達成することを信じられる題材を選びます。


このヒプノセラピー基礎講座には
大切なキーワードがいくつかあるのですが、
その中のひとつに

「すべての催眠は自己催眠」

というものがあります。

“催眠”というと
「誰かに強制的にかけられる」
というイメージを持つ方がいるかもしれません。

しかし、わたしたち人間の一人一人が持つ自立した力は、実はそんなにやわではありません。


誰もが、自身に起こるあらゆる出来事に対して、深層では許可を出している。


ということを聞いたことがあります。


「あなたが許可を出していなければ、
そのことは起こり得ない」*


そうだとしたら、
すべての催眠は、催眠にかかることを本人が許可している。
すべての催眠は自己催眠なのです。


*注釈
このときの「あなた」は、わたしが今「わたし」と認識しているこの小さなわたしではなくて、
わたしが今は「わたし」と認識できない大きなわたしであるかもしれません。

だから、決して「何もかもあなたの責任だ」とあなたを責めているわけではありません。

**



わたしは昔から夜型の人間で、
朝は弱く、
夜にはめっぽう強く、
夜遅くなればなるほど元気が出るようなタイプでした。

仕事が終わったあと、家に帰って、
それはだいたいは夜8時から9時の間なのですが、
わたしは一人暮らしなので誰かに夕飯を作ったり、たまった洗濯をしたりする必要はなく、
夕飯も調理が不要な軽いものしか食べないので、

時間はたっぷりではないけれど、まあそれなりにはある。

だけど、夜すぐに眠ってしまうのがもったいないので、
だいたいYouTubeを見て、
のんびりお風呂に入って、

そうしているとベッドに入るのはたいてい0時30分頃で、
眠りにつくのは1時を過ぎます。

翌朝も仕事があれば遅くとも6時30分には起きないといけないので、
つまりそう、年中寝不足なんです。

眠るのは好きなので、本当なら何時間だって眠っていたい。

それらを合わせた結果、
休みの日はほとんど出掛けることなく、午後まで眠ることになります。

本当に、一年を通して友人と会うのは1回か2回、洋服も靴も全部いつものお店でオンラインで買って、
食べに行きたいお店もないし、
出掛けたいエンターテイメントもない。
美術展にも行かなくなってずいぶん経ちました。

わたしの休みに午前中はない。

そんなことを笑い話によく言っていました。


今回の暗示療法の体験でわたしが選んだ題材は、この「寝不足」でした。

休みの日に出掛けられるような元気を取り戻したいと思ったのです


・・・


少々長くなりましたので、続きは明日。


・・・


💤今日も読んでくださりありがとうございます💤


シリーズもの
あるひとつの前世(ビリー)シリーズ🌿

奈良、神様と出会った旅~天河神社編🐲


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不安が消えないときは(カードからのメッセージ)🔮