まだ羽川翼しかいなかったころの話。
高校三年生のゴールデンウィークが始まった日。
ややアグレッシブに起こされた暦は、
月火に恋をしているのではないかという疑問を
払拭してもらい、エロ本を買いに本屋へ。
そこで唯一の友人であり気になる相手の羽川に会うが
その頬には不似合いな絆創膏が…。
タイトルロールより語りまくった月火ちゃんのおかげで
翼ちゃんが好きという後の翼ちゃんにとって絶好のチャンスな
疑いが晴らされてしまったあと。
彼女の恐るべき家族事情が明らかになる。
…というよりその話から感じられる
彼女の「気持ち悪い」ほどの異常な正しさが。
「友人として素直に気持ち悪かった」という
言葉が翼ちゃんの重さを実感させられた気がします;
そこを怒涛のセクハラでごまかす阿良々木君。
優しいのだろうけど同じくらい変態だ…。
というわけでいつも通り見事なつかみで
新シリーズ開始です。
次は映画
フェデリカ・ディ・ジャコモ監督
「悪魔祓い、聖なる儀式」の感想です。
物語シリーズ 過去感想は
より。