翼ちゃん家を見て…
その狂った実態を見て取り乱してしまう。
憔悴して帰宅し、月火に縋り付いた。
そしてゴールデンウィークの中日を過ぎて
再び塾校舎跡に行くと、傷だらけの忍野がいた。
色んな意味で翼ちゃんのヤバさが浮き彫りにな離ました。
それなりの一戸建ての片隅で文字通り
存在を放置されて暮らす家、
病的なまでの「正しさ」に従われた行動理念。
そこに現れた怪異とのつながり。
暦君は翼ちゃんが「恋ではない」掛け替えのない存在であることを思い知り、
彼女のためにも自分のためにも
関わり合いになることはできない問題に
首を突っ込む決意をする。
そこが暦君のかっこいいところですが。
忍野さんの障り猫の語りも面白い。
翼ちゃんがどこまでも異常で特別であることが
強調されて、ちょっと恐怖まで感じます。
そしてそんな翼ちゃんの深淵に
暦君は真っ向から対峙。
彼なりの翼ちゃんへの答えが
次回明らかになりそうです。
おそらく血みどろで…。
次回 つばさファミリー 其ノ肆
【物語シリーズ 過去感想】