少年は大事なものを得る。

乱歩は三田村巡査の車で見知らぬ場所へと連れられる。

三田村は犯罪組織と思される「V」のメンバーだった。

そして本当の狙いであった紳士を捕えるため、

劇自体が大掛かりな罠であったのだ。

福沢は乱歩の行き先を知るべく、彼の元へ向かう。

大義や正義のために人を殺す組織「V」。

行き着く先はテロリスト、もしくは。


この時から「あの人」が黒幕としていたんですねえ。

あの人の大物感はほんとすごい。


そして今回は叱られて泣いちゃう乱歩さんが

めっちゃ可愛かったです。

嫌わないでほしい、失望しないでほしい、

離れないでほしい大人にやっと会えたんですね。

福沢先生は新米パパさんのようでしたw


なるほど、乱歩さんの社長至上主義はここから

始まったんだなあ・・・。


この3つのエピソードで、

こちらも福沢先生大好きになりました。

自分をたいせつにしないことを怒り、

苦悩しながら誰かのために自分の正義を

覆すこともできる。

よき上司です。


そして国の全てを知る夏目漱石先生・・・

立ち位置はどこまで上なんだろう・・・。


そして三田村は文豪じゃなかったのか。


謎を残しつつ、潰すべきものは潰して、と。

物語は現代に。


改めて新章・スタートです。


次回 41話 完璧な殺人と殺人者(其の一)


次は読書。

スーザン・クーパー著

「闇の戦い2 みどりの妖婆」の感想です。


【文豪ストレイドッグス 過去感想】

4期

1〜3期の感想はこちらのページより。